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ベース⚾ガール!!~HIGHER~  作者: ドラらん
序章 踠き
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HOME BASE

 大粒の汗が頬を伝う。背中にはとてつもない疲労感がのしかかってくる。呼吸は荒く、意識を保っているのも辛い。それでも投げなければ。私は無我夢中で腕を振った。


 私の投げたボールはキャッチャーのミットに向かって直進した後、ベースの手前で鋭く曲がる。打者は懸命に腕を伸ばして食らいつく。


「セカン! セカン!」


 一体どこを目指しているのか。行く当ての定まらない打球が、前進守備のセカンドの後方に上がる。私は捕ってくれと願いつつ何度もマウンドから声を張り上げるも、白球は無情にも地面に弾んだ――。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 各章のタイトルを○○BASEと表記するセンスが良いと 思います。 序章はおそらく過去の回想でしょうが、 これが今後にどう影響を及ぼすのか、 興味を惹かれますね。 [気になる点] >足取りの…
2019/12/02 21:51 雲丹(ウニ)
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