村から町へ
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戦略を教えて込んで、何年も経った。これなら大丈夫って思えるくらいには戦略を叩き込んだ。俺の出来る範囲で、だけどな。何とか次の内戦の時には、役に立つだろうと思う程度には戦略を叩き込んだのだ。もう立派な戦略家になったと言っても過言ではない。そんな訳で、俺の役目もこれでお終いという訳だ。数年間、お世話になったデイローレル侯爵家の領地を後にして、オーテルージュ準男爵領に帰る事になった。
その時には、結構な人が別れを惜しんでくれた。まだまだ一緒に考えることがあると思うのにって感じだな。まあ、まだまだ考えないといけないことは沢山ある。とりあえずはこれで何とかなるだろうという感じで終わらせてきたが、戦略に終わりは無いんだ。これからも新しい発見があるとは思う。その時には、自分たちで考えて、何とかしなければならないんだよ。個の力でどうにかなるのは戦術までだ。戦術で戦略をひっくり返すことはほぼ不可能。だから、まだまだ考える余地はある。負け確定の状態から、何とか戦力を引っ張り出す方法とかな。
……最悪は、西の大国から戦力を借りるなんて暴挙もあるかもしれないんだ。そんな想定もしていかないといけない。今後の課題でもあるからな。俺はそれに参加はしない。それに参加を始めれば、本格的に帰る時期を逸するからな。ちゃんと領地には帰らないといけない。出向であって、デイローレル侯爵家のお抱えになった訳ではないのだから。ちゃんと領地に帰って、内政をしなければならないんだよ。その方が楽しいしな。色々と考えて、内政をしている方が楽しいんだよ。出来ることが増えていく領地を見ているのは楽しいんだ。まだまだこれからも発展していかないといけない。男爵領を目指して発展していかないといけないんだ。それには、色々と準備が必要になってくる。人口もその1つだ。人口が無ければ、男爵領としても認められない。そのくらいは解っているつもりなんだ。
そういう訳で、デイローレル侯爵家が送り出してくれて、オーテルージュ準男爵領に帰ってきた。……少し見ない間に、全然違う村になっているな。ここも開拓する予定だったけど、一気に開拓したのか。それは良い事だな。一気に開拓したと言う事は、このまま真っ直ぐに帰っていけば、アマシエ村に到着すると言う事でもある。それなりの土地が開拓されているんだから、一気に広々とした土地が現れるようになったよな。良い事である。この調子で、どんどんと開拓をしていけば、一気にとは言わないが、男爵だって視野に入ってくるからな。収入の面では、石鹸という強みもあるし、チョコレートだって生産できている。ベリー類に関してもそうだ。年中採れるクイーンベリーで金を稼ぐことだって出来るんだから。
「ただいま帰りました」
「お帰り、アーミン。少し見ない間に、大きくなったね」
「コンラート兄さんも、大きくなりましたよね。……本当に大きくなりましたね?」
「まあね。ちょっと大きくなり過ぎな気がしないでもないけど。それでもアーミンだって大きくなっているよ。大きくなることは良い事だからね。どんどんと大きくなってくれても良いんだよ?」
「そうですね。俺も身長はもう少しは欲しいです。コンラート兄さんくらいには大きくなりたいですね。男子たるもの、小さいと侮られますから」
「まあ、そうだね。小さいよりは、大きい方が良いかな」
「ところで、カタリーナ姉さんはどうしたんですか?」
「カタリーナ姉さんは村の方に出て行っているかな。今度はチョコレートにクイーンベリーを混ぜるんだって意気込んでいたよ。どうやってするのかは、まだまだ未知数なんだけど、チョコレートに新しい味を作るんだって言っていたよ。出来ない訳じゃないとは思うから、自由にさせているけどね。料理に関しては、得意な人に任せた方がいいでしょ? だから、カタリーナ姉さんはそっちの方に行ってるよ。後は、味見も兼ねて、かな。役得は必要だと思うんだ」
「ああ、そう言う事ですか。それなら納得です。交易品はどれだけあってもいいですからね。新しい商品を開発するのは良い事だと思いますし。なんならカタリーナ姉さんに任せてしまっても……って、それは無理だったんですよね。それも引き継がないといけないって事になるんですか」
「そう言う事だね。そろそろヨナターク子爵家との話し合いも大詰めって感じになってきているし、カタリーナ姉さんの嫁入りは叶いそうなんだよ。これも何とか出来るようになったのは、クルト兄さんとアーミンのお陰だよ。ヨナターク子爵家も乗り気だからね。いい感じに着地できると思うんだ」
「それはおめでとうございます。……カタリーナ姉さんが居なくなると、内政が苦しくなりますけど、大丈夫なんですか?」
「大丈夫なようにしているよ。クルト兄さんも手伝ってくれているし、ハインツも何とか使えるようにはしているからね。そこまで心配はしないでもいいよ」
「それは良かったです。で、そのクルト兄さんとハインツ兄さんは何処に行ったんですか?」
「2人には、開拓村の面倒を見て貰う事になっているんだ。だから、色んな場所を転々としてもらっているね。今まではそこまで出来なかったけど、人材に余裕が出てきたからね。これくらいの事は出来るようになっているんだよ。いい傾向だと思うけどね」
「あー、なるほど。今のところだと、どのくらいの人口があるんですか? 開拓は結構前に進んでいますよね?」
「そうだね。結構前に進んでいるとは思うよ。この間の移民で、人口は2万人を突破したかな。だから、男爵には何とかなれるだけの人口は整ったって感じだね。無理に男爵位を狙っていく訳ではないけど。時期が来たら、ヨナターク子爵家から連絡があるとは思うんだよね」
「おおー。そこまで大きくなったんですね。それは良い事ですよね。これでどんどんと村を広げてきた甲斐があるってものです。と言う事は、次は、アマシエ村を町へと改造していく事ですかね? そのくらいの事をやらないと、村だけでは寂しいとは思いますので」
「そうなってくるよ。村を町にするには、ある程度の土地が必要になってくるし、色々とあるだろうけどね。アマシエ村の畑は全部潰すことになるかな。町にするんだから、そのくらいの住宅地は欲しいだろうしね。そのくらいはやらないといけないかな。最低でも、1つの町で5000人くらいは抱え込めないといけないかなって思っているよ。そのくらいの人口は欲しい所ではあるかな」
「そうなってくると、色々と大変になってきますよね。また内政を進めないといけなくなってくるわけですか。俺も頑張らないといけないですね」
「アーミンにも期待はしているよ。何とかしてくれるんじゃないかって思っているんだ。いい知恵を貸してほしいね。出来ることがあれば、何でもしていかないといけないし。その覚悟くらいはあるでしょ?」
「勿論ですよ。共にオーテルージュ準男爵家を盛り立てていきましょうね」
「それは勿論だよ」
準男爵家から男爵家になるには、町を作らないといけないとは思う訳だ。アマシエ村を町にしていかなければならない。そのくらいの事は出来ると思う。時間はかかるだろうけど、そのくらいは出来るはずだ。そうじゃないと男爵位なんて貰えないだろうしね。開拓村はいくつあっても良いんだろうけど、もっと規模を大きくしていかないといけない。もっともっと発展させていくんだ。俺たちの手でな。まだまだやれることは沢山あるんだ。そのやれることを全力でやっていかないといけないんだよ。
まだ書ける気はしますけど、切りが良くなったので、ここでお終いです。
ここまで読んでくれてありがとうございます。次回作もよろしくお願いします。




