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2020/04/07
100万PV/10万ユニーク突破ぁ!!
結構読まれてる方?
次の目標は評価ポイント1万に設定っ!! (遠い
数字やPVを全角にするべきか半角で出すべきか地味に悩む。
作中は全角で統一してる (つもり) なのでここも全角にしたヨ。
オレが会場に戻ると、思ってた以上のダンジョンマスター達が残っていた。
しかもシエンタ様とアクエリアス様も一緒に会場入りしたから超目立ってる……。
「注目の的ね」
「シエンタ、せいかくわるい」
「あら、同罪じゃない?」
「楽しそうですねぇ、お二人とも」
アクエリアス様は1人と数えていいかどうかは分かんないけど。
「ちょっと! 遅いじゃないの!」
「戦いの後、すぐに姿を消したから心配したさー」
ミルフィとレイっちが出迎えてくれる。
「レイっち、心配ありがとう……」
「あたしも心配したのよ!」
「そっか、ミルフィもありがと……」
「なっ! なによその態度! ……別に本気で心配なんかしてないわよ!」
「どっちさ……」
そう言いながら、レイっちとミルフィの二人はオレの横に並ぶシエンタ様とアクエリアス様に視線を向け挨拶をする。
「ごごご、ごあいさつが、おおおおくれました! アクエリアス様っ!」
相変わらずどもりだすと酷いなミルフィ。
「かまわない。それより、きみのりょうしんが、そちらにいきたがっているがいいのか?」
「い、いえ……父と母にダンジョンに入ってもらうのは……」
ミルフィが断りを入れている、まあ自分の家族を眷属化はしたくないよな。
「そうか。ひつようならさいかわをとおしていってくれ。さいかわにはれんらくさきをつたえておいたから」
「え!? は……はい……」
項垂れるミルフィ。
「アクエリアス様はミルフィと連絡先を交換する気がないって言ってるのさ」
小声でレイっちが教えてくれる。
「あれはきついわねぇ。アクエリアスもそんな意地悪しないであげればいいのに」
そんなレイっちの頭を撫でるシエンタ様。
「中々の肌触り。ナンディン、いい仕事してるわ」
「うちのチロッチは毛づくろいの天才さー」
「良い従者を持ったわね」
「お褒めに預かり光栄さー」
なんか意気投合してるし。
「今、既存の最後のダンマスが入っていったさ。ギリギリだったさ。オレっち達新人は次が出番さ。階層的にいうと、ミルフィが最初さ?」
「どうかしら、こいつあたし達よりDP使ってそうなのよね……階層を作る以外の部分で」
階層の作成と改良は確かに魔物を呼び出すよりも多く使うイメージだ。でもうちの場合それを維持する為に魔物を大量に呼んでるからなぁ。
「DPを使ってる人から呼ぶんだっけか」
「そうさ。だからダンマスは階層を増やしてDPを使いたがるのさ」
「わたしはさいきんかいそうはふやしていないけど」
「私もよ。薬草とか鉱石とか魔物とかばっかね。現状のダンジョンを維持してるだけでDPかなり使うもの」
確かに。オレのところもまだ自給自足が確立しきってないから毎日結構な量のDPを使っている。
「やはりこうはんのダンマスは、みてるかみがみがすくない」
アクエリアス様の視線(?)の先、扉の上の神々の紋章は輝きが少ない。
「そもそも神々と直接お話をする機会がダンマスになってからはなかったさ。あの辺のマスターもオレっち達と同じで、きっと神々と接してなかったんさ」
神々に興味を持たれるには、そもそも神々と接触する機会がないとだからね。
オレの場合は従者召喚の際にエメラ様が降臨なさって、エメラ様がお声をかけて下さったのが始まりだっけかな。
「斎川様、お次でございます」
「新人の一番手ね、頑張って来なさい」
「ぐぬぬ、私の方が階層が深いのに……」
「まあそういうもんさー」
「すまんね、お先に」
さて、謁見だ。
……やっべ! 緊張してきた!!
 




