表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創世の魔王とコアの秘術  作者: あおい聖
姉弟再会、拠点作成編
42/110

03話 それぞれの出発

 一方アルト達は【ガードナ】から【ライドバード】に跨り南西を目指し走っていた。



「まずはこのまま街道を西に、途中2泊の野宿となります。」



 大きなリュックを背負ったライトが説明するとレフトが



「それは、何事もなかった場合だろう? 戦闘などが有ればその分進むのが遅れる。だいたい5日は見といた方が良い。」



「そうは言っても、急がなきゃならないんだ!」



 アルトは少し声を荒げる。



「分かってるって、若が気にしているのは食糧問題だろ?」



「そこは、ナディア様と言うべきでは?」



「そんなこと言ったって、あれから4日経っているんだぞ? 奇跡でも起きな・・・悪い。」



 アルトの視線を感じたレフトが謝る。



「・・・分かっている。俺だってそのくらいわかっているんだ・・・」



 アルトの呟きは最後まで発せられることはなかった。なぜならば前方より【ゴブリン】の小隊が顔を出したのだから



「くっ! こんな時に!」



 ライトは顔をしかめ文句を口にする。しかしアルトは自身の苛立ちをぶつけるかのごとく【ゴブリン】へと加速する



「うぉぉぉ!!!」



「ちっ! しゃあねえライト俺たちもいくぞ!」



「分かっている!」



 アルトを追いかけるように2人も速度を上げた。



・・・・・・・・・・・・・・・



 今【スペースホーム】の空間内では完成された【陸上艇】をクレス達が眺めていた。


 前部ユニット(リビングなどがある部分)の下部分は青く、小さな羽が生え、後部ユニット(倉庫や居住ブロック)の下部は赤く、それでいて展開式の大きな翼が存在していた。また当初の予定とは異なり、前方甲板最善に1機【自動弓】、リビング左右に1機づつの【自動弓】、後方倉庫横の左右【浮遊ユニット】の上に1機づつの【自動弓】が装備され、全身を鉄の装甲で覆い白く塗られていた。



「クー、ただの【陸上艇】では味気ないから名前を付けてはどうだろう?」



「・・・名前ね・・・白い船・・・【ホワイトノア】でどうだろうか?」



「【ホワイトノア】良い名前だな。」



 クレスとナディアがその声に振り返るとそこにはアドルトとマリナが居た。



「父上・・・それに母上も、どうしてここへ?」



 するとマリナがナディアの下へと歩みより手紙を差し出す。



「母上これは?」



 ナディアは手紙を受け取り小首を傾げるとアドルトが



「それは、【クルス】領主ネモ伯爵へ宛てた俺からの手紙だ。貴様らは食糧調達に出るのであろう?」



 クレスはナディアの顔を見ると、ナディアは首を左右に振り



「私は言ってないよ。」



 するとマリナが



「アムから聞きました。兵たちを護衛につけることも考えたけど・・・」



 そう言ってマリナは【ホワイトノア】を見上げ



「これなら必要ないわね。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ