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マモンの馬券が当たらない!!4

よっ!

今回は五回目のシリーズ更新だな!

今回は単勝と複勝の説明がある。

馬券自体を何処で如何買うかは大人はググってくれ。

…あ!未成年は成人してからな!!

ついにマモンも馬券を購入。

却説、その結末やいかに?

次回もお楽しみに!

by ジェリー

「念の為、馬券の買い方について説明するけど良い?」


「はい。よろしくお願いします。」


さっきから、おどおどしているマモンを見かねたアザゼルが馬券の

買い方について説明を始めた。すると他の悪魔達もまたテーブルの

周りに置かれた椅子に座りメモを取り始めた。マモンは内心、何だ

かんだ言って結局は皆も要領を得ていないところがあるんだな。と

思い少しだけ気持ちが軽くなった。そうマモンには自信がないのだ。


「まずは単勝。これはそのレースにおいて一着を取るであろう馬を

 予想して買う券である。勿論、予想が当たれば配当金を貰えるが

 外れれば配当金は貰えない。つまり、ただの紙切れと言う訳だ。」


「何と世知辛いな。」


アザゼルの言葉にアモンはそう相槌を返した。マモンはメモを

取りながら最初の内は単勝ではなく他の馬券を買おうと思った。

とは言え、どんな馬券を買えば例え地道でも何でも着実にお金を

増やせるのか?考えていた。奇しくもその答えはすぐに解ったが。


「次に複勝。これはそのレースにおいて一着から二着まで着く馬を

 予想して買う券である。また9頭以上いる場合は三着まで当たり

 とし、その分の配当金を貰うことが出来る。ただし金利は低い。」


(でも当たり出目が広いと言うことはその分、入りやすいと言うことだ!!)


そうマモンはポジティブに考えた。複勝は単勝より配当金が少なく

てもその分、当たり幅が広いと言うことになる。ならば質より量を

取れば良いこと。配当は多いがハズレ易い券よりも配当は少ないが

当たり易い券を買う方が利口だと考えたからだ。アザゼルは言った。


「他にも馬単や馬連、或いは馬複と言ったものや枠連、枠単、枠複の

 他に三連単、三連複、ワイドなどがあり、これらは別な機会に話す

 ことにしよう。まずは一口100円でも良いから一頭、馬を選びな。」


そう言ってアザゼルが競馬新聞に載っている出走表を指差すように

示した。マモンが出走表をまじまじと見つめているとアモンが先に

ドラゴンヘッドを指さした。対するマモンの方はおずおずとした

調子でドゥラドーレスの方を指差した。するとアンドラスが笑った。


(もう、これだけで涙が出てきそう。)


マモンは下へ顔を向けるとアザゼルはアンドラスに対し鋭い視線を

向け静かな声で言った。その内容と言うのが中々、面白い話だった。


「アンドラス、君は本当に懲りない奴だな。なんなら此処に

 アスモデウスを連れてきて君と馬券対決をさせても良いんだぞ?」


「ぐっ……それだけは止めてくれ。場合によっては心が折れる。」


アンドラスはアザゼルからの恐怖の発言を機にみるみる内に顔が

青くなった。それ程、アスモデウスは競馬に強いのだろうか?と

興味を覚えたマモンはいずれアスモデウスに馬券の買い方について

コツを教えて貰おうかと思った。まぁ、相手が良ければだが……


「嗚呼、私の推しか。確か彼、賭博に興味はない筈なんだけど

 どう言う訳か?周囲によく賭博に誘われるらしい。直感と言うか

 観察力と言うかが強くて、この間の帝王賞を見事に当てたとか。」


「わぁーお。矢張り、持っている人は持っているんだな。」


ベリアが自分のことでもないのにアスモデウスのことを嬉しそうに

話しているのをマモンは温かい目で見ていた。それ程、彼のことが

好きなのだろう。まぁ、真っ先に私の推しとか言っていたしね。と


「どうせ俺は駄目な奴なんだよ。」


「どうして急に、そんなことを言い出したんだよ!?」


「きっとトラウマなんだよ。帝王賞……」


突如、卑屈になったアンドラスを見てマモンは驚いた。すると

アザゼルがマモンにアンドラスは帝王賞に良い思い出がない分

トラウマに感じたのだろうと言った。マモンは自分の調子が

良い時には結構、攻撃的な発言をするアンドラスをおしても

弱気になる時はあるんだなと思い、そっとしておくことにした。


(後でアスモデウスにどんな馬券を買ったのか?聞いてみよう。)


そんなことを考えながらマモンは取り敢えずドゥラドーレスの

複勝を一つ買った。何か確証があった訳じゃないし、この馬が

絶対に一着に来ると言う自信があった訳じゃないからだ。この

あたりがアンドラスに馬鹿にされたり怒られたりする原因なの

だろう。それでも本当のことを言えば自身に自信がつくまでの

間、馬券を買うつもりはなかったのである。だがアンドラスは

それを許してくれず成り行き上、馬券を買っただけに過ぎない。


「それ一枚で良いのか?」


「うん。お試しだからね。」


「私は千円分、買ったぞ?」


(うわー、よくやるよな。)


アモンに聞かれたマモンは素直に答えた。買い方は自由だと

言うのなら、こんな買い方でも文句は言わせない。と言いたい

ところだが、そんな度胸はマモンにない。だから何かあると

すぐに落ち込んでしまう。何とか治さなくては。と思った……

pixiv版

https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=25859392

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