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神を導きし救世主!  作者: 河童王子
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大ピンチ?神の子計画!?


三千院の過去


そしてまた三蔵達の日常が始まる。


俺は三蔵だ!


俺は今、蛇塚とバサラと共に東京の渋谷にまで来ていた。


えっ?何故って?


それは遡る事、数日前…


三千院が俺達を呼びつけ東京渋谷にて怪しい宗教団体が良からぬ事をしているので調べて来て欲しいと命じられたからだ。


一応、俺はこの総本山の座主で一番偉いのだけど、三千院が実質上この総本山を動かしている。俺も頭使うより、こっちのが性にあってるしな?


さて、本題に戻るが?


別に宗教団体なんか警察か何かに頼めば良いと思ったのだが、その教祖が人間あらざるモノだと言うから仕方あるまい…


しかも、その宗教団体と言うのが『神の子計画』と名目で、信者の娘達にチョメチョメしたあげくに、子供を産ませる羨ま……ゴホン!けしからん宗教なのだ。


当然、男として許せ…いや!人として納得出来ん…う~ん…やはり救世主として正義のために許せる事じゃないのである! …だろ?


そんな訳で、俺達はその宗教団体の本拠地である渋谷に来たのだった。



…歩きで。


着いて早々、俺達は道を塞がれてしまった。


俺達の周りには若い女達が群がっていた?


いや、訂正すると俺と蛇塚は無視され、バサラの奴の周りだけなのだが…



そもそも僧侶の姿で銀髪に左右の瞳の色が違う上、中性的な容姿じゃ目立たないはずがない!


てか、こんな僧侶がいたら、変だし!


変と言うよりも、女達はバサラの容姿に群がっているのだけどな?



「すみませ~ん?その瞳はカラコンですか?お似合いですね!」


「銀髪ってバンドとかやっているんですか?」


「モデルよ?きっと!」



そこに芸能のスカウトやら、たまたまバラエティーの撮影していた連中がテレビ番組を打ち切ってまでバサラを撮りに来るもんだから、たまったもんじゃない!



まるで『アイドルが街に来たぞ!』状態だった。



まさか怪しい宗教団体の教祖よりも先に、自分達の身近に男の敵がいるとは思わなかったぜ…



仕方なく俺と蛇塚はバサラをその場に置き去りにして、宗教団体の本拠地に忍び込む事にした。


正直、中には案外楽に入れたよ。ドアを蹴り壊し、中にいた見張りを脅し、その教祖のいる場所を聞き出すだけですんだのだから…


何だろう?苛立つ気持ちをぶつけるには、ちょうどよかった!


どうやら場所は地下にある広場[祭壇]らしいのだが、普通のビルの下に地下祭壇なんか造る地点で怪しさ百パーセントだよな?



俺達は音もなく?騒ぎもなく?目的の祭壇がある奥へと突き進んでいた。



蛇塚「三蔵!気をつけろよ?三千院さんが言うには相手は人間ではないらしいからな?」


三蔵「何度も言わずと解ってる。とにかく解っている事は一つ!俺達の敵は男の敵である事!」


蛇塚「それは同感だな!」



すると、何やら異様な臭いが漂って来たのだ。



これはお香?



しかも、甘ったるいような?何か変な感じのする匂いだった。


俺と蛇塚はその匂いのする方向へと向かうと、そこには…何と!何と!?


女達の悶えるような甘切ない声が響いて来たのだ??



(まっ!まさか?この奥で羨ま…けしからん事をしているのではないのかぁ?許さん!絶対に許さんぞ!)


が、心の何処かで『な~んだ!そんなオチかよ!』と言う展開を望んでいたのだが、その期待はまんまと裏切られた…



俺と蛇塚が中から声がする扉を開くと、そこには裸の女達が疲れたように床に眠っていた。


更に、その中央には今まさに『真っ最中』の男女がいたのだから俺達は突入するにも遠慮して硬直してしまったのだ…


いや、硬直とは全身の事だぞ?


えっ?聞いてない?


…スマン。


ハッ!!



蛇塚が顔を真っ赤にしていやがる!


怒ってるのか?


違う!


照れているのかぁ!


こいつ考えてみたら、チェリー君だったな…


どうやら刺激が強すぎたようだ。



ここは、既に妻子持ちの俺の出番だった。



三蔵「おぃ!取り込み中悪いが、少し話を聞かせて貰うぜ?」



俺は真っ最中の男女の方向にズカズカと向かって行くと…



『無粋な輩が忍び込んだようだな?』



中から声が聞こえ、突如中から放たれた気弾に俺は弾き飛ばされる。


こ…こいつ!


間違いない!


人間じゃない!



俺は直ぐに印を結ぶと、中にいる男女に向かって気を放ったのだった。


すると、二人の男女の姿を隠していたシーツが燃え盛り、中から裸の男が出て来たのだ。



女の方は床に倒れてグッタリとしているようだが、どうやら無事のようだ…



とりあえず男の方を始末すれば良いのか?



って…


アアア…


俺は、その裸の教祖の姿に目を奪われてしまった。


いや、その教祖の…


アレ?いや、ソレ?


だから、何と言うか…


ナニに…



ソイツのソレは、いきり立つように、真っ直ぐとそびえ立っていたのだ!!



俺は…



三蔵『何だ!?このマッスルタワー放送禁止露出野郎はぁー??』



すると教祖は胸を張って俺を指差し言ったのである。


教祖『我を知らぬとは愚かなる人間よ!我は男の象徴なり!我が男!我以外の男は全てゴミ以下である!そして、全ての女が我が手中なり!我が名はミン!生殖力を司る神なり!』



なっ?


ナニを言って…


いや、何を言ってるんだ?


コイツは…??



すると蛇塚が付け足す。



蛇塚「ミンとは確かエジプトの神だぞ?」


三蔵「エジプト神か?それが何でここに?」



するとミンが俺達を見下ろしながら答えたのだ。



ミン『愚かなる人間の雄が何をしに来たのか知らぬが、我のお楽しみを邪魔する者はなんぴたりとも許さんぞ?』



ミンは俺達に向かって神気を放って来たのだ。


鋭く重みのある気だった…


が、俺と蛇塚は難無くとその攻撃を躱すと、二人同時にミンに向かって蹴りをくらわしたのである。



俺達の蹴りは直撃し、ミンは吹き飛ばされて壁に叩き付けられた。



ミン『ナッ?人間が神である我に??何者だぁ!お前達は?』



ミンは起き上がると、驚きながら俺達に向かって叫んだのである。



三蔵「フッ!ただの女の味方だよ!」


蛇塚「それより貴様こそ何が目的だぁ?理由次第によっては許さんぞ!いろんな意味で!」



ミンは立ち上がりながら誇りを払い、ナニをたてて胸を張って答える。



ミン『許さんとは片腹痛いわ!我はこの人間の女達に、神の子を授けるため現れたのだ!』



神の子を授けるだと?



ミン『この世には、今救世主が必要なのだ!よって、この我が救世主を造るのだよ!この世の女は神である我の子を身篭り、神と人の遺伝子を持つ『救世主なる子供』を誕生させるのだ!我のこの立派なマッスルタワーでなぁ!アハハハハハハ!』



…ふざけるなよ?


てか、ふざけた野郎だぁ!


俺と蛇塚は再び構えると掌に金の錫杖を出現させた。



蛇塚「一気にキメるぞ!あんな変態は許してはならん!」


三蔵「あたぼーよ!」



だが、俺達がミンに向かって行こうとすると、倒れていた裸の女達が立ち上がり俺達にしがみついて邪魔して来たのだ?



三蔵「なっ?離せ!操られているのか?」


蛇塚「うわぁ!うわぁ!服を着ろ!ちょっと~!止めなさ~い!」


三蔵「うわっ!ズボンを脱がずなぁ~!!」



どうやら操られているようだった。


どうする?


このまま身を任せ…



蛇塚「仕方あるまい!」



…ちゃ、ダメだよな?


うむ。



蛇塚は顔を赤らめながら印を結び、目を綴じると…


辺り一帯に向かって覇気を放ったのである。


その気を当てられた女達が一人一人倒れていく…



蛇塚「すまねぇな…お嬢さん達…少しの間眠っていてくれ?チッ!女を使って盾にするなんて上等だぜ!」


三蔵「今度こそ決着をつけるぜ!」



俺達がミンに向かって、ゆっくりと近付いて行く。


が、ミンは両手を俺達に向けて何かを唱えると、強烈な光が俺達を照らした?



その光を浴びた俺と蛇塚は、ゆっくりと膝から床につき…


そのまま前のめりに倒れたのだ。



ミン『ふふふ…愚かなる人間達よ!だが、土産も戴いたぞ?お前達の記憶を探らせて貰ったが、さぞ美しい娘を知っているようだな?』



…何?


それは、まさか??


卑弥呼の事か!?




ミン『今より、我はその娘の所へ行き…


我のマッスルハイタワーキャッスルで身篭らせる!』



俺達は疼くまりながら…



三蔵「さ…させる…か」


蛇塚「お…のれ…」



だが、ミンは俺達には興味を持たずに、その場から消え去ったのだった。



俺達は前のめりになったまま動けなかった…



あぁああ…


くそぉ…


確か奴が唱えていた呪文とは…



『ヴァ~イァ~グゥラ!』



俺達を祭壇に残して立ち去って行くミンを止める事が出来なかった。


俺と蛇塚は立ち上がれないまま奴の消える姿を見ている事しか出来なかった。


しかも、奴の向かった場所とは?



『卑弥呼』のいる総本山!



卑弥呼が危ない!


だが、解っていても立ち上がれない俺達…


いや、実際立ち上がっているのだが…


膨張するくらいに…


痛いくらいに…


そう、オッタツくらいに!


奴の術とは、俺達の大事なアレを極限にまで腫れ上がらせ、少し…いや、大分恥ずかしい姿にさせるのである。


(最高膨張率の1.5倍か…)


俺は下半身の痛みに堪えながら、真面目に分析し…


そんな俺の頭を殴る蛇塚。



蛇塚「馬鹿な事を考えてないで!奴を追うぞ!」


三蔵「いや、そんな姿のお前に言われたくないぞ…」



蛇塚もまた俺と同じく蹲っていた。



蛇塚「うるせぇ!うるせぇ!俺は卑弥呼様を救いあげるのだぁ!決してあのような奴に奪われてたまるかぁ!」


三蔵「…すみません」


蛇塚「何故に謝る?」


三蔵「いや…あの…」



蛇塚は俺の妻である卑弥呼に対して横恋慕しているのだ。



蛇塚「安心しろ!もしお前が卑弥呼様を泣かすようなら、俺が容赦なく一番にお前を殺すから!それに、俺は…卑弥呼様が幸せに…笑顔でいてさえいてくれれば…」



三蔵「蛇塚・・・」



下半身を腫れ上がらせながら真面目な台詞を言われても、説得力がないぞ?



だが、本当にどうする?



こんな下半身膨らまながら街中に出たら、変質者扱いされてお巡りさんにしょっぴかれてしまう…


陰に生きる俺達が、まさに注目のマトだ…



蛇塚「三蔵!経を詠むぞ!」


俺と蛇塚は経を唱え、精神統一…


周りには裸の女…


心を無にして…


周りには裸の女…


雑念!煩悩退散!


周りには裸の女…




三蔵「無理でぇす~」


蛇塚「ぐぅわぁ!強制煩悩退散!神よ!俺に力をー!」



すると蛇塚は軍荼利真言を唱えて明王変化したのだ?


なんて強引な…


仕方なく俺も不動明王の姿へと変化する。



それは明王の持つ浄火の力で、一切の邪念を払い退けたのだ!



蛇塚は女達に毛布をかけてやると、



蛇塚「三蔵!向かうぞ!」


三蔵「は…はい…」




そして、30分後…




三蔵「ぜぇ…ぜぇ…」


蛇塚「ハァハァハァ…」



俺達は息を切らし大量の汗を流していた。明王変化しながら、猛ダッシュで総本山にまで駆け抜けて来たのだからな…



体力の限界だぁ…


俺達は這いつくばりながら、総本山の卑弥呼のいる場所に向かったのだ。


ヤバい…


ミンの野郎!



奴の気を感じるぞ?既に到着しているようだ…


総本山にいた修行僧達が俺達と同じくアレを抑えながらうずくまって倒れていた。この総本山に簡単に侵入を許すとは、仮にも神の事はあるが、何とも滑稽な…恐ろしい奴だ!!



しかも、よりにもよって今日は三千院と大徳は総本山を留守にしているのだ。



蛇塚「俺達が救わねば!」


三蔵「ああ!」



俺達は卑弥呼のいる総本山奥の院に向かった。



卑弥呼!


待ってろよ!


俺達が必ず!



俺と蛇塚は卑弥呼のいる奥の院に入り、座主の間にまで突入した時、奴はいた…



ミン『ヌッ?貴様達?何故ここに!?』



蛇塚「貴様に卑弥呼様は渡さん!」


三蔵「そーだ!そーだ!」



するとミンは…



ミン『ならば再び同じ目に合わしてくれよう!』



『ヴァイア~グゥ~ラァ~!』



ミンの掌から再び光が放たれ俺と蛇塚を照らす。



蛇塚「しまったぁ~!」


三蔵「うぐわぁ~!」



俺達は学習しないまま再びナニを膨張させ、痛みと重みでうずくまる…



ミン『アハハハハハ!ここまで来た事は褒めてやるが、大人しくそこでうずくまっていろ!アハハハハハ!』



ミンはゆっくりと卑弥呼のいる部屋に向かう。



三蔵「待てぇーー!」



そうだ!!


さっきみたいに明王になって煩悩を取り去れば…


が、無理だった。



既に力を使い果たしていたからだ。すると、うずくまりながら蛇塚は言った…



蛇塚「こうなったら仕方ない…ハァ…ハァ…三蔵!」

『お前に…俺のこの…この…マッスルコーンの介錯を頼むぅーー!』



なんだとぉー??



三蔵「早まるなぁ!蛇塚!ナニも…いや、何もそんな恐ろしい事をしなくても!」



蛇塚「うるさい!時間がないのだ!卑弥呼様をお救いするために俺は…俺は覚悟したのだぁーー!」



そんな…


お前は卑弥呼のために男の象徴を捨てるつもりなのか?


何とも男らしい…


いや、失ったら…


どうなるのだ?


男でなくなるのでは?



蛇塚「はっ!早く切り落とせぇーー!」



そんな涙目の奴に言われても…


そもそも、お前はチェリー君なんだろ?


一度もお前の名刀を抜かずに、捨て去るつもりなのか?



蛇塚…お前って奴は…



だが、刻一刻とミンは卑弥呼の眠っている間に入り込んでいく…


俺は這いずりながら、卑弥呼のいる部屋に向かって叫んだのだった。



三蔵「卑弥呼ぉーー!」



すると、中からミンの声が聞こえて来た。



『おぉー!何とも美しい娘だぁ!お手付きなのは残念だが、この際関係あるまい!アハハハハハ!』



卑弥呼…お願いだ…


逃げてくれ…



『それにしても美しい髪だ…』



どうやら、ミンの野郎は卑弥呼の髪を触っているようだった。


許せねぇ…



『何とも美しい銀色の髪だ…』



そう…卑弥呼の髪は美しい銀色の…


って、はて?銀色だと?



『日本女かと思っていたが西洋女だったとはな?ん?起きたのか?今、私がお前を優しく…』



…あの野郎は、何の話をしているのだ?



『おぉ?美しい瞳だ!左右の瞳の色が違うのか?これは珍しい…美しさに磨きをかけておるな!アハハハハハ!では、戴くとしよう!アイラブ~ビッグサンダーマウンテ~ン!』



それって…


まさかのまさか??



ミンが卑弥呼(?)に抱き着こうとしたその直後、ナニかが…いや、何か閃光が走り『ドスン』と、床に落ちる音がした?



これって、まさか?



その後、総本山全てに響き渡るようなミンの悲痛の叫び声が響いたのだった。



『ウギャアアアアアアアアアアアアアアァァァ…』



同時にミンの術が解けた俺と蛇塚が、卑弥呼(?)の部屋に駆け寄ると…


そこには、うずくまるミンの姿と…


卑弥呼?


いや?卑弥呼の衣装を纏った銀色の長髪の女性?



じゃない!?



女装をしたバサラが短刀を持って立っていたのだ。



そして、もう一つ…



お下劣なる物体が転がっていたのだ。


つまり、状況を知って(いつからだ?)先回りしていたバサラが、卑弥呼に成り済ましてミンの来るのを待ち…


まんまと入って来た所を持ち前の黒短刀…じゃない?武器庫にあった安物の短刀を使って、ミンのシンボルを切り落としたのだ………。



バサラ「醜悪なモノを斬ってしまった…」



バサラは短刀を放り捨てると、俺達に向かって…



バサラ「遅かったな?」



と……



こ…この野郎!


そうと解っていれば、俺達はここまで切羽詰まる事はなかったし、蛇塚に至ってはもう少しで男である事を諦める所だったんだぞぉ!



蛇塚は目を点にして、その場にヘタリ込んでいた…


よほど、覚悟してたのだなぁ…


気持ちがイタいほど解るぞ!男だけに…



ちなみに卑弥呼は別の部屋に眠っているそうだ。



で、肝心のミンだが…



俺はうずくまっているミンの胸元を掴みあげ、ぶん殴ろうとすると…



三蔵「てめぇ!ふざけた真似しやがって!覚悟しやがれぇ!」



が…ミンは…



ミン『キャアアア!止めてくださ~い!』


エッ?


ミン『もう二度と、こんな真似はしないわ!だからお願い!見逃してちょうだ~い!いやぁ~~!』



ミンは…



バサラに男のシンボルを切り落とされ、その力を失い…『オネエ』になってしまったのだ?



て、マジかよ?



その後、ミンは人間の女に対して淫らな事は一切しないと誓い

(…出来ないのだが)、今後我々に対して裏世界の情報を流す事を条件で釈放させた。


仮にも神様だしな?


被害に遭った女達には記憶操作(消した)と、アフターケアを忘れずにな?



それから戻って来た三千院から聞いた話なのだが、ミンに事情聴取の際に恐るべき情報を手に入れた。



ミン『そうなのよ~!三千院ちゃん!今ね~?私達神の転生者達の間では、自分達の手で救世主を造りだそうと計画されているのよ~!本当!私だけじゃないのよ~!』



三千院『救世主を造るだと?』


ミン『そう!ここ数年の間に、そういった事を広めた神がいるのよ~』



と…



救世主を造る?


それを広めた神?



そんな訳で…



それを調べる逆スパイとして、ミンは今…


歌舞伎町で働きつつ、情報提供を俺達に流しているのだった。





それにしても…



今日は異常に疲れた1日だったぜ。



次回予告


三蔵「今回の話は忘れてくれ・・・」



蛇塚のためにも・・・



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