第二章 ガルドコロシアム
第二章
―???―
「目が・・・」けど、見つかってないらしい。
「ヤツメ ドコヘイッタ」
なんでアイツ目が見えるのだ?そういえば・・・。
ガタッ
「ソコカ ナニッ ミガワリダト」
「くらえっ」
ドッカ
「助かった?おとり作戦も伊達ではないね。それにしても
・ ・・ここどこだ?ヂェルシティならいいんだけどな。村
長大丈夫かな?」
―村長宅―
「警察だ失礼する。!!!村長何があった?虫の息だ。何
している?病院へ行くぞ」警察の前には血まみれの村長が
・ ・・。
ガタッ ガタッ
―病院―
「村長・・・。何があった?」警察は落ち込む。
「手術を始めます。」
「どうか、ご無事で・・・」
―???―
「とりあえず、上へ行こう」
コッツ コッツ
「コレダケデ クタバルトオモウナヨ」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「寒気がするな。」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「ココハ ウエヘイケバ イクホドデレナクナルカラナ」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「さっきまで、寒気がしていたけど・・・。熱くなってき
たし、酸素が薄くなってきた・・・。あれっこれってもし
かしてまさかっね・・・。上に行き過ぎてない?下へ戻ろ
う。」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「クックッ ウエカラアシオトガキコエルゼ。」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「あれっ下から足音が。やっぱ気絶だけじゃだめか・・・。隠
れなきゃ。んっ、気のせいかな。足音が二つ?気のせいか?」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「シタカラモ アシアトガ バショココ ガルドコロシアム
ニシテヨカッタカ」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「ここの聖域を汚す者は許さない」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「ヤハリ ガルドコロシアムハ ノロワレテイル」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「上に誰かいるな。しかし、もうすぐで・・・」
コッツ コッツ
コッツ コッツ
「イキドマリダト・・・。ヤツハドコヘイッタ」
コッツ コッツ
「足音が止まった。最上階へ行ったな。」
「誰かいるのですか」
「君は?」
「自分に名前は・・・」
「もしかして・・・。隣町で海から流れてきた人でしょう?」
「!!隣町?」
コッツ コッツ
「!!」二人は同時にびっくりする。
「ココニイタカ。!!、ウシロノヤツ・・・。レジスタンスノ
クロウ・ジャッチメント!!」その男がしゃべっている途中に
弓が男に突き刺さった。
「ジェルシティの人間の2名、殺害容疑で逮捕する。」