88
87話、昨日投稿したと思ったら出来てなかった。
88話上げるときに気づいたさー
だから2話連投っぽい形で上げてます
「アユム様、ゴース様はご迷惑をかけたのに謝罪になかなかこず、申し訳ないとおっしゃっております」
「ご迷惑ですか?」
どういうこと?
「ダ…………、は…………申…………うべえええええええらららら!!」
また奇声を!?
「以前、お連れになられているお二人がダンジョンを破壊されたそうでして……」
良く分かるねシヴィー。
「誠に申し訳ございません」
「我々が喧嘩をしてまして、その喧嘩に……」
「え? じゃあお二人があの時の黄金の龍と白銀の龍ですか?」
オレの言葉に二人の女性が頷く。
「秩序の神ゴース様の眷属、粛清のラジェールです」
「同じく、鎮圧のエドランテにございます」
迷惑をこうむったのはコアだけだ。おかげであいつの性格が捻じ曲がった。
「私は構いませんが……謝罪をするのであれば、ウチのコアにお願いします。私は眠っていただけですから。コア、返事出来る?」
少しの沈黙の後、コアがボディで顕現する。
「あー、マスターごめん。ちょっとダルいわ」
「バージョンアップ中ってそうなんだ」
「ちょっとレスポンス悪くなってる」
「コア様、体調の優れない時に申し訳ございません……少しこちらに」
出てきたコアの手を引いてシエルが退出をする。
なんだろ。
少し経った後、髪を結いあげドレスアップしたコアがシエルに連れてこられた。
化粧は控えめだ。
白を基調とした青いラインの入ったロングドレス。
頭や首元にミリアやシヴィーの物よりも豪勢なアクセサリーを付け、ドレスも2人より豪華だ。
2人よりも華奢な体つきのコアだが、見えている鎖骨に超目が行く。
もう一度言おう。超目が行く。
「マスター方が正装されているので、合わせて参りました」
「首がおめぇ」
満足そうなシエルとあからさまに不満の表情のコア。
「で、えーっと。神様が謝罪したいって?」
「初めまして、コアさん」
「ご迷惑をおかけしました」
龍の2人が立ち上がりコアに謝罪をする。
「マスター、どうする?」
「え? どうするって?」
「だってダンジョン壊されたのマスターじゃん。許すにしろ許さないにしろマスター決めなよ」
「……大変だったのはコアじゃん。コアはどうしたいの?」
「大変だったけど、決めるのはマスターだろ?」
「オレは寝てただけだからなぁ」
「神々とダンジョンの話なんだから、マスターが決めないとだろ? こっちに話もってくんなよ」
「ぷ、っくくく……」
「ふふ、面白い関係ね。あ、ごめんなさい」
龍の2柱が笑う。
「んー、こうして神々がわざわざ謝罪にいらしてるんだ。受けようと思うけどいい?」
「だからどっちでもいいっての。ダンジョンを壊されたのは確かに腹立たしいけど、神々のやることにいちいちケチ付けてたらキリがねぇ」
まあ神様の我が侭で1階層出来てるしね。
というか、本当に体調(?)が悪いのか。言葉に遠慮が無い。
オレはシエルに目配せをすると、シエルも頷く。
「謝罪を受け入れます。ですが今後は同じような事が無いようお願いいたします」
「ええ、気を付けるわ」
「ふふ、有難う。素敵なマスターさん、コアさん」
そんな中、テキパキとシエルがワイングラスにワインを注いでいく。
あれ? オレのはなんでボトルが違うの?
視線を向けると、微笑みが帰って来た。
お酒、ダメっすか?
「こ…………に…………い、うらべらぶばばばばばばばばば!」
ゴース様が何か言うのと同時に、二人の龍から乾杯が来た。




