5.テスト前
ぼーっと座って授業を聞き流す学校生活を送っていると気がつけば2学期の期末テストが迫っていた。そんなある日の放課後。
「たけるくんまた寝てたでしょ」
「見てたのかよ大野」
「見てなくてもわかります。それより、テスト勉強してる?」
「えっ?テスト?」
「うん、期末テストもうすぐよ」
「あっ、、、」
「も〜、このあと時間ある?」
「あるけど」
「じゃあ、テスト勉強ね」
「まじかよ、、、」
そして、俺は大野に連れられ図書室へと向かった。
そんな2人を陰で美玲が見ていた。
(絵里ちゃんにたけるくん取られちゃった、、、まぁ、たまには貸してあげるか。)
俺は大野にみっちりと2時間休憩なしで勉強を教わっていた。
「うわっ、もうこんな時間」
「ほんとね、そろそろ終わろうか」
「なぁ大野、テストっていつだっけ?」
「月曜からだけど」
「まじ?」
「うん」
「くっそー、間に合わねえよ」
大野が少しもじもじした後口を開いた?
「明日、、、く、る、、」
「えっ?なに?」
「明日私の部屋に勉強しにくる?」
「いいのか?」
「うん」
「じゃあお言葉に甘えて」
そして次の日俺は女子寮の前にいた。ちなみに消灯時間までであれば男女の寮の出入りは寮の受付に申請さえすれば可能である。
そんなことより俺の隣にはある人物がいた、、、
「なぁ、美玲ねえなんでここにいるんだ?美玲ねえの寮はここじゃないだろ」
「うん♪たまたま、昨日絵里ちゃんに連絡したらたけると勉強するって言ってたから来ちゃった!」
「来ちゃったて、、」
「な〜に〜、お邪魔だったかな
〜。私はたけるくんが絵里ちゃんにいかがわしいことをしないか監視しに来たの」
「しっ、しねえよ」
そして俺たちは大野の部屋へと向かった。
「いらっしゃい」
「おっじゃましま〜す!」
「ごめんな大野、美玲ねえまで来て」
「ううん、大丈夫」
そして俺らは勉強を始めた、、、
「なあ、美玲ねえなにしに来たんだよ?」
美玲ねえはベットの上でゴロゴロしていた
「監視〜」
「勉強しなくていいのかよ?」
「こう見えて私頭いいんだよ♪中間は学年3位でした〜」
「まじかよ、、、てか、人のベットで勝手にゴロゴロすんなよ失礼だろ」
「だって〜絵里ちゃんのいい匂いがするんだもん。あ〜もしかしてたけるくんも嗅ぎたかった?」
「ちっ、ちげえよ!」
「私は大丈夫だから勉強しよたけるくん。」
そして勉強をしていると昼食の時間がやって来た。
「もうこんな時間だ、お昼にしようか。何か作るよ」
「すまないな大野、ありがとう」
「やったー、絵里ちゃんの手料理〜」
「自称料理が上手くなった美玲さんはお手伝いしないんですか〜」
「ダメダメたけるくん私は少しでも長く美玲ちゃんの匂いを、、、」
「いい加減にしろ!」
俺は美玲ねえをベットから引きずり下ろし机の片付けを手伝わせた。
「どうぞ、召し上がれ」
「うっわ、うまそ〜」
テーブルの上にはチャーハンとスープが並んでいた。
「うまいよ、大野」
「うん、絵里ちゃん嫁になってくれ〜」
「よかったです」
ご飯を食べ終わりマッタリしていると急に美玲ねえが立ち上がった
「ごっめ〜ん、急用思い出したから帰るね」
美玲ねえはドタバタと支度を始めた
「あとは、上手くやりたまえ少年♪」
そう俺の耳元で呟くと美玲ね帰っていた
「本当、嵐のような人ね」
「ああ」
それから俺たちは夕方まで勉強をしていた。
「そろそろ終わろうか」
「ああ、ありがとうな!」
「ううん、あと明日は今日教えた範囲をやっておけば大丈夫だと思うよ」
「本当にありがとう。テスト終わったらお礼するから」
「いいよそんなの」
「させてくれ、俺の気が済まないから」
「うん、わかった」
そして俺は帰ることにした。
部屋を出るとき大野が弁当を差し出して来た。
「迷惑じゃなかったら夜食にでも食べてね」
「ありがとう、、、って、夜まで勉強すること前提なのね」
「もちろん」
俺は弁当を受け取り帰路へとついた。
今すぐお弁当を食べたい気持ちを抑え俺は寮のご飯を食べ風呂に入り夜の勉強をスタートさせるのだった。
かんな
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