14話 拠点と戦力02
クレイの言葉にクレスも頷き
「そうだね。その辺は朝食を済ませた後にブレインを交えて話を進めよう。」
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朝食も終わり、ホーク達の強化も終わったリビングへクレス達が集まっている。
クレスの説明が終わるとブレインが声を上げた。
「その話を聞きますと、クレス様や【ホワイトノア】の守りが手薄となりましょう。」
「では、どうする?」
クレスの言葉にブレインは
「残るのは私とガイア2体でよろしいかと思います。」
「ブレインだっけ、理由を聞いても良い?」
ナディアがブレインに聞くとブレインは
「まず、防衛と言う意味では、一気に外壁を【土術】で作ってしまえば早々遅れは取りますまい。」
「なるほどね。」
「それに、ティア様が狙われていたことを考えますと、【クルス】に敵対勢力がいる可能性もあります。」
その言葉にクレイも頷く
「そうだな。それに領主の近くにも裏切者がいるかもしれん。」
「そんな・・・」
ティアは口を押え顔を曇らせる。
「そう言う事なら仕方がないか・・・【ベリーポーション】を多めに置いて行こう。それで一先ずは問題ないとして・・・」
「・・・クレス、相談なんだが貴公は【鍛冶】のスキルを持っているとのことだったが、レベルは幾つだ?」
クレイからクレスのスキルレベルについて話が上る。
「【4】だけどそれが何か? もしかして【刀】を作ってほしいとかかな?」
その言葉にクレイの眉がピクリと動く
「作るではなく、直してほしい【刀】があるのだが・・・良く分かったな。」
「クレイさんの太刀筋が剣を使うそれと言うより、刀を使う方がしっくりくる動きでしたので。」
そう言ってクレスは自身の腰にさしてある【刀】へと視線を落とし
「僕も【刀】を使いますからね。なんとなくですがそうじゃないかと。」
クレイもクレスの【刀】へと視線を落とし
「フッそう言う事か。だが、うまく行けば戦力を底上げできると思う。」
「クレイ?」
心配そうに見つめるティアにクレイは微笑み
「ティアばかりじゃなく、私も覚悟を決めようかと思っただけだ。昔の仲間に声を掛ける。だからティアはこの船に残って待っていてくれ。」
クレイとティアは暫く見つめ合うとティアは静かに頷いた。その間にもクレスは指示を出したり、ブレイン達にそれぞれ【ベリーポーション】を4本ずつ持たせる。
「じゃあブレイン、拠点のことは頼んだよ。」
「お任せを。お帰りになるころには立派な拠点を作成してお待ちしています。」
ブレインとガイア01、02が深々と頭を下げ後部ハッチより外へと出ると【ホワイトノア】は静かに動き出した。




