無駄に格好いいババアの台詞シリーズ
仕事中、頭を働かせなくて良いような、単調な作業の時があるんですよね。
で、そういった時って時間の流れが捻じ曲がって、とっても長く感じるので……暇だったので、ずっと空想してました!
昔から思っていたのです。
強キャラの老人キャラって、なんであんなに格好いいんだろう……と。
でも格好いい爺さんキャラは多いのに、格好いい婆さんキャラは男と比べると少ないなって。
まあ当たり前っちゃ当たり前なんですけど、もっと多くのカッコイイ婆さんキャラを見たいじゃないですか。
玄海とか、からくりサーカスのルシールみたいなキャラをさぁ。
以前、息子の嫁をいびるような、意地悪な婆さんが異世界転移して無茶苦茶に暴れる……みたいなネタっぽい話を考えかけ、ちょっと見てみたいかもと考えたことがありました。
余りにも自己中、他責思考、性根が捻じ曲がってるが故に、引かぬ媚びぬ、顧みぬっ!な婆さんが転移先の世界で意地悪な性格のまま大暴れしたり、事件解決したら、ネタとしては面白くね?って思ってたんです。
どんな暴れ方をするのか分かりませんが、最後まで性格治らないままで。まあ完全に色物ですね。
それで、そんな婆さんの迷ゼリフでも考えたら退屈が紛れるかなぁ?とか思って、頭の中でずーっと考えてたわけ。
ネタよりで最初考えようと思ったんですが、ただ格好いいセリフを吐くだけになってました。
まあそれもまたヨシ!
妄想するだけでは勿体ないので、ここでネタ出しして供養しておきます。
●「毒なんて効かないねぇ、こちとら姑の毒を半世紀受け続けて来たんだ、アンタらとは年季が違うよ」
最初に思いついた、イジワル婆さんが毒のブレス的な物を受けた時のセリフ。
言葉の毒は比喩なので、当然、毒のブレスを体に浴びても平気な理由にはなっていない。
イジワル婆さんが嫌な姑になったのは、自身の悲しい過去の経験から来るものだった……のか?
●「私が私を信じなくて誰が私を信じるって言うんだ。私が正しいと思ってるなら、それが正義だ。間違ってるのはお前らの方だよっ!」
自己中、他責思考から出た言葉。
人は自分を絶対正しいとまでは思わずとも、ある程度正しいと信じなければ生きるのもままならない。
時には自分の考えを盲目的なまでに絶対だと信じて、道を踏み外してしまうこともある。
しかし、愚直なまでに己の道を突き進む姿に、人は時として憧れを抱いてしまうもの。
とはいえ己を貫くことと、他人を全く顧みないことはまた別なのだが……
セリフだけなら、カッコイイと言えなくもない、かも。
●「煩いねぇ。耳が遠くなっても、揉め事の声は喧しくて仕方ないよ。あたしゃ寝不足なんだ、昼寝の邪魔だよ、とっとと失せな」
昼寝をしようと思っていたら、部屋の近所で暴漢などに絡まれている弱者たちとの場面に遭遇。
寝不足と言い争いの声のデカさにイライラしたので、相手の事情も聞かずに有無を言わせず実力行使をしたシーンなどに。
歳を取ると感情のコントロールが難しくなって、理不尽に怒ってくるお年寄りもいるので、気を付けましょう。
●「伝統だの歴史だのって煩いねぇ。百年前に生まれ変わって出直してきな!」
伝統や歴史も老婆に掛かれば年下の小童。
そんなものを振りかざすなら、自分よりもっと古い歴史を積み重ねてから。
年長者は敬いましょう。そして女性に歳を尋ねてはいけない。
●「最近、手が思うように動かなくてねぇ……上手く加減ができなくても年寄りに免じて許しておくれ」
ここら辺から、単にカッコイイ婆さんのセリフ集になってきました。
海外の反応動画で、日本の年寄りキャラは何故こんなにも強いんだ?という外国人の疑問に、「老人になるまで生き残ってきたんだから、強者しか残って無いのは当然だ」的な答えを返したコメントが強烈に印象に残ってます。
●「なんだって? 最近耳が遠くて仕方ないねぇ、よく聞こえなかったよ!」
耳が遠くて聞こえなかったと、都合の悪いことは知らんぷりして悪役貴族を相手どり、身分を知らずに攻撃したという体の免罪符。
なんかワンピースとかでありそうな展開。
そもそも最初の、~なんて効かないねぇ!ってワンピのビッグマムを髣髴とさせるし。
●「耳が遠くなったと思ったら、目も悪くなったようだ。人と醜い豚を見間違えるなんて、耄碌したかねぇ」
お前は人じゃない、家畜以下だ。
老婆なりのユーモアを交えた皮肉。
ワンピースで(以下略
●「アンタの性根はあたしの背中よりもねじ曲がってるようだね」
悪い子にはお仕置きの時間だ、とか続けさせてもいいかも。
●「掛かって来な、赤子から躾け直してやる。あたしがベビーシッターをするからにゃあ、ちょいとハ-ドなのは覚悟するんだね」
若い頃から大層な女傑ぶりだったんだろうなと、なんとなく窺えるような気がしなくもないようなセリフ。
●「重たいもんを背負い込み続けたら、背中がその重さに耐えきれずに曲がっちまっただけさ」
人生と言う歴史の重みは決して軽くはないが、倒れ込むほどでもない。
全てを抱え込み、それでも――一歩、前へ。
なんかそれっぽいことを言ったら、格好良くなる現象。
●「例え目が悪くなったとしても、ババアになったからこそ見えてくるものもあるのさ」
亀の甲より年の功。
年寄りという人生の経験者だからこそ見える真実。
決して「天国?」とか言ってはいけない。
●「なに生き急いでんだか知らないが、ここから先はババアの優先席だ、若造が割り込むんじゃないよ! こういうのは年功序列と決まってるのさ。ルールは守んな、ボウヤ」
命は粗末にするものではない。
そして、先立って行った者たちと再会するという、年寄りの楽しみを若者が奪う行為は決して許されない。
割り込み、ダメ、絶対!
●「ババアの背中に重いもんを背負い込ませるんじゃないよ、年寄りは労わるもんだ」
これ以上、余計な荷物はゴメンだよ。
もう持てないから、これから先はお前が持て。
生きると言うことは、荷物が増えるということ。
それっぽいことを家族が言って、買い物した荷物を持たせてきたらと想像したら、イラっとしました。
●「これでまた、いい土産話が一つ増えそうだ」
いつその時が訪れてもおかしくはない年齢。
覚悟はしていたが、今がその時か。
最後くらい格好をつけさせてくれ、と言った感じなのだが、たぶんこの老婆は恰好を付けまくりである。
●「どうやらあたしには棺桶が小さすぎたようだ……死神に追い返されちまったよ。もっと若くてピチピチな若い女の方がお好みだとさ」
これでようやく死ねる……と思ったんだが、また死ねなかったか……的な状況の時のセリフ。
死神なんてぶん殴って逆に追い返してそうですが……?
逆に誰なら倒せるんですか???
●「アンタ、あたしよりずっと若いんだ、年寄りみたいに背中丸めてないで、背筋のばしてしゃんとおし!」
なんかセリフをうまい具合に並べると、不思議とストーリーが見えてきましたね。
最後に事件が解決して、若者を励ますシーンでしょうか。
本一冊分の話を作れそうな感じですね。
意地悪ばあさんじゃなくて、カッコイイ婆さんの話ですけど。
お婆さんに関連した物にフォーカスした言葉を考えて見ましたが、セリフ連想ゲームから一本ストーリーまで出来ちゃいましたね。
こうなると、婆さんが若い頃がどんな感じだったのか気になるところです。
基本は変わらないにしても、多分美人さんだったんだろうなとか、姉御肌で気が強くて、豪胆で……キリがないので止めておきましょうか。
やっぱり創作は楽しいですね。




