時限爆弾に蝋を垂らし
色とりどりの線が繋がった爆弾が
時計の代わりを成して針を動かしている
針が12を見た時に爆弾がどうなるかは
火と未来と人を見るより明らかだろう
線を切る行為大方無駄でしかない
人は皆外に逃げ出してここには居ない
そうすれば未来は自ずと決まっているのだ
ここに残る俺だけがこの爆弾の行末を見守る
故に見なくとも明らかなのだ
数本のみで構成された蝋燭も
火より小さくなって消えかける
針が12を見るのはまだ先だ
最後の灯火が消えた時
色とりどりの線が繋がった爆弾が
時計の代わりを成して針を動かしている
針が12を見た時に爆弾がどうなるかは
火と未来と人を見るより明らかだろう
線を切る行為大方無駄でしかない
人は皆外に逃げ出してここには居ない
そうすれば未来は自ずと決まっているのだ
ここに残る俺だけがこの爆弾の行末を見守る
故に見なくとも明らかなのだ
数本のみで構成された蝋燭も
火より小さくなって消えかける
針が12を見るのはまだ先だ
最後の灯火が消えた時
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