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ラッキーな俺の韓国軍物語  作者: rumari


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9/14

休日

いくら軍で訓練所とは言え、土日は休みだった。

木金と二日に渡る健康診断の末に、俺は訓練所でのは初めての休日を迎えた。

流石に休日といえ、軍人である限りは統制があるみたいだった。

昼ごはんを食べ終わった俺たちに教官が姿を現した。


「これから宗教活動の調査をする。キリスト教、カトリック教、仏教のうち一つを選んでこの紙に書いて提出しろ!」


教官の指示に俺は来るものが来たかと思った。

俺もこれについては事前知識があった。

韓国軍内での宗教活動は基本的におやつをくれることで有名だった。

それで軍の中では無神論者の人もおやつに釣られて、宗教活動をする人というのはかなりあった。


「…」


俺はしばらく悩んだ。

確かにこの環境においておやつというのは魅力的だ。

訓練兵の身分で給食でおやつが出ない限りは甘みを取れるタイミングはここしかない。

しかし、俺はもう一つの選択肢があるのではと思った。


「教官、宗教活動をしないという選択肢もあり得ますか?」


「もちろん、ある。」


教官はそう言った。

宗教活動に行かないことも出来るらしい。

俺にはそれがもっと魅力的なように見えた。

俺としては一時の快楽よりは一日の平穏が欲しかったのである

普段からのんびり屋だった俺は宗教活動を行かないという選択肢を選んた。

折角の休日くらいは何もしないでいたかったのである。


「おい、お前ら集まれ!」


しばらく、部屋でのんびりしていたところ、教官の声が聞こえてきたのである。

部屋で少しうとうとしていた俺はその声に眠気が消えた。

俺は急いで廊下に飛び出た。


「これはどういうことだ?」


廊下には俺と同じく宗教活動をしないを選択した人たちが集まっていた。

数にして、ざっと20人。

そこそこ数があるなと思った。

俺たちが集まったところを見た教官は口を開いた。


「お前らには給食支援に行ってもらう。」


何だと…?

俺は驚愕するしかなかった。

何もしないというのは何もしないと言う意味ではなかったのか?

俺の計画は教官の気持ち一つであっさりと崩れた。


「昼に10人、夜に10人ってとこかな。ここから、ここまでの人員は今から食堂に向かう!着いてこい!」


こうして、俺の休日は訓練所の同期たちのために費やされた。

この経験から俺は一つのことを気づいた。

外ではわからないけど、軍の中には確かに神があったのである。

宗教活動を選んだ人たちは休憩時間を神によって守られていたのであった。

俺は今度から必ず宗教活動をすることを心の中で誓った。


給食支援が終わって、俺はアイスをもらった。

給食を担当している兵士の人からの差し入れだった。

思わぬ労働の対価は甘かった。

この経験から、私は毎週いろんな宗教のところに顔を出しました。


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