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ラッキーな俺の韓国軍物語  作者: rumari


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銃器分解

4周目の射撃訓練に入る前、俺たちは銃器に関する知識を徹底的に教えられることになった。

射撃の理論教育とのこと。

その教育の中には銃器の分解と組み立ても入っていた。

軍ではこの銃器組み立てに異常な愛着があるみたいで、これだけでもほぼ一日を使っていた。


「俺が手本を見せる。ちゃんと見て順番を覚えるように。」


そう言って俺たちの担当助教は初めはゆっくりと銃器を分解して、部位別の名称を教えてくれた。

流石に銃器教育は転生者に任せっきりではないらしい。

次々と慣れた手つきで銃器を分解する助教。

助教の教え方が凄く丁寧で分かりやすかった。

俺はそこで少し怒りを覚えた。


「普段からこんな感じで教えてくれよ…」


流石にそれを本人にいう勇気は無かったので、俺は心の奥底に怒りを秘めた。

そして、二番目の手本の時は彼が本気で組み立てを開始した。

助教は絢爛な手捌きであっという間に銃器の分解と組み立てをして見せたのである。

その時間はたったの40秒。

俺はまるで手品を見せられた気持ちだった。


「お前たちにもこれくらいになってもらうからな。今日内で。」


どうやら、韓国軍の人は皆これが出来るらしい。

俺はそこで少し緊張した。

これは結構無茶な要求に聞こえたけど、別にそんなことはなかった。

むしろ、1分で出来ない方が可笑しいくらいに銃器の構造は簡単だった。

俺は昔から物を分解して組み立てるのが趣味だったので、尚更簡単な課題だった。

俺は数回の挑戦ですぐに課題を達成した。

だけど、それが終わりでは無かった。


「今度は目隠しをしてやってみろ。」


「???」


意味不明な指示が飛んできたのである。

俺は何故そんなことをする必要があるのだと思った。

戦争で銃を暗闇の中で分解するような状況があるとでもいうのか?

余りにも訳のわからない指示だった。

しかし、助教の次の言葉で俺はこれをやるしか無くなった。


「これが出来たら賞点をやろう。」


前回、懲罰を受けた俺たちの分隊としては賞点というのは喉から手が出るくらい欲しい物だったのである。

別に俺はどうでも良かったけど、分隊点数1位を目指している他の分隊員にはいい餌だったようだ。

彼は血眼になって練習を開始した。

俺も仕方なくその流れに乗ることになった。

それから数回の練習を完了して、俺はテストに挑むことにした。

これ以上は上手く出来る自信が無かったのである。

すると、助教は何かを俺に渡してきた。

それはかなりしっかりとした眼帯だった。

変なところで手の込んでいる。

助教は俺たちがずる出来ないように自分の手で俺たちに眼帯を装着させた。

助教は自分が満足が行くまで俺の目を圧迫して来た。

数十秒くらい俺の目元を布で圧迫してから、これくらいで見えないだろうと思ったのか、助教はやっと手を離した。


「よし、やれ。」


助教の指示が聞こえてからのこと。


「…?」


俺は頭を傾げるしかなかった。

割としっかり眼帯をつけたけど、俺には鼻で出来た隙間から普通に手元が見えていた。

一瞬、こんなクソ助教のことだから、言ってやる義理はないと思った。

結果、俺は難なく賞点を取ることに成功した。

この時はみな賞点稼ぎに夢中になってました。

それぞれ色んな思惑があったようですが、俺には関係ない話でしたね。

それでもチームに迷惑は掛けたくなかったので、何とか俺も頑張りました。

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