表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ベリーベリーベリー  作者: ルケア


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

61/163

ベリーが採れなくなった

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 冬の10日。遂にオリーブやベリーが採れなくなった。いやまあ、今までが異常だったんだけどな。季節関係なく果物が採れるって時点でおかしかったんだよ。やっと平常に戻ってくれたのかって感じだよな。……その所為で、ジャムが作れなくなってしまったんだけどな。まだ他のジャムがあるから、交易では使えるけど、その内なくなってしまう。それでは問題があるんだよな。何とかして、年中採れるようにならないものか。何が関わって来ているのかが解らないんだよな。気温なのかね? 確かに寒くはなっているんだけど。


 気温だけで良いのかって問題はあるんだけど、気温さえ何とかしてしまえば、何とかなるのであれば、ビニールハウスって選択肢が出てくる訳なんだけど、ビニールなんて無理に決まっているだろ。石油がまず無いんだから、どうしようもない訳で。まあ、色々と考えては居るんだけど、それはまた今度だな。出来る様になってから考えれば良い。何とかするために、頭の中で色々と考えては居るんだ。何とかなるとは思うぞ。……思ったよりも雨が降らなければ、だけどな。


 雨はそこまで多くはない。大雨が降ることはまず無い。普通に考えたら、そんなこと出来るのかって思うかもしれないが、やってやれないことはないと思うので、何とかするのである。その為にも、色々と作って貰わないといけないものがあるので、何とか作らないといけないんだけど。因みに、ガラスは無理だ。板ガラスを作れないだろうからな。吹きガラスなんだろうとは思うんだよ。そんな状況なのに、板ガラスは難易度が高すぎるんだ。


 だったら、別の方法でやるしかない訳で。何とかするのである。まあ、耐久力はお察しレベルなので、何度も何度も補修をしなければならないだろうが、案としてはあるんだよ。その為にも内政を進めなければならない。今の人口でも出来るといえば出来るんだけど、設備が足りないからな。まずはちゃんとハウスを建てるところから始めないといけないし。


 今は、疎水を掘って貰いつつ、紙漉き所を建設中だ。疎水の方はもう、半分くらいは終わっている。後は半分掘るだけで良い筈なんだよ。そこまで時間はかからないはずだ。それが終わったら、西側左岸の堤防を何とかしてもらわないといけない。そっちが出来て、初めて安心できる状態になるからな。勿論だが、洪水が起きないに越したことはないんだ。けど、リスクは当然ある訳で。それらを考えれば、絶対に堤防工事は必要なんだよな。リスクは避けるに限る。余計な心配はしなくていいに限るんだ。安心安全が一番だと思う訳で。


 ただ、何時までも移民たちを地面で暮らさせる訳にもいかないんだよな。……畑になる土地はかなり広がってきたんだが、住宅地にするには、木材が足りない。乾燥させる手間が必要だからな。木材が使えるようになるまでは、板材にも加工できないし、柱にも出来ない。ある程度は時間がかかるんだよ。昔聞いたところによれば、本来は安定するまでに1年は必要らしい。この世界では半年くらいが目安になっている様ではあるんだけど。


 完全に乾燥させる前に使っても良いのかとは思うんだが、この世界の基準的にはそんな感じなので、良いんじゃないかな。何もかもが日本と同じと考えるのは違うだろうし。そもそもグロドツギの森があるんだから、異常な事は解っているんだ。なんで植物が異常に成長するのかの理由が解っていないんだよな。解れば、色々と捗るような気がしないでもないんだけどな。まあ、植物的なアドバンテージはあるんだし、この森で上手く生活していけば、なんとかできるとは思うんだけど。


「それで、今は疎水を掘って貰っていて、紙漉き所も作って貰っています。もう少しすれば、疎水の方は工事が終わるそうなので、水が使いにくい状態は解消されるとは思います。もっとも、井戸を掘る方が良いという案もあったんですが、井戸だと地下水がどうなっているのか解らないって状況もあるので、止めました。スライムによるゴミ処理場が、地下水にどんな影響を与えているのか解らなかったので、井戸よりも疎水を優先した形になります」


「なるほどね。まあ、疎水が出来るのは良い事だよね。川の水をいちいち汲みにいかなくても良くなるんだし。それで、紙漉き所なんだけど、何時になったら作れるようになるかな? 薄い紙ってよく解らないけど、それだけ軽いんでしょ? 保管場所も困ることは無さそうだし。早く使いたいんだよね。急ぐとして、どの位には紙が出来そうかな?」


「急いだとしても、冬の60日くらいに紙が作れるくらいだと思いますね。何かと作業が必要でしょうし、慣れて貰わないといけないですから。最初は斑があって使いにくいとは思いますけど、慣れてくれば、そこまで気にならないんじゃないでしょうか? 現物が無いので、何とも言えないんですけど。そもそも植物の紙なんてって思われるかもしれないですしね」


「いやいや、書類仕事をしてみて、一番困る事は、保管場所だからね。保管場所がどんどんといっぱいになっていくから。それだけ仕事があるって事なんだけど、資料も残しておかないといけないしね。保管に困るような皮紙だと、どうしてもなんだよ。薄い紙が出来てくれれば、一気に色々と解消するとは思うんだよね」


「コンラートは書類仕事で忙しい身ですからね。実感が籠っていますわ。私も書類仕事は手伝いますが、手伝い程度のものですから。最終決定はコンラートにあります。私が判断して良いものではありませんからね」


「それはそうなんだけどね。書類仕事って思ったよりもなくならなくてさ。省略しても良いものについては、省略していく方向で進めているよ。わざわざ書類にしなければならないのかって事もあるしね。勿論だけど、必要なものについては書類に残しておくけどさ。必要ないものに関しては、この際だから削っていこうかなって思っているんだ」


「それは、そうかもしれないですね。必要ない書類まで残さないといけないのかというのはあるでしょうし。でも、貿易関係の書類は減らせませんよ? 俺も書きますけど、書類は残しておかないと、後で大変な事になるでしょうし」


「うん。それは解っているよ。貿易で拗れたくはないしね。その辺は残すべきものに関しては、しっかりと残していくから安心して良いよ。削るのは内政的な物だけだね。まあ、それでも必要だって思う書類はもう、どうしようもないんだけどさ」


「しっかりしなさいな。コンラートがやらなければ、やる人が居ないのですから。それともアーミンに変わって貰いますか? なんだかんだと、アーミンならしっかりとやってくれるとは思いますが」


「いや、そこはプライドがあるからね。領主になって、準男爵にならないといけないんだし。その辺りの事はしっかりとやるよ。アーミンには、貿易関係の仕事をやって貰えれば十分だよ。それ以外は、基本的に自由にしてもらって構わないからね。でも、何かを作るつもりなら、教えてくれると助かるかな。その方が後々楽になるし」


「うーんそうですね。あるとすれば、酒蔵でしょうか? 次の夏頃になる予定ではあるんですけど、酒を本格的に作り始めようかなとは思っています。なので、酒蔵が、その内出来るとは思いますね」


 酒は飲む用にもそうだけど、輸出用にも欲しいからな。樽で輸出できるんだから、ちゃんと輸出品に名前を連ねられる。ある程度のお金にはなってくれるとは思うんだよな。何処まで高く売れるのかは知らないけど。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ