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爆縮と体温の機知(3)

物臭シーリング

土まみれの中で

有限の時間を

幸せにしようと努力することが

人間という生物の形ならば

それは個人単位で生まれる

新たな幸せに

誰も何も言えないということだ

それがたとえ

倫理観も道徳心も無い

実に害する物だとしても

誰かの幸せを阻害することに

なってしまうのだから

誰かの幸せを

阻害していたとしても

駄目だと言うには

同じ役割をしなければならない

拒否するという形を

取ってしまうだろう


何かを許して行くということは

数学的に増やしていくことでは無い

そんなことをしたら

法律を道具として使わない意思も

認めてしまうことになる

擦り合わせた真ん中は枠になって

自由に泳ぐけれども

決めている側には

辿り着かないようにしなければ

全てが破綻する

その枠の中では

誰が悪いかを明確にしたら

決していけない

それに対して

好き嫌いを言うことは

やっても良いと思うけれど

明確にして良いのは

自分の気持ちだけだ


ラインを底辺に引くなら

コストカットも出来るだろうが

守らなければならない範囲が

広がっていけば

それが出来る事は無い

弱いという立場も

影に潜んでいるのは

欲望であるからだ

人は欲望に群がる物だ

だから

弱いという形に

綺麗なのか、汚いのか

そういう基準を持ち出す

それは賢明な判断でもあるし

そうでは無い場合もある

しかし、人は嘘をつく

これを管理しなければならない

だとしたら

どうやって管理していくのだろう

線引きするにも

文句が出る世の中だ

飼われる為に生まれてきたのか

個人で行動する為に生まれてきたのか

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― 新着の感想 ―
[良い点] 『しかし、人は嘘をつく これを管理しなければならない』という部分が印象的でした。
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