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ラッキーな俺の韓国軍物語  作者: rumari


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特別メニュー

各個戦闘の期間、俺たちは昼ごはんとして特別メニューを出されるという連絡を受けた。

何も娯楽がない環境の中では食事も一つの娯楽になる。

そう言う意味では皆食事時間というものに命を賭けている節があった。

もちろん、俺はそんな空気の外にいたけど、この特別メニューという響きに関しては俺も胸を躍らせずには居られなかった。

今までの特別メニューはアイスクリームとか、市販品のカップラーメンを提供してくれる事もあったのである。

それなら、俺でも楽しめると言う訳だった。


「出来れば市販品の何かこい!」


俺はそう祈りながら食堂へと入って行った。

果たしてどういう食事が出てくるのやらと、胸をドキドキとさせる。

だけど、何も前の人の反応が芳しくなかった。

そして、俺は直ぐにその理由を知る事ができた。

特別メニューと言って昼ごはんとして出されたものは何かの袋だった。

それだけだったら、俺も市販品なんだと、ルンルンとした気持ちになったかも知れない。

だけど、その袋にはミリタリーの縞々模様が描かれていたのである。

そう、それは戦闘食料だった。


それを確認した俺は助教のところを睨んだ。

すると、助教は呑気に何かを駄弁っていた。


「今日はなんで戦闘食料なんだ?」


「俺が聞いた話だと戦闘食料の保存期限が切れそうということで訓練兵に食べさせろって指示を受けたとか…」


「マジ、ないわ。何で俺たちまで…」


という話が聞こえてきた。

俺は貰った戦闘食料の袋を確認した。


「うげ…」


そこにはその日から三日前の日付が書かれていた。

って、保存期間ギリギリどころか、過ぎているじゃん…と思った俺はその袋を片隅へと追いやった。

もちろん、保存料とかで塗れているはずだから、食べても問題はなさそうだった。

だけど、気持ちの問題としては絶対食べたくなかった。

旧式の古い戦闘食料ということもあり、見た目が全然良くなかったのである。


「今日はこれを食べるのも訓練なので絶対に一口は食べること。」


教官の変な命令が下った。

教官たちはこの食拷問をどうしても訓練の一環にしたいらしい。

俺は仕方なくそれを口に入れた。


「!!」


思った通りの味に俺は直ぐにその袋を閉じた。

何というか、詳細は覚えてないけど、兎に角不味かった。

それは俺だけではなかったみたいだ。

周りの人間全員の顔がよくなかった。

普段なら何でも美味い美味いと食う分隊員たちも顔色が青かった。

俺は適当に食事を終わらせて席を立った。

因みにその日の食堂は見た事ないくらい大量の生ごみが溜まっていた。

戦闘食料も美味いものは美味いんですけど、この日出されたあれは旧い物だけあって、クソ不味かったです。

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