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創世の魔王とコアの秘術  作者: あおい聖
旅立ち、出会い編
11/110

11話 新しいガーディアン

 夜になり夕食を終えたクレスは、また作業場へと足を踏み入れていた。本日倒したゴブリンは全部で16体。7体倒したあの後6体に襲われこれを倒し、レベルも【3】に上がったこともあり小屋へと戻る途中で3体のゴブリンと遭遇しこれを倒したのである。



「【創世のコア】起動、【ユニット選択】【ガーディアン】。素材【Fランクの魔石】【バトルウルフの肉】【合成】・・・【錬成】・・・更に【スキル選択】【筋力】【体力】【素早さ】【索敵】【槍術】付与!・・・【起動】・・・君の名前は・・・イージス、盾を意味するイージスだ!」



 するとイージスはデュエルと同じように立ち上がると、手を胸の前まで持ってきてお辞儀をした。イージスはデュエルと同じように白を基調にしているが縁取りは【レッド】となっている。



「さて次行くよ。ホークへ【スキル選択】【魔力共有】【空間魔術】付与! デュエルへ【魔力共有】【空間魔術】付与! イージスへ【魔力共有】【空間魔術】付与! そして自身へ【魔力共有】付与!」



 魔石がそれぞれへと吸い込まれる。続いてクレスは【ベリーポーション】を飲み干し、デュエルの手を握り



「まずはデュエル、【魔力共有】。【アイテムボックス】を使ってみてくれ。」



 デュエルの首が上下に動き頷くとクレスの体内からMPが抜けるのを感じる。するとデュエルの前に黒い四角が現れる。



「よし、成功したみたいだね。じゃあこれを渡しておく。」



 クレスは【アップルポーション】を10本取り出しテーブルへっと置く。


 デュエルは、すぐにそれを仕舞い込むとクレスは



「悪いけどデュエルとイージスは2人で協力して、夜の内にゴブリンを狩っていてくれ。それと渡したポーションは必要に応じて余裕を持って使っていいから。」



 2体のガーディアンは(こうべ)を垂れるとすぐに頭を上げ扉から外へと出ていく



「さて、ホークだけど【魔術】を覚えてもらおうかと思うんだけど、どの属性が良い?」



「まずは【魔術】を覚えなれるのが良いかと。あと魔石に余裕があるなら【生活魔術】も欲しいですな。」



「ああ~野営には必要か・・・分かった。【スキル選択】【生活魔術】【魔術】付与!」



 残っていた2つの魔石がホークへと吸い込まれる。



「ん~さて僕はもう寝るけど・・・」



 クレスは、片づけを終え両手で伸びあがるとホークへと顔を向ける。



「では、(わたくし)もデュエル達に合流して【魔術】の捜査でも試したいと思います。ですから・・・」



「小屋から出るなって言いたいんだろ? 分かっているさ。じゃあお休み。」



「お休みなさいませクレス様。」



 ホークは翼を使い器用にお辞儀してクレスを見送った。

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