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いつかの夢と僕らの日常  作者: 古屋
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一章 六話 リフォーム?

────冬陽視点


「……疲れた」


ずっと猫被ってたから尚更疲れた。


「だろうな。突然警察署に行くとか、なんなんだよ」


秋斗には迷惑かけちゃったね。


「でも、収穫はあったよ」

「なんだ?」

「能力。幾つか借りてきたよ」


ツテも出来たし。


「それが目当てで警察乗り込むか、普通。危ねーだろーが」

「……楽しかったよ?」

「はぁ」


ほんと凄い楽しかった。さてと……。


「ねえ、そこの路地行こ!」

「っと、引っ張んなよ!」


秋斗は少し体勢を崩しながらも、僕らは路地に入り込んで、僕が転移を使い帰宅した。


「ずいぶんと強引だな」

「いきなり来て、あの事件だよ?見張られないとおかしいでしょ。逆にただの護衛だったりして。僕地下にいるね。何かあったら呼びにきて」


僕らは岩西さんに尾行されていた。それがなんか嫌だったから転移でぱっと帰ったんだよね。


それから僕は地下の通路に作った扉のひとつひとつに入って空間固定をかけた。その後、思い出したように空間に壁紙とかのイメージを付け足した。真っ黒い空間とか流石に怖そうだし。


「これでおーけー」


うん。まあ満足した。


────秋斗視点


「おかえり。どこ行ってたん?」

「ただいま。冬陽迎えに行ってただけ」

「冬くんが少し無理したんだよねー?」


警察署に行くって電話が来た時は本当にびっくりしたよ。


「ああ、そのお陰で冬陽は警察を仲間にした」

「心外だな、警察の中に能力者の友達が出来ただけだよ。あと、部屋出来たよ」


随分と作業が早いこと。満足したみたいでよかったよ。


「……さすがやね。お疲れ様」

「出来たなら地下行こー!」


俺たちは春に釣られるように地下へ向かった。




「一人一部屋ね。あとは自由。荷物運び、僕いる?」

「てか、お前だけで事足りる」

「……だよね、やろっか」




「ね。僕疲れた。風呂入って寝る」

「お疲れ様」


頼りっぱなしだな。俺も頑張らないと。


「本当にお疲れ様。明日はゆっくり休んでもいいからな」

「お疲れー、ありがと!」

「僕が寝ている間、僕の部屋には入れないから。おやすみ」


冬陽は怠そうに部屋から出ていった。


「冬陽にたくさん無理させちゃったな」

「だね、僕らは明日から頑張ろーね」


もっと、もっともっと頑張らないと。


────冬陽視点


「はやく寝よ。今日は疲れた」


僕は部屋に戻ると、部屋に強めの空間固定をかけた。空間固定は便利な能力。能力の強弱もつけやすいし範囲指定も簡単に出来る。強めにかければ扉も窓も開かなくなり、劣化だってしなくなる。


そして僕はベッドに倒れこみ、そのまま眠りに着いた。


────春視点


「そういえばさ、冬くん新しい薬いつ飲んだの?」


気になってたんだよねー。


「あ……」

「もしかして、飲んでないんか?」

「……ああ、すっかり忘れてた」


あーあ。また暫く会えないんだ……。


「起こせるかな?」

「無理だ。あいつは病気のせいで起きれない。しかも今は能力で部屋の外の音すら聞こえないはず。あいつのことだしな……」


だよねえ。


「冬陽が寝てる間、頑張るか」

「賛成。じゃあ、おやすみー」


冬くん驚かせられるように頑張ろっか。

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