クイーンベリーで色々と作っていた
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夏の42日。カタリーナから指令を受けて、それの制作に励んでいたんだけど、納得いくものが出来たとは思う。……結構前から言われていたんだけど、何とか実行し、成功させた。それが、クイーンベリーの香りがする石鹸作りだ。何のことはない。それが欲しいと言われてしまったんだよ。だから、蒸留してみたんだけど、香油は取れなかった。と言う事は、油が含まれていないと言う事になるんだけど、それじゃあどうやって香りを取り出すのか。それを苦労して苦労して何とか形にしたんだよ。……まあ、単純な事ではあったんだけどさ。簡単に言うと、アルコールを使った。それで、石鹸に混ぜた。それだけの話ではあるんだけど、それに気が付くのに、もの凄い時間がかかったんだよな。こんな簡単な事なのにってのは、作ってみてからの話である。
まずは蒸留器でアルコールを取り出す。3回ほど蒸留を繰り返すと、匂いが殆どしなくなる。まあ、風味なんかもぶっ飛ばすので、酒としては美味しくないとは思うんだよな。純度としては80%くらいのものだけどな。それ以上はもっと蒸留をしないといけないんだろうけど、匂いが無くなるまでで十分なのだよ。そこから、クイーンベリーの香りを付けていくんだ。その方法は、酒にクイーンベリーを入れて、何日間も放置する。まあ、俺的には90日間は放置した方が良いかなとは思ったんだけどな。それくらい放置したんだ。そうすると、香りが酒に乗り移る。梅酒みたいな感覚だな。それでクイーンベリーの香りを付けたら、石鹸に混ぜこむんだ。そうする事で、クイーンベリーの香りを強く発する石鹸が出来上がった。……高級品になるとは思う。まあ、人によっては好みがあるだろうが、好きな人は好きだろう。事実、カタリーナは、かなりご機嫌になっていた。
苦労はした。それはそれは苦労はしたんだ。高級品の石鹸が出来た時くらいには、言われていたことではあったんだけど、この度、遂に完成した。まあ、春の初め頃に仕込んだものが、形になったって感じだな。素晴らしい出来だとは思うぞ。これは売れる、とは言い切れないんだけど。ただ、花の香りとは差別化出来るとは思う。クイーンベリーの強い甘い香りは、花の香りとはまた違うからな。匂いには色々と言いたいことがあるらしく、まあ、色々とね。やらないといけないことがあった訳なんだよ。女性には女性の好みがある。それを作るために苦労はしたが、それだけの利益が見込めるなら問題は無いんだよ。
なお、そこまでするんだったらと言う事で、香水も作ってみた。クイーンベリーを漬け込んだお酒を水で割るだけ。それで完成だ。香水なんてそんなものである。香りが強いクイーンベリーだから出来るのであって、他のものでは難しいのかもしれないが、特色があって、面白いとは思った。まあ、問題は容器の方である。香水を吹きかけるものが無かったのだ。瓶から手に取って、色んなところに塗るしかなかったんだよ。でも、それも解消させた。霧吹きを作った。……まあね。苦労はした。普通に作っても無理だったから。でも、魔道具にする事によって解消させた。本当は圧力が云々とか、霧状に噴射するのが云々とか、色々とあるんだろうけど、魔道具にする事によって、無理やり解消させた形になる。まあ、その分魔石が勿体なく感じるだろうが、これも仕方がない。……本当はダンレムさんに見せたかったんだけどな。時間が間に合わなかったんだよ。霧吹き自体は出来ていたんだけど、香水の方がまだだったから。まあ、銅の入れ物になるので、ちょっと、いや、かなりお高いんだけどね? 欲しい人にとっては、非常に欲しいものだから。
今までは香りを付けようと思うと、水や油を塗るしかなかった。それが霧吹きになったんだから、活用の幅が増える。匂いとは、そういうものなんだよ。女性の方が欲しがるものなんだ。……男性は興味無しって感じなんだよね。それよりもお酒が減る方が嫌な顔をされたくらいだからな。しかし、霧吹きだけでも見せた方が良かったかもしれない。特許は、流石に取れないだろうけど、制作費用的な物は何とかなったかもしれないのにな。仕方がないので、貿易船で運んでもらって、価値を確認中である。こちらとしての要望は、庶民でも扱えるくらいの値段で何とかならないかって交渉をする。というのも、こればかりは貴族が独占してしまっては、売り物にならないんだよ。庶民が霧吹きでどんどんと匂いを付けてくれればいいんだよな。それだから、安くお願いしたい所ではあるんだ。高級品として売るのは、難しくない。けど、それだと売る時が困るんだよ。数が捌けない。
正直、香水の中身は大量にあるんだよな。アルコール濃度を下げるから、80%くらいの奴が1%くらいまで下げるんだ。正直、結構余る。中身だけが。詰めかえれば、何度でも使えるんだ。魔石が使い物にならなくなるまで、霧吹きは使えるんだよ。しかも魔石を交換すれば、また使える。そんな訳だから、庶民に売り込みたい。貴族の商品にすると、数が捌けない。それだと需要に対して供給過多になる。それではいけない。香水の中身なんて簡単に作れるんだ。酒があれば、無限に作れるんだよ。まあ、クイーンベリーのものに関しては、時間がかかるんだけど、それでも量産は可能なんだよな。どんどんと作ってしまいたい。
なので、売り込むにしても、庶民が良い。多少おしゃれな庶民がターゲットなんだよ。それなら、中身も大量に売れる。霧吹きだって結構な数が売れるはずだ。それなら、専門で霧吹きを作って貰った方が儲かるんじゃないか。中身だけをこっちで作ることにしてしまえば、儲かるんじゃないか。そう思って手紙を出したわけだ。回答はまだ返ってきていないんだけど。でも、絶対に売れると思うんだ。女性なら欲しいだろうとは思うんだよ。貴族女性も欲しいかもしれない。けど、背伸びしたい庶民にも買って貰いたいんだよな。色々と需要はあると思うんだよ。
そういう訳で、今現在、問い合わせ中である。結果は早めに返ってくるとは思うぞ。庶民向けに作るのであれば、コストカットも必要だし、そもそも中身が多くなくても良いからな。手が届く範囲で何とかお願いしたい所ではある。クイーンベリーの価値がまた上がるんじゃないだろうか。でも、他の香水も売ればいいよね? 香油は沢山あるんだから。それをアルコールで割って、更に水で割るだけである。簡単に中身については量産できるんだ。酒は大量に必要になるんだけどな。酒飲みから、酒を取り上げないといけないって事になるんだけど。まあ、それも醸造所があるから、酒なんて無限に作れるんだよ。なんて言っても、サトウキビが無限に採れるんだから。おかしいんだよな。成長速度が。まあ、お酒にするんだからいいんだけど。サトウキビのお酒って、泡盛? 詳しい事は知らないけど、沖縄のお酒って言うと、泡盛ってイメージがある。
まあ、名前なんて何でもいいんだ。とりあえず、酒になれば。酒を使って、商売をすればいいんだよ。詳しい事は専門家に丸投げしておけばいいんだ。そこから、コストカットなんかをしてもらって、利益を出してもらえれば問題無いのである。ここまでは出来たんだ。後は任せるって感じだな。それでも十分な利益を得られるとは思う。そんなに難しい魔道具でも無いらしいからな。基礎的な事が解っていれば、簡単に作れるらしいし。それなら量産も可能なんじゃないかなって。




