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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

忘れなほらー

時を遡る少女  ~Girl's Side ~

作者: 忘れな草

時を遡る少女 ~Girl's Side~


 私、椎橋柚葉(しいばしゆずは)は高校1年生。 クラスメイトの冴木明人(さえきあきひと)君のことが好きでした。

 私は時を戻る能力を持っているのです。 明人君と付き合うために何度も時を戻ることで彼を射止める計画を立てました。

「明人君私、あなたのことが好きです」

「ごめん、おれ隣のクラスの山田さんと付き合っているんだ」と振られてしまいました。


 オノレ、山田許せない。私は山田さんを包丁で殺してからタイムリープをして冴木君と山田さんが付き合うのを妨害しました。 これで彼は付き合っていないはず。


「明人君私、あなたのことが好きです」

「ごめん、おれ隣のクラスの杉山さんと付き合っているんだ」と振られてしまいました。

 オノレ、杉山許せない。私は杉山さんを駅のホームで電車が来るときに突き落として殺してからタイムリープをして冴木君と杉山さんが付き合うのを妨害しました。これで彼は付き合っていないはず。


「明人君私、あなたのことが好きです」

「ごめん、おれ隣のクラスの篠田さんと付き合っているんだ」と振られてしまいました。

 オノレ、篠田許せない。私は篠田さんの家を夜に放火して殺してからタイムリープをして冴木君と篠田さんが付き合うのを妨害しました。


 これで彼は付き合っていないはず。 10回ほど繰り返して振られ続け10人もの女子生徒を殺した柚葉は精神がすでにまともでない状態であったのです。 その時明人君がクラスメイトの友人の男子と会話しているのを聞いたのです。

「椎橋って怖いよな……」

「ああ、目が血走っているし、トイレで俺の名を何度も呼んでいるんだよ」

「あいつ冴木のことが好きなんじゃないのか?」

「いや、俺はサイコパスは無理だよ」

 こっそり話しているのを聞いて柚葉は帰り道に明人を襲撃してクロロホルムをかがせて拉致したのでした。 柚葉は両親と弟と4人で暮らしていたのでしたが、明人を拉致してきたのがバレて警察に通報しようとしたのでしたが、 逆に両親と弟をこっそり作っていた毒ガスで殺してしまったのでした。

「明人君私のものになって」

 狂った目で明人を見つめる柚葉の目は焦点があっておらず両手足を縛られていた明人は尻で後ずさりしようとするのですが、柚葉が抱きしめて

「私だけを見て」

 家族の死体が転がる部屋で言われるがあまりの恐怖で明人は失禁してしまうのでした。

 明人はあまりに怖くて自殺して逃げるのですが、柚葉のタイムリープの能力がさらに強くなり、自殺前に明人ごとリープしてしまうのでした。


そのあと

「あれ?俺は自殺したはずなのに何で生きているんだ?」

「明人君。私はタイムリープの能力を持っていいるのよ自殺しても逃げれないわよ」

 そして、家族を殺す前にリープして柚葉と明人は付き合うようになるのだが、 二人が老化したり死亡するたびにタイムリープを行使する柚葉言った。


「明人君は私とエイエンに付き合うのよ」

逃げれない恋愛とは……。


このヒロインはチートというより血ートです。


柚葉さんのモチーフはユズリハです。


花言葉は「若返り」そして今の季節に実を作ります。(毒付きだけど)

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― 新着の感想 ―
[一言] 人は散るからこそ美しい──そんな名言がどこかの本に書かれていたような気がします。けれど、これは永遠。もう、イイカゲン飽きてきたのでは…? それでも、好きなんて…狂気!?それとも、真実の愛と…
[良い点] 「永遠」を「エイエン」としたところが好きです。主人公のサイコパスな感じがこの「エイエン」に滲み出ています。うおおお、死をもって逃亡出来ないというのは、まじ怖ええ。
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