2:根こそぎドクダミ
前回の投稿で、自然農法では雑草を駆除しないということを書いた(抜いたけど)。
とは言え、根っこごと抜いた方がいい雑草もある。
それがドクダミに代表される、地下茎を持つ雑草だ。
私の庭には幾つかの区画があり、比較的日当たりが良くない場所もある。
そこにドクダミが群生していた。
ドクダミは地下40cmほどまで根を張る植物で、そこから更に地下茎を伸ばす。
地表の草を抜いても、根が残っている限り何度でも生えてくる。
だからドクダミを取り除こうと思うなら、地中の部分から根こそぎ抜き取らなければいけない。
5月の紫外線厳しい炎天下で、やりました。
スコップで土を掘り堀り、あっちにもこっちにも、どこまでも伸びるドクダミの地下茎を抜いた。
それでも完全に取り切ることはできなかった。
ドクダミ駆除には幾つか方法があるが、私は他の植物に戦わせることにした。
ドクダミを抜いたそれぞれの場所に、里芋、サツマイモ、芝桜の苗を植えた。
芋も地下茎を伸ばすので、いい感じにドクダミと対抗するのではないか、というイメージで。
芝桜は季節が終わったからなのか、半額で安かったので試しに植えてみた。
どうなるのか、結果が楽しみだ。
因みにドクダミが生えるのは、酸性に傾いている土である。
野菜を育てるなら、一般的に中性の土が良い。
イモ類は酸性でも割と育つイメージがあるので、今回植えてみた。
苦土石灰を撒いて中性に近づけた方が良いのだけれど、あくまで自然農法なので、今しばらくは土の様子を見守りたい。
とか言いつつ、撒いちゃうかもしれないけれど。
今のところ、僅かな知識によるイメージ先行の畑作りになっちゃっているな。
どこかのタイミングでしっかり知識を仕入れよう。
何事も先人に学ばなければ。