表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
創世の魔王とコアの秘術  作者: あおい聖
旅立ち、出会い編
4/110

04話 フルーツポーション

 クレスは【メディス草】と【アップル】をテーブルにそれぞれお皿に1つ並べ



「まずは【メディス草】を【分解】・・・薬効成分を【抽出】更にその中の苦み成分を【抽出】ゴミ箱へ。【アップル】の果汁のみを【抽出】。これを純水の代わりに【錬成】容器の中へ・・・さてこれで出来上がりだけど・・・試してみるしかないか。」



 そう言ってクレスはポーションを口に含み飲み干す・・・



「・・・苦み無し・・・寧ろ美味しいかな。さて残りも同じようにやりますか・・・」



 クレスは5つ目を【錬成】し終わると、不意に薬学知識の理解度が増したように感じた。


 クレスは自身の手のひらを見つめ



「【解析】・・・おっ【薬学2】、それに【料理2】スキルレベルが上がっているな。これなら・・・」



 そう言ってクレスは魔力回復にいいとされる【ベリー】を1つ手に取り食糧庫を後にする。



・・・・・・・・・・・・・・・



 再び【薬品室】へ戻って来たクレスは【マジー草】を手に取り



「【分解】・・・薬効成分を【抽出】更にその中の苦み成分を【抽出】ゴミ箱へ。【ベリー】の果汁のみを【抽出】。これを純水の代わりに【錬成】容器の中へ。」



 そしてそれを一気に飲み干した。



「【解析】・・・よしMPが回復している。これなら・・・【アイテムボックス】生成!」



 するとクレスの身体からごっそりとMPが抜けるような感じがして、クレスの目の前に黒い四角が浮かび上がる。



「試しにこのからの容器を入れて・・・」



 すると黒い四角へと陽気が吸い込まれ、半透明のプレートが表示される



「え~と【容器×1】ちゃんと入っているね・・・ん? 【1/10】? もしかして・・・」



 クレスは更に【メディス草】を籠ごと入れる



「良し、そう言う事か。」



 半透明のプレートに【容器×1】【籠(メディス草×43)×1】【2/10】と表示されていた。



「籠のみ取り出せるかな?・・・取り出せる・・・イメージ?・・・なら。」



 クレスは黒い四角を消すよう意識を集中させる。すると黒い四角が消える。



「さて、うまく行ってくれよ・・・できた・・・」



 クレスは心の中で【メディス草】2枚と念じると手元に何処からともなく2枚の【メディス草】が現れ、半透明のプレートに【メディス草×41】となっていた。



「っとホークにはつまらないか・・・」



 ただ黙って肩に乗っていたホークに気が付きそう声を掛ける



「いえ、クレス様を知るのも楽しいですよ? お気になさらず続けてください。」



「・・・分かった。」



 ホークの言葉にクレスは了承して【マジー草】をアイテムボックスへと入れた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ