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ベリーベリーベリー  作者: ルケア


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牛と馬を買おう

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 春の75日。開拓は順調に進んでいる。東の森なんて特にだな。樵の数が一気に増えたから、一気に村が拡張されて行っている。秋にでも家が作れるかもしれない。それくらいには敷地がどんどんと広がっていっている。いい傾向だ。今の中心の村では、北側に広げていくしかないからな。東西南北で、北以外は河川で挟まれているんだから。伸びしろは北にしか無い。だから北に広げていっては居るんだけど、それだとビューヘルム準男爵領のドルトとフォークにぶつかるからな。それでは困る訳で。でも、広げないなんて選択肢もない訳で。徐々にではあるが、広げていっているんだよ。


「そんな訳で、開拓は十分に行えているとは思います。見回っている感じだと、特に問題行動を起こしている住民も居ないので、スムーズに開拓が進んでいます。東の森に関しては、秋ごろから住宅を作ってもいいんじゃないかって思っています。そのくらいには木材が集まっていますし、そろそろ住宅が欲しくなってくる頃合いだと思うので、村長宅から作らせたいなとは思っているんですが、どうでしょうか?」


「いいんじゃないかな。村長候補として、文官も雇っているし、家が出来たら、まずは村長に向こうの村の事をお任せする事にすればいいんじゃないかなって思うんだよね。そうすれば僕の仕事も減るし、村長も決められるからね。出来ることは多くなってくるんだろうし、今のまま続けていけばいいんじゃないかなって思うんだよ」


「そうよね。そろそろ家が欲しい頃合いだもの。もう1年はテント暮らしでしょう? それではいくらなんでも士気が持たないわ。そろそろ家を作り始めて、自分たちも家に住めるんだって思ってもらわないとね。気持ちの問題だけれど、気持ちの問題って大きいのよ? コンラートは解っているのかしら?」


「解っているよ。気持ちだけでも前向きにしておかないとね。いずれはここで住宅を持つんだって来ている移民も居る筈だから。積極的にそういう所は進めていきたいよね。まあ、難しい事もあるかもしれないけど、それはこっちの村から支援をすればいいんだし」


「そうでしょうね。樵たちも、木を伐り倒したり、他の建物は作ったりして慣れてきているんだろうけど、住宅はまた違うもの。経験者が必要になってくるわね。この村の樵たちも、家を建てるのは久々でしょうし、少しくらいは時間がかかるんじゃないかしら?」


「それは問題ないってさ。樵たちにも聞いたけど、技術はそんな簡単に忘れるものじゃないって。住宅なんかはちょっと特殊な事もするだろうし、忘れていないかって確認はしたんだけど、その辺は任せておけって言われたよ。何でも、橋をかけるよりは簡単なんだって言ってたよ。何処までが本当の事なのかは知らないけど。俺も家なんて建てたことがないし、見るのも初めてだから、色々と違うんだろうなとは思うけど、それでも、樵たちが問題ないって言っているんだから、問題ないとは思うよ。駄目なら最初に言って来るだろうし」


「樵たちが問題ないって言っているなら、問題ないんだろうね。出来るだけ早く村を完成させてあげたいし、何とかしてもらわないといけないからね。急ぎで何でもやって貰うのはいいけど、こっちでも準備できることはしておかないといけないかなって思っているんだ」


「コンラート兄さん、何か準備する事はあるんですか?」


「うん。牛と馬を購入しようかと思っているんだ。今は畑を耕すのも、人の手でやっているだろう? それを少しでも軽減するためには、牛と馬が欲しいかなって。そのくらいの余裕は出てきたんじゃないかって思うんだ。土地的には、東の森の方に牛と馬の牧場を作る方針でいるんだよね。……それに、今後はもっと村が大きくなっていくんだろうし、移動手段としても、馬が欲しいってなる可能性も十分にあるからね。先に購入しておいて、繁殖させようかなって思っているんだ。それに、牛が居れば、牛乳も採れるでしょ? それも何かに使えないかなって思っているんだけど、何かあるかな?」


「馬はいいですね。将来的には絶対に必要になるとは思いますし、買っておいて損は無いかとは思います。それに、村が増えてくれば、移動も大変になるでしょうし、ある程度馬を活用すれば、いいとは思いますね。それなら、荷馬車も買いませんか? ものを運ぶのだって必要になってくると思います。今からだと、ちょっと値段が張るかもしれないですけど、買っておいて損はないですよ。それと牛ですけど、牛乳なら、チーズが作れます。購入を検討してもいいと思いますね」


 馬と牛は良いな。特に牛はどんどんと繁殖させて、牛乳を沢山採れるようにした方が良い。普通に牛乳を得るには、牛を妊娠させないといけない訳だし、雄と雌の両方が欲しいな。……チーズは流石に商売にはならないだろうとは思うけど、保存食としては十分な価値があるとは思うし。ヨーグルトも考えられたんだけど、菌がなあ。チーズはまだいい。固めれば大丈夫なんだから。けど、ヨーグルトは発酵させないといけない訳で。そっちの方が難易度としては高い。当然のように、作り方なんて知らないし。牛乳に何を混ぜればヨーグルトになるのか。ちょっと解らないんだよな。チーズなら、レモンの絞り汁を入れれば、固まる。それでチーズが出来るので、それを燻製なんかしたら、いい感じのチーズが出来ると思うんだよな。幸いにも、レモンはあったんだし、チーズ作りは出来ると思う。


 農耕用に使ってもいいし、色々と使い道が多くあるからな。青草もグロドツギの森なら困ることはない。まあ、牛も馬もある程度の若いものを買わないといけないだろうけどな。5歳くらいの馬と牛を手に入れて、何とか繁殖をさせないといけない。最初は10頭ずつくらいは欲しいよな。雄と雌で合計20頭。牛と馬で40頭か。まあ、何とかなる範囲内だな。馬の方は走らせないといけないって言うのであれば、結構厳しい所ではあるんだけど、そこまでする必要は無いだろうとは思う。牛の方が管理は簡単なんだけど、移動速度の事を考えると、やっぱり馬だよな。……それに、将来的に貴族となって、戦争に参加するってなった時には、馬に乗っている方がいいというのもある。恰好がつかないからな。歩兵ではどうしても。兵はそれで良くても、指揮官が歩兵では見栄えが悪い。


 実行するにあたっては、まずは東の森の開拓具合にも寄るんだけど、多分だけど、来年の春には何とかなるんじゃないか。そう伝えておくか。いや、貿易船で伝えるよりは、この夏に来るときに話をした方がいいのかもしれない。……一応、そういう話があるってだけでも伝えておくか。その方が話としてはスムーズに進むだろうし。1年もあれば、集められるだろうとは思う。その辺はレイミール商会の腕の見せ所だからな。まあ、問題ないとは思うが。


 となると、何時こっちに家畜が来るのかだよな。来年の春ごろを予定しておけば良いか。それまでに牧場を作って貰わないといけない。そうだな……。冬には着手してもらわないといけないかもしれない。住宅の建築が始まっているころだとは思うが、何とかなるだろうとは思う。時間との勝負になりそうな気がしないでもないが、まあ、何とかなるだろう。しかし、牛と馬か。良いな良いな。どんどんと村が大きくなっていく感じがしている。この調子で発展させていこう。どんどんと発展をさせていって、アタライ村を追い越し、ビューヘルム準男爵領を超えてしまえばいいんだ。

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