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一人数役、俺と僕と儂と私の異世界放流記  作者: 神聖おにぎり共和国
前世の産物、狂気の宴 編 〈上〉
31/40

エピローグ//03 新たな仲間と ||<>||

エビローグでし


会話多め





シーランス魔法皇国


大賢者 シズ=ラージュが建国した国家である。

世界でもトップクラスの技術と国土を所有しており、全国民が教育、仕事を得られる近代的な国作りが行われている。

また、優秀な人材ならば種族、階級を問わず成り上がることが出来、逆に高貴な家系であろうと使えないものは平民になる厳しい国でもあった。


政治、軍事、教育などの国家運営は大賢者の意思が埋め込まれた水晶が決めており、大賢者なき後はこの水晶が皇王とし君臨している。


皇国の元


魔法王国

錬金王国

薬師王国

騎士王国

教皇王国

という

5つの王国からなっている。

その頂点に君臨し5つの王国と皇国の方針を決定しているのが例の水晶である。


この水晶、創造級のアーフェクトアイテムであり破壊不可、移動不可であり、シーランス魔法皇国に張り巡らされた魔力道を管理している国の心臓部であった。

正確には、この水晶がある皇城全体が魔法具化しており、そのコアが水晶ということであった。


※魔力道とは、地球のガス、電気、水道に当たるもので、魔力を使い灯をつけたり水を出したり火を使いできるシステムである。










「ふーん、で学園って魔法以外にもあるの?」



「あるわよ。薬師をめざすための薬剤研究所、神官を育てるシズ教会、他には騎士学園、魔術学校とか色々ね」


「あのさ、種族同士の戦争みたいなのはないの?」



「基本的にはないわ。でも異界人……つまり、勇者、転移者とは仲が悪いわ」



やばいな…俺勇者だよ……ん?…あ、勇者じゃなくなったんだった笑


セーフだな!


「へー、でどうやって隣の大陸に行くの?帆船でのんびり?」


「魔法陣に決まってるじゃない‼︎

船なんかいつの時代よ!

船だとしても飛行船か魔道船よ…」


「魔法陣?…転移系の⁇」



「なんだ、知ってんじゃないの。シズ教会にあるのよ」


「僕は使えるの?」



「ふふん♪ ネリル、貴方幸運ね!なんと!学園の成績上位者には、二人まで仲間と転移陣を使用いいルールがあるのよ」


やかましい…”!”ばっかりつけやがって


「へーすごいすごい」


「信じてないわね⁈ほんとなんだからぇ………、……」



◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=◇=

◇=◇=◇=◇=

◇=◇=



教会に到着でーす


ごっつい見た目のオーガみたいなおっさんが教会の管理者らしい…


「転移陣の使用ですか?お名前は?」


「シーランス魔法学園 2年生 フェルナ=ハースラントです」


「へぇ、そんな名前だったんだぁ?」


貴族かなぁ?…


「ネリルは黙ってて!」


「はい、確認できました。教会右にある転移室をご利用下さい」





「これが転移できる装置よ!」



…は?これ。電話ボックスじゃねぇか‼︎


作ったやつ誰だよ…



「へ、へぇ。これどうやって使うの?」


「0〜1と*を組み合わせて都市番号を入力するの。であとはこの音の出るやつを受話器からはずして耳に当てるだけよ」



受話器って言っちゃってるし…


「番号教えて」



「魔法学園都市 05*2461 よ。先にネリルやりなよ」



「ありがとう」



えーと05*2461っと


『ピ、プ、ポ、ペ、プボ、ピ』


外す


『ガチャッ……




ーーーープルルルル…プルルルルプルルルル…』


まんま電話じゃねぇか…!






『ヒュン‼︎』




ん?フェルナが消えた



転移成功かな?



『ヒュン‼︎「「いたぁい‼︎」」』





「いたい…なんなんだ?一体…?」


「ちょ、ちょと‼︎ネリル。貴方同じところに留まってたらぶつかっちゃうじゃない‼︎」


「あー、メンゴメンゴ」




「…まぁ、いいわ。ようこそ!魔法学園都市へ!」











挿絵(By みてみん)







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