人間第一原則 ~アシモフのロボット工学三原則に敬意を込めて~ 0001
しいな ここみ様の『リライト企画』に参加作品です。提出作品は失敗作でも良いですよと寛大なお言葉を頂き、さっそく過去のお蔵入りした作品を投稿してみました。
設定は気に入っているので好きに書き直して頂けると嬉しいです。(^^)/~~~
科学者
「よく僕までたどり着いたな。熟練刑事の勘ってやつかい。確かにあの研究者を殺したのは、ライバルである僕だよ。人を傷つけることが出来ないロボットに、どうやって人殺しをさせたかわかるかい。簡単だよ。人とそっくりの人形を作り、ロボットの前で解体してみせる。あとはロボットに指示するだけ。あの人間そっくりな人形を破壊しろってね。それがこのロボットだ。さあ、君は何をもって自分は人間だと証明するかね。おっおい、そのピストルで僕を脅しても、ロボットへ下した命令は取り消さないぞ」
刑事
「ロボットは人を傷つけない。だったらお前を殺せる私は人間でいいんじゃないかな。ああ、くだらない嫉妬なんかで、未来があり愛する人達がいた人間を殺せるお前は人間じゃないか。どうでもいい。私には人間である証明なんか必要ない。息子を無残に殺されたあの日から、相手への復讐を果たすために、私は人であることを捨てたんだ」
このようなアイデアの断片が沢山あります。
誰か使ってくれないかなと思っていたのでとても嬉しい企画でした。!(^^)!
また、投稿します。