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開かずの塔のダンジョンマスター  作者: てぃる
夜会に集うダンマス達
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らりほー!(挨拶

「完成じゃ、ここで戦わせるがいい」


「うむ。ここでなら問題はない」


「観客席が間に合わなかったのぅ」


「仕方ない事じゃ。マスターや来賓の神々に窮屈な思いをさせてはならんからの」


 口ぐちに言うイービルドワーフが一晩で丸い闘技場を作り上げていた。


 神々、本当に呼んでないからね?


 闘技場のステージ部分は壊れない様にDPで出したので、正確には闘技場の周りの観覧席や貴賓席。それと貴賓席の周りの施設を作り上げたのだが。


 一晩って凄過ぎじゃない?


「建築作業をすべてストップさせた甲斐があったな」


「何人いるんだよイービルドワーフとドワッジは」


「さあ? 数えたほうがいいか?」


 昨日の昼過ぎに決まった魔物達同士の戦い。4Fの空きスペースでやろうと提案したら4Fに闘技場が出来たでござる。


 闘技場建設が一通り終わったようで、作業を終えたドワーフ種達がそのステージに集まり始めた。


「突貫工事の割にはしっかり出来てんじゃねーか」


「うちの魔物が全員集まってもこんなに人いないだろ」


 ドワーフ種全員や、マーマン、マーメイド達を連れて来ても観客席がすべて埋まるとは思えない。


「魔物同士の戦いだからな。どうしてもステージが広くなっちまう。そうなると自然と周りの施設もでかくなるってもんだろ」


 コアの説明に頷く。


「しかし、完徹してから戦いに挑むのかドワーフ種は」


 そんな闘技場のこけら落としイベント。本日の戦いに出場する者を決めるべくドワーフ種が殴り合いを始めた。


「ルールとか決めたんだろ?」


「まあそうなんだが……あいつら面倒だな」


 上半身むき出しで背の小さなドワーフ種が雄たけびをあげ、叫びながらお互いの顔面を拳で殴り、体を蹴り、ラリアットを決め……コラそこ、スクラム組むんじゃない。何処で覚えた。


「ぬうううううううりゃあああああああ!!」


「どおおらああああああああああああああああ!!」


「むおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!」


「だっしゃーーーーーーーーーーー!!」




 ~しばらくお待ちください~




「よし、3名に絞られたな」


 シンプルに殴り合い、闘技場から落とされたり倒れこんで動けなくなった者から順に敗退。


 ステージ横でエルフィン達がせっせとポーションを配っている。忙しそうだ。


「ぬおおおおおおおおおお!」


「はっはっはああああああ!」


「だーっはっはっはっはっ!」


 嬉しそうに両手の拳を突き上げる3人のイービルドワーフ。ドワッジ達よりも力が強いらしく、後半はイービルドワーフ達しか残ってなかった。


「さて、他の選手達は?」


「あっちに固まってるぜ」


 武闘派の魔物が集まっている。


 魔法系の能力の高い魔物と金属製の魔物以外が今回の参加者だ。


 サタンコック、その包丁は今後絶対調理で使うなよ?


「ホオオオオオオオオオオン」


 空の上で声を上げるのはグレートシンガル。


 君は参加出来ないよ。


「ホオオオオオオオオオオオオオオオン」


「ホオオオオオオオオオオオオオオオン」


「ホオオオオオオオオオオオオオオオン」


「「「 ホオオオオオオオオオオオオオオオン 」」」


 数が多いから煩いっ!

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