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マモンの馬券が当たらない!!6

よっ!

今回は七回目のシリーズ更新って訳だ。

七夕賞も終わって、今回の中央競馬のターンは終了。

次回からは地方競馬のターンになりそうだな。

それにしても……アスモデウスの強運ぶりはあやかりたい!(笑)

次回もお楽しみに!

by ジェリー

「アンドラス?僕は何度、君を注意したかな?」


「はいはーい!僕が見るかぎり二回はしたと思います!!」


「ちょっ!ベリア!?お前……」


アザゼルの無言の圧を受けて、たじたじになるアンドラスを

尻目にベリアはあっさり数を開示した。なんと言う恐ろしい子。

見てみい!ベリアから数を申告されたアザゼルの笑みが先程より

深くなっとるやないの!!おー、怖っ。とマモンは思った。


「さぁ、アンドラス。君が選べ。今日のアスモデウスが買った七夕賞の馬券か?

 それとも、この間のアスモデウスが買った帝王賞の馬券か?二つに一つだ。」


「うっ……それは。」


(どっちの馬券も気になる。)


時として自分のことではないものの気に入った人物の馬券が

当たっていることをまるで自分のことらしく誇れるのはきっと

推しの心理と言うやつなのだろう。マモンはそう思った。


「僕としては今日、買った馬券の方が気になるな。」


「まぁ、現実的に考えればそうなるよね。」


二つに一つ選ぶとしたら過去のことよりも、これからのことを

考える人の方が多いと思う。その分、前に買った馬券よりも

今日、買った馬券の方が気になるのはいたって普通のことだ。


「俺は見たくない。俺はどっちも興味ない。」


「君に拒否権はないんだよ、アンドラス。さぁ、とっとと選びな。」


アザゼルに促されアンドラスはアスモデウスの前まで行くと

何とも言えないような顔をして右手を上げた。が、いざ

アスモデウスに声を掛けようとすると躊躇う仕草が見えた。


(アンドラスをおして恐れるものがあるんだ。)


そう思うとマモンは何だか不思議な気持ちになった。

競馬一つのことで一喜一憂するだなんて喜んで良いのか?

悪いのか?正直、解らないが今は純粋にアスモデウスの買った

馬券が当たったのか?当たらなかったのか?が気になった。


「ねぇ、アスモデウス。君はどの馬券を買ったの?」


「……単勝に枠連、馬連に馬単、三連複に三連単。後、ワイドだな。」


「全部で何口買ったの?」


「十点だな。」


(結構、買ってるな。)


一体、何円掛けたのか?解らないが沢山、買ったことは解った。

それ程、買わないと当てられないと言うのなら矢張り自分には

向かないのだろうと思う。それでも競馬で当てようとするなら

沢山、嫌な目に遭い沢山、悔しい思いをしなくてはいけないの

だろう。自分の性格と競馬の特性を考えて一番、無難な選択は

例え大きな利益を得ることが出来なくても当て続けることだ。

そう小さくてもコツコツと。これで決まりだとマモンは思った。


「で、実際はいくつ当たったの?」


「これ、全部だが。」


(うわー!本当に持っている人は持っているものだ!!)


買った数も多かったが、その全部を当ててしまうとは何と言う

強運の持ち主なんだ!!マモンはアスモデウスの強運ぶりに

唖然とする反面、あやかりたい気持ちになった。その様子を

見ていたアザゼルがアスモデウスに対してこんな質問をした。


「マモンがどうしても馬券を当てたいんだって。如何したら

 当てられるのか?君に教えて欲しいんだって。如何する?」


「如何するも何も直接、馬を見た方が早くないか?まぁ、情報は

 あるだけ持っている方が良いな。後、直感は自分を裏切らない。

 全部、当たらなくても当たり前だと思え。こんなところだな。」


(結構、割り切った考え方だな。私の場合、つい打算が働いてしまう。)


自分の至らなさに一瞬だけ落ち込んだが、すぐに立ち直った。

くよくよしていても何にも始まらないし、ここからが勝負だ。

とは言っても今度のレースは来週だし今の内に競馬の予想に

ついて練習できそうなものを探しておこうとマモンは思った。


「マモンよ、競馬と一口に言っても中央競馬と地方競馬とがあるのを知っているか?」


「いや、知らなかった。」


「なら、今度の中央競馬の前に地方競馬で練習をしてみたら如何だ?」


そうアスモデウスに勧められてマモンはなるほど!!と思った。

と言うのもアザゼル曰く中央競馬は基本、土日しかやっておらず

地方競馬の方は月曜から金曜日までやっていると言う。この際、

周囲より遅れて始めた自分は数多くの修練を重ね経験を積むしか

ないと思ったからである。まずは練習あるのみだと気合を入れた。


(よーし!頑張るぞ!!)

pixiv版

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25870410

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