第5章 旅立ち
―第五章―
―ガルドコロシアム前―
地鳴りと共に地面が揺れる。
「一体、何が?」
「ブレイクだ!」レオが怒り狂ったように言った。
「ブレイク?誰?」
スミスが悲しそうな顔をし、
「ブレイク・・・。元、俺達と同じレジスタンスで、あの日
に人々を殺した伝説の破壊神の1人・・・。ここまでで、こ
の地震は近いな・・・」と言いスミスは倒れた。
「・・・。えっ、あっ、ちょっと」あてほて、してる自分に
レオナが、
「避けな!これから、傷を癒すよセレナ」
「うん」どうやら、二人は補助役らしい、けど傷って?
「悩んでいるな!」
「!!!」後ろからボルトが声をかけていた。
「あっ、コイツな、心の中を読む力があって・・・」レオが
話している途中でボルトが手を自分に当て
「お前は心の回復が必要だ・・・老人? ライディ? 誰だ
?」
「ライディ?ライディ・ガルドか?」クロウが驚き立つ
「知ってるんですか?」
「知ってるも、何も・・・。さっきも見せたがこの新聞を見
てくれ」クロウに言われるまま新聞を見た。
「さっきは、{指名手配の所}を見て驚いたんだろうけど・
・・」
―ヂェルシティの殺人者脱獄―
「なんだって・・・あんな短時間でどうやって?」
「そう、殺人者を捕まえるために呼んだんだけど・・・。連
絡機が壊れて連絡が来なくて、つけられたと思った時隠れち
ゃって」クロウが頭を下げつつ言う。
「だからあん時・・・」納得した。すると、ボルトが
「でっ、ライディとやらの事と、老人の何が知りたい?」
「隣町のヂェルシティに行けばどうだ?情報がここスタンバ
イシティより集まると思うぞ?」
自分は老人を思い出すと息を飲んだ。色々お世話になった
。恩を返すためにライディを見つけだす!
―村長宅―
「隣町スタンバイシティに援護をおくれ、頼むぞオガー」
警部が攻撃部隊引き入るオガーに、スタンバイシティへ行
かせた。
「捜索部隊は徹底的に証拠を見つけろそして、マックお前は
俺といっしょに村長の家を引き続き調査する。では、散」
「マックちょっと、とれを見てくれ」
「日記ですか?」
「あぁ、おまけつきのな」
「なんです?おまけって?」
「鍵だ」
「鍵ですか?番号式みたいですね。番号は・・・」
「番号は知っている。8275だ。中身はまだ見ていない」
「ソコマデダ」この濁った声は殺人者!
「お前は!」
ドカッ ドカッ
―スタンバイシティ―
「以上で作戦会議を終わる」最後はスミスで締めた。
「おっ、終わったぞ出発準備をしてこいとさ金はレジスタン
スが払うってさ」スミスが寝ていた自分に声を掛けた。
「でっ、なんでレオナがいるの?」
「気にしないの、今あんたの・・・。ナインの周りで買い物
すると全部、なに買ったってレジスタンスが払うから良いじ
ゃない」
「良くない」
「良くなくとは思わないぞ俺は。レオナとこの俺クロウはナ
インを守る仕事なにのだ」
「セレナはどうした?」
「アイツは、頭が良いからデスクワークなんだよ、それとも
なに?私がいやなわけ?」
「ちなみにレオとボルトとスミスはブレイクを探しに行った
よ」
地味な二人からの攻撃、レオナは苦手だし・・・。クロウ
は・・・。まあいっか。てか・・・。
「なんで自分の名前がナインになってるの?疑問はそこから
だ!」
「それはね、親父ギャグの名人のロストが[名前がないんだ]
とナインの説明してたら、[名前はナインだ]と言ったからそ
こから始まったんだよ」とレオンが言いクロウが
「ちなみに知ってるのは、俺らだけだよ」
買い物だけでもこれは疲れそうだ。