賄賂とパッピーになるスイーツ ※注意 リアルな表現あり
2話投稿
2週間もの辛くつまらない授業を受けたネリルは体調不良を言い訳に他国へ旅行することにした。
そもそもスライムは具合は悪くなる訳ないのだが…
◇◇◇◇
「おっさーん、転移魔方陣貸して！」
「君の名前は？」
ZeNZeNZeN世からボクはぁ〜♪
「ネリルだよ？」
つい歌ってしまった笑
「ダメだ！授業を体調不良で休んでるからな！」
なるほどね…ここは最終兵器を
「そう来ると思いましたよ…ふふふではこれでどうですか？」
と言いながらさっとおっさんに手渡した
「む？賄賂はいかんそ」
まぁまぁ、ちょっと食べて見ろよ！病みつきになるからさー！
「まぁまぁ、ちょっと食べてみてくださいよ！自信作のスイーツなんです」
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【スラーツ】
レア度SSS ゴッド級
スライムから作られたスイーツ
極上な甘みと快感を得られる
気分がハイになる
効果】HP回復 +1000
MP回復 +400
思考誘導
快感+400%
効き目+600時間
製作者】ネリル
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「ちょっとだけだぞ…」
そんな上目使いでおっさんに言われても嬉しくないんだが…
「ほらほら！食べて食べて」
「しゃーあねぇな…食ってやるよ。パク…モグモグモグ…
んほほほおぉぉぉぉお！美味いぃぃぃぃぃ！魔方陣使っていいぞ！だが後5つよこせ！」
うわー態度変わりすぎ…
「あんまり食べない方がいいっすよ？」
「いいからよこせ！むぐむぐ…ごっくん！おぉぉぉぉお！俺は今、空を飛んでるー！あはははははは！はははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははははは…あで？空ト地面…が反対？？？う、おえ？」
おっさんは両手を広げパタパタとやりながら虚ろな目で笑っていた…
「コラァ！お前ら何をやってる！」
おっさんBが現れた
ハイになってるおっさんAはすかさずおっさんBの口にスイーツをねじ込んだ
「むぐ⁈…貴様何を…す…うはははははははははは‼︎俺は最強の巨人だぜ？グフフフ、人間ども頭が高いぞ！ひね伏せ‼︎あっはっはっは‼︎」
うわ…
「…怖すぎ。あんまり使わないようにしよう」
ハイになってるだけに
廃人やんけ…笑
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転移装置についた！
えーとブルエーム王国だから04＊2135っと
『ぺ、プ、ピ、ペ、ボ、ピぺ』
外す
『ガチャッ……
ーーーープルルルル…プルルルルプルルルル…』
やっぱり電話だな
『ヒュン‼︎』
ほっほー！ブルエーム王国ついたー
観光しよ‼︎
ヒャッホイ‼︎
