閑話 ゲーム世界から異世界へ ||<>||
閑話は一旦終わりー
無事に町に着き、宿も見つけることが出来た。
宿屋 杉の木
なんか鼻がムズムズしそうな名前である。
「いらっしゃい〜何日かい?1日銀貨2枚、朝飯着きだよ。」
「じゃあ1泊で」
「はいよ!103があなたの部屋ね」
さて、部屋についたことだし確認しますか!
LRFでは自分の拠点を持つことが出来、いくらでも大きく出来た。
歌い文句は
一部屋サイズから、国サイズまで、火の中、水の中、土の中!君の自由だぁ!
だった。
そこで、シグマは、裏ボスである闇ゼータを倒した報酬で手に入れた、影魔法を使い、影空間内直径6kmにも及ぶバカでかい空間に国を建国し、気に入ったモンスターや、NPC、サブキャラを国民にしていた。
……
《チェンジ ゲート》
自分の影をゲートにするキーワードである。
せーの、
よいしょっ!
◇◇◇
「…なんだこれ。デカくなってね?」
セーブポイントである影魔城
この国は城だけがデカイ感じてあったはずだが、窓から見た街はどこまでも続いていた…
ガチャ
「ん?何者だ!貴様ぁ!ここは神聖なる影天王様の御部屋であr………え?…シ、シグマ様ぁ!帰ってこられたのですか?!」
「そうそう、で誰?」
「お忘れですか…アグナスです。悪魔族で、父は、影騎士団の隊長のラグナスです。」
「え?あ、ああ!いつの間にでっかくなったなぁ…⁈え?いやいや、確かめっちゃ子供だったよね!悪魔族って500年かけて大人になるはずだけど?」
「実は、最後にシグマ様がこられてから1200年以上、経っております。」
「は…はぁ?1...200年⁈他の奴らはどうした?」
「まず料理長のカンナですが、700年ほど前に、引退しまして今は新大陸にて魔王国を建国しましたが、今だこの国に属しております。」
「この国ですが、影魔皇国でしたが、今は、闇影大帝国と改名されております。
属国は、
料理長カンナの魔王国
執事長レクトルの死皇国
暗部隊のメンバーがそれぞれ国を治めるマーズ連合国
親衛隊が作ったシグラス王国
です」
「じゃあ今この国スカスカじゃん。」
「いえ、カンナ以外は現職ですので安心してください。」
「さい、ですか…」
でどうしよう。
「とりあえず今は忙しいから少し落ち着いてからまた来るよ」
「では、私、アグナスをお連れ下さいませ」
どうしようかな?1200年も経ってたらわからないからいた方がいいよな
「...そうだな。そうするよ。よろしく頼むよアグナス」
◇◇◇
そんな感じで宿に戻ってきた俺達は、すぐに寝て、翌日に備えることにした。
翌日、朝早くから冒険者ギルドに行くことにした。
アグナス曰く、
「シグマ様は面倒ごとがお嫌いでしたよね?ですからここは無難に冒険者になった方がいいと思います。」
アグナスのアビリティのマップで迷わず辿りついた。
テンプーレおこるかなぁ?♪
ガチャ
「すみませーん。冒険者登録したいのですが?」
「はい、でしたらこちらに
名前、性別、職業、得意な武器、魔法の属性をご記入下さい」
ん?職業…job ではないのか?
魔法の属性って?アビリティ次第でどうにもなるじゃん。
あれか。偽ステータスに出てたスキルとかいうやつか!
《シグマ様、実は900年ほど前に、世界の変革が起こりまして、ステータスが
name
Lv
種族
job
HP
MP
速度
アビリティ】
から↓
名前
種族
Lv
職業
HP
MP
スキル】
称号】
に代わりまして…速度とアビリティが無くなり、スキルになりました。
スキルの場合、取得してれば使えるので
アビリティコストを無視したチートみたいなものです。》
ほうほう…ずるくね⁈
スキル制だったらゼータ戦楽勝だったのに‼︎
とりあえず記入
名前 シグマ
性別 男
職業 神速剣士
武器 片手剣
魔法 闇
「はい、書きました」
「……?はい完了です。あとはこちらに手を置いて下さい」
ピィンポォーン
呼び出し音かよ‼︎
「はい完了です。こちらがカードになります。ステータスは隠したいところを隠蔽と念じながらカードを触ると隠せます」
シグマの新ステータス
名前 シグマ=J=ラスラン
種族 人族
Lv 1264
職業 皇王 解放者
HP 82128
MP 760080
スキル】封印中 /_旧システム起動】
アビリティ】
1 神速天駆
2HP回復10/s
3魔力増命 Ⅴ
4吸魔結界
====
5 神欺隠蔽
====
固定 呪縛解放 仮体幻術
技能】剣術、両手盾、滅神撃
称号】解放者 皇王 勇者 帝国の守護神
…名前以外見せられねぇーよ!
称号ヤバすぎ。笑
あ、運営に貰ったやつで偽造しよう!
◆ギルドカードステータス◆
名前 シグマ
種族 人族
Lv 203
職業 奇術剣師
HP 1210
MP 7600
スキル】手品 隠蔽 隠密 剣術 幻術 回避 暗器術 詐欺 変化 空間魔法
称号】奇術師 変人
◆ ◆
こんな感じかね。
「あ、アグナスは登録しないの?」
「私はもうしております。これです」
◆ギルドカードステータス◆
名前 アグナス=ディルハース
種族 魔人族
Lv 434
職業 魔導闘師 執事
HP 54100
MP 64170
スキル】闇魔導 拳術 双剣術 回避 転移 幻術 礼儀
称号】達人 Sランク冒険者 執事
◆ ◆
「ふーん、強いんだね。」
「いえ、本当のステータスはこれです」
名前 アグナス=L=ディルハース
種族 悪魔族
Lv 862
職業 悪魔公爵 執事 冒険者 勇者
HP 541030
MP 660084
スキル】封印中 /_旧システム起動】
アビリティ】
1 看破
2 鑑定
3 並列思考
4 手加減
5 礼儀
6 影魔法
7 剣闘術
固定 魔眼 隠蔽 人化 獣化
種族スキル 超再生 分身 精神魔法
称号】勇者 Sランク冒険者 執事 天災
「は?なぜに勇者」
「これは、カンナ様が魔王に就任されたさい、”我こそが真の魔王だ”と主張し侵略をして来た奴らがいまして、帝国が増援を送り敵の偽魔王軍を皆殺しにしたあと、私とカンナ様で敵の城に乗り込んで魔王をヤりましたら、教会から勇者に認定されてしまいまして…」
「ああ、それはご愁傷様です」
そんな会話をしながら俺達は宿に帰っていった。




