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開かずの塔のダンジョンマスター  作者: てぃる
夜会に集うダンマス達
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2020/2/24

チャウダー様よりレビュー頂きました。有難う御座います!

章ごとのまとめ読み推奨ですかー、初期の頃の話数が少ない時には考えられなかったですね!

各章ごとにばらつきはありますが、1章あたり3~4万文字ですかね? ちゃんと数えてないけど

流して読むんならそれも有りだと思います。


それぞれ独立した話の続きが楽しみと言って頂きました!

作者もその辺の繋がりを楽しんで書いておりますのでご期待下さい!

『とにかく中間より下位のダンマスには気を付けた方がいい。それと最下位やその付近の連中にもだ』


「そうなの?」


『ああ、最下位連中は夜会に呼ばれようと必死だ。自分よりも少しでも上の順位のダンマスの命を虎視眈々と狙っている。その為の争いに巻き込まれるのは避けるべきだ。オレみたいに目を付けられるぞ?』


 トド男が画面越しにため息をつき、おでこを軽く抑える。


「なんかお疲れ様です」


『いや、まあ自業自得ではあるからな……その辺の有象無象の情報は勘弁してくれ。我から流れたのがバレてしまう』


 余計に目を付けられちゃうだろうからね。


 オレ達は顔を向けあうと頷く。


『最後に一つ、先輩として忠告だ』


「なんですか?」


『女性型の魔物がドレスアップしないのは恥だと言われるぞ。それと動物型も何か羽織るなりなんなりした方が良い。神々の目に留まるんだ、武装して来ても喜ぶのは武神や闘神、軍神くらいのものだ。そう言った神々の目を引くのが目的じゃなければドレスアップするんだな』


「ドレスなんて持ってない……どうしよう…………」


『DPで出せばいいだろう』


「出せないわよ! ダンジョンショップだと高いし……」


「作れば? うちじゃ作ってるよ」


 シヴィーのドレスもオレのスーツもチムとチュムとチェムの作成だ。


「簡単に作れる訳ないでしょ!?」


「オレっちは布をかけるだけでいいさ?」


 レイっち、お祭りの時の牛を想像しちまうよ。


「んー。作るか? でも間に合うかな……」


「出来るの!?」


「どうだろ。チムに聞いてみる。てか会ってみる?」


「あんたの従者みたいなのが着れるの? あたしが!? うきゃー!」


 両手を上にあげてぴょんぴょん跳ねるミルフィ。


 聞いて?


「シヴィーのかミリアのドレスの手直しでどうにかなる……ならないか、コア用のか?」


 コアより背が低いし胸も……クビれも……無理か?


「DP払うわ! 分割でいい?!」


「分割なんてあるのか……」


 金利とか気になるっす。


「まあいいか。レイっちもいる?」


「DPで出す綺麗めな布でいいさー」


『人族や同系列の女性陣の衣装については詳しくないが、丁度そちらに美しい女神様がいらっしゃるではないか。相談されればよかろう』


「エメちゃんのことー?」


 ケーキのお替わりを楽しんでいたエメラ様が、話を振られて顔を上げる。


『良ければ彼らの相談を受けてあげて下さい。本日はこれで失礼致します』


「ばいばーい」


「ありがとう。参考にさせてもらうよ」


「助かったわ!」


「また夜会で会うさ」


『ふん、エドランテ様の指示に従ったまでだ』


 その言葉に苦笑いするオレ達。どうやらそういう大義名分にする事にしたらしい。


「シエル」


「はい」


 隙だらけのエメラ様の口元をシエルが拭う。


 ほっぺの生クリームが気になってしまう。


「エメちゃん達の衣装はニーロんが仕立てるから~」


「芸術の神ニーロイップ様ですよね?」


「そうそう~」


 今日の衣装も芸術の神ニーロイップ様の作成した物とのこと。


「聞いてあげてもいいけど、今は他の人の衣装の仕上げをしてるからちょっと怖いわぁ」


「怖いんですか……」


「怖いのはちょっとね」


 神様の怖いタイミングは嫌だ。


「シヴィー、チム……はここまで来れないからチュムとチェムを呼んで」


「畏まりました」


 シヴィーの念話で2人を呼ぶことにする。


 こういう時、本体から分離出来るあいつらは便利だ。

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