01話 相談
新章突入! 本日5話連続でUP致します。
ナディア達と意見を交換して分かったことが有る。
先月【税】を収め、今月国から【食料】などが分配されるとのことであった。
不作であったことを含め、それをあてにしていた事も有り今現在【ドーパン】には1旬ないし2旬、つまり10日から20日までの食糧しかないということであった。
「・・・では、我々は2日後に出発できるように準備致しましょう。」
ライラの言葉にムントとアムが頷く。
「僕は寝るまでしばらく時間があるから【魔力保存結晶】の作成でもしておこうかな?」
「・・・【魔力保存結晶】? クーそれはどういったものですか?」
「その名の通り魔力を保存して置ける結晶体。【陸上艇】を動かすのに魔力を流し続けるわけにはいかないだろ?」
ナディアは手で口を押えながら目を見開き驚く
「・・・そう、そうよね。」
ナディアが納得して首を上下に揺らす。その間にクレスは【スペースホーム】を開き、その中へと入って行く
「あっ待ってクー! 私も!」
後を追う様にナディアもその中へと入って行った。
それを見てライラたちは顔を見合わせ微笑んだ。
・・・・・・・・・・・・・・・
クレスは後部ハッチから中へと足を踏み入れ、正面の扉を開け突き進むと、右側に上へと上がる階段、会談前にも扉があった。
前を歩くクレスにナディアが階段や扉へ顔を向け
「クー、こっちは何があるの?」
クレスは振り向き
「その扉の先はキッチン、上へと上がる階段の先がリビングに通じている。」
「見て来ても良い?」
「ん~、まだ何もないけど・・・あっそうだリビングやキッチンに必要なものをムントとアムに用意してもらっていいかな?」
「分かった。すぐに言ってくる!」
「あっ!」
声を掛ける前にナディアは駆け出し外へと出ていってしまった。
「運び入れるのに【アイテムボックス】を使った方が楽だよって伝えたかったんだけど・・・まぁ良いか。」
クレスはナディアが出ていった先を見つめそう呟くと、再び歩き出す。正面の扉を開けると機関部が現れる。
「さて、この導線の位置に【創世コア】起動! 【Dランクの魔石】【Eランクの魔石】2【アイアンインゴット】、【ユニット作成】【魔力保存結晶】【合成】【錬成】!」
光り輝き上下に金属部分の筒形のクレスの胸部分まである大きさの透明な容器が出来上がった。
「さて、魔力を注いで、【起動】・・・」
すると【陸上艇】全体が揺れる
「うわっ!」
「きゃ!」
小さく悲鳴のようなものが聞こえてきたのでクレスは魔力を流し込むのを停止して機関部を後にする。
クレスが後部の倉庫部に来るとムントとアムがソファーを運び入れていた。
「あっクレス様、これどうやって運び込みましょうか?」




