閑話 おっさん勇者と終わりのLRF ||<>||
閑話は1日2話更新します
20XX年もはや過去の産物化したMMORPGをやり続ける男がいた…
LRF (Last Run Fantasy)走りゲーと言われたゲームである。
B版もなく突然始まったと言う噂もあった。
キャラメイキングがやたら拘りがあり、
ゲームが始まった当初はかなり騒がれたのであった。
そんなゲームを片山 誠也はなにか惹かれるところがありやり始めた。
キャラメイクでは、シグマと言う名前に
白髪、金眼の16歳くらいの少年にした。
オンラインのMMORPGで走って走って走りまくるゲームで、広大なフィールドが存在するなかで休む、寝る以外はひとときも休まず走り続けないといけないと言う謎ゲーであった。
さらに休み以外で止まるとダメージを受けしまいには死亡すると言う鬼畜さに加え初期アビリティセット数4つ中2つを走る為のアビリティを埋めなければいけない糞ゲーぶりである。
そんな糞鬼畜ゲーをこよなく愛し、遂に主人公を走らないと死亡する呪いから解いた者がいた。
片山ことシグマであった。
シグマが解放者に至るまでは壮絶であった。
まず、この世界について少し説明しよう。
世界を狂気に変えた存在 走神 Zと呼ばれている
Zには4体の守護者が存在し、それを倒さなければいけない。
さらに、走神ゼータを倒してもラスボスとして黒走神 ζ(ゼータ)が降臨し、あまりの強さに皆諦めるほどであった。
黒走神ζの攻撃力では、走神ゼータを3撃で倒せてしまうほどの強さに、超スピードというチート能力
HP が低いのがましな点だがそれでも釣り合わないのであった。
ここからはそのチート神を倒したシグマの話をしようと思う。
まず、HP 10以外の状態で防御力3以下の装備を着て、到着する前にフル装備状態でも、7割型死ぬとされる天空要塞に行かなければならない。
フル装備状態で7割型死ぬのであればそんなHP と装備では到底つけるはずがないのだが、シグマは集めたチートアビリティを駆使し、一度も戦闘をせずに辿りついた。
その天空要塞にてLv400以上のモンスターを50匹以上討伐と言う鬼畜ミッションをする事になる。
ミッションクリア後に現れる巨体な門を開け中にある水晶を触る事でボス部屋にたどり着くことが出来る。
ボス戦では走りながら戦うことになり、ボスのパンチ一発で死亡してしまう不利な戦いであった。
その時の
シグマのステータス
name シグマ=J=ラスラン
Lv 950 -100
種族 人族
job 滅神官 神速剣士
HP 5821 (+76008+500 【10/s
MP 760080 (+500
速度 160 (+500=660(×2=1320(+180
=1500(+600
=2100
アビリティ】 《12》
1 神速天駆 《3》
2HP回復10/s 《1》
3魔力増命 Ⅴ 《3》
4吸魔結界 《2》
5 速度+40%up《2》
6限界突破 《0》
7挑戦者《1》
固定 レベル還元
技能】剣術、両手盾、悪意変換
○レベル還元
レベル1に対し技能に+10する
【lv50→500速度/MP】
○アビリティ 神速天駆
〈走り 極〉の4倍で走ることができ、空も走れるぶっ壊れアビリティ
走り極 40 40×4=160
○HP回復10/s
HPを5分の1にする代わりに、1秒につき、HPが10回復する
○魔力増命 Ⅴ
魔力の総数の10分の1をHPに上乗せ出来る。
○吸魔結界
魔力を吸収し坊魔結界を纏わすことができる。
全体の魔力の2割を吸収
○速度+40%up
アビリティも含めた速さの40%up
○限界突破
lv899を超えると得られるアビリティ
HP 半分になる代わりMPと走りが2倍
○挑戦者
敵とのレベル差が500以上の場合
lv500を20としてlv50ごとに10足され
×(20+ される
20+160=180
○滅神官
神を倒すごとに特化したjob
神族に3倍のダメージ
○疾剣闘士
超光速で戦う事に特化したjob
この、人間離れしたチートステータスを駆使し、何度も死にそうになりながらコンボ技で倒した。
ちなみにゼータのステータス
name ゼータ=エレバス=クランデル
Lv 1680
種族 黒走神 《精神体》
job ⁇⁇
HP 4680020 《ダメージ70%カット》
MP 988800 (-988700)
速度 1200
HP が異常に高く苦労したがMPはアビリティと装備で吸魔し、速度も上回っていた為そこまで決着がつくのに時間はかからなかった。
超速で繰り出される攻撃をコンマ1でかわしながら反撃し、すれ違いざまに斬りつけ殴りつけ…連続技にて攻撃し続けた。
時間を追うごとにζはボロボロになり、そして立ったまま二度と走ることはなくなった…