表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

プロローグ

俺の名前は斯波龍太郎、22歳、大学2年生。


目が覚めたら見知らぬ部屋で、椅子に拘束されていました。誰か助けて下さい。


昨日は自室で夜遅くまでゲームをやっていたのは覚えているけど、それ以降はさっぱり。


人に恨まれる様な事は、ゲームのしすぎで2回留年したくらいなんだけどなあ…………あれ、原因これじゃね?最近、母さんからゴミを見る様な目しか向けられてなかったし。


俺は椅子に縛りつけられているというのに、そんな呑気なことを考えていた。



しかし、現実は非情である。


「やあ、斯波龍太郎くん。僕は君たちの言うところの神様って存在さ。よろしく」


目の前の金髪イケメンがそんな嘘臭いセリフを吐いてきた。


「は?」


神様?何言ってるんだ、こいつ。


「ああ、今の状況が理解できてないようだね。でも、僕も忙しいから、理解するまで待ってられないんだよね。

簡単に説明すると、君は死にました。けど、まだ役に立ちそうだから、別の世界に転生させるって感じだね」


「えっ、俺死んだの?何で?」


予想外の死の通告に動揺を隠せない。


と言うか、あっさりし過ぎだろ。もっと言い方はないのかよ。


「君のお母さんが、君の生活に我慢の限界だったらしくて、ゲームをしてる君の後頭部に鈍器を一振り。即死だったね」


凄い嘘っぽいけど、母さんならやりかねん。


「あっ、時間だから転生させるね。安心して、転生先は君の嗜好に合わせてるから、楽しめると思うよ。じゃあね」


またしても重要な事をあっさりと告げられ、俺は理解できないまま、意識を落とした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ