表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

不思議の国の女王

作者:ざくろん
 "不思議の国"。彼女はそう称した。
 それこそ奇妙な出来事だったので、不思議と呼ぶよりも、もっと相応しい……そう、頭までおかしくなる程に不快な国なのだと改めて認識し直したものだ。しかしながら聞き返す事が馬鹿馬鹿しい、言葉すら本来なら交わしたくもないというのに。ああそうだ、いっそのこと己の喉を潰してしまえば煩わしい会話をせずとも済むのだろうか、なんという名案を思い浮かんでしまったのだろう。早速今晩実行しよう、等と脳裏にて思考を巡らせながら、その場に跪いて普段通りの言葉を紡いでいく。

 「お目覚めですか、女王様」

 普段通り下劣で汚い挨拶が返ってくるのだろうな……と思いきや。絶句した様に口をあんぐり開いたまま、彼女は俺をその瞳に捉えている。この俺を真っ直ぐ見つめているのだ。────さて、一体どうしたものだろう。彼女は今、彼女ではなくなってしまったらしい。


──────


 目が覚めると、ハートの女王になってました。

 
Prolog
2016/11/22 12:23
01.見慣れぬ姿
2016/11/22 13:35
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ