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七章「暴走のピアニスト」3

 時任が立ち上がる。佐倉さんがソファの背からうにょらと起き上がった。腹から先に胸、顎、鼻、目と続く起き上がりは、竹下先生の角度から見ると若干ホラーなんではないか。俺とゆうちゃんも床でそちらを見やる。

 竹下先生は開きっぱなしの口を閉じた。多分、入ると同時に何か言いかけたのだろうけれど、中の様子にくじかれてしまったのだろう。

「……」

 黙っている。竹下先生、とゆうちゃんが立ち上がった。

「先ほどは、ありがとうございました」

  手と足を添えて深々と下げる。ゆうちゃんのお辞儀は綺麗だなあ、と思う。

「いや……」

 そう言ったきり微妙に視線をそらしがちで。

「嬉しかったです」

「……教師としてあの場を収めるのは当然だ」

 微妙な空気が漂った。もちろん、ゆうちゃんのせいじゃない。竹下先生のこの煮え切らない態度のせい。そんな中で結城君が声をあげた。

「あの、京免は?」

「ああ。彼ならとりあえず後片付けをして話をして帰した。悪かったな。君は……結城、だったか。彼と同じクラスの」

「はい」

 竹下先生はちょっと戸惑ったように結城君を見つめたが、そこで何か見出したのか

「今後、少し風当たりが強くなるかもしれないが、彼のことを」

「クラスの奴にはフォローしときます。俺にも関係ない話じゃないし」

 すると竹下先生はまた違った方面に戸惑いを見せた。俺たちをちらりと横目で見て 「君も、その、彼らの?」

 結城君はうなずいた。

「支援者です」

「そ、うか」

「……」

「……」

 ……気まずい。

「先生、お茶でも飲んでいってください」

 ゆうちゃんがそう言い出した。

「いや、そろそろ職員室に戻らなきゃいけない」

「ちょっとでいいですから!」今度叫んだのは何故か半田君だった。「ぜひ、先生! 僕、僕、悩みがあるんです!」

 そしてソファに引き込まれた竹下先生は、お茶を貰いながら半田君のやせなきゃいけないんですがお菓子は食べたい、という話を聞く羽目になって、成長期なんだから無理はやめなさい。でも間食は多少控えても問題はないだろう。腹持ちする野菜や茸類をたくさんとるといい、という結構真面目に返答してくれた。

 ついでというように時任が今後の展開の相談をすると、アピールできる行事や時期をピックアップしておく、という回答もくれた。

 まだよそよそしさは抜けきらないけれど、ちょっとだけリラックスした竹下先生は、最後に

「京免には謝りにいくようにと話をした。近いうちに行くと思う。君たちも思うところはあるだろうが、少しだけ我慢して付き合ってやってくれ」

 その発言は二日後に回収された。

 放課後、時任と一緒に部室に向かうトイレ前の廊下でゆうちゃんと会った。二つ鞄を持って立っているので何かと思ったら、トイレから濡れた手をぶらぶらさせた佐倉さんが出てきた。嫌そうな顔で時任がハンカチを投げ渡し、じゃあ一緒に向かうかと歩き出した廊下の真ん中に。

 ででんといたのが京免君だった。

 佐倉さんといい、ある意味半田くんといい、どうしてここまで人の目を気にせず振舞えるのか不思議だけれど、彼もその仲間の一員みたいだ。ふんと鼻を鳴らして彼は言った。

「遅いじゃないか」

 いったい、なにが。

 念のため補足すると、あれからいっさい京免くんとの接触はなかった。電話やメールもほんとにいっさい。にも関わらず、彼は待ち合わせ相手が遅れてきたことをなじるように言った。

「待っていたぞ」

 一方的に。

「前回はあれで煙にまかれたし、教師にも謝るように言われたが。――僕は納得できていない」

「……」

 ついてくるんだ、と京免くんはきびすを返した。ついていこうとした佐倉さんの肩を時任がしっとつかむ。ゆうちゃんは困惑顔。どうしたもんか、と俺は時任に目で確認すると、険悪な顔をしていた。

 確かに無視したい。付き合いたくはない。でも。

 ――少しだけ我慢してくれ。

 あまり義理は感じないけれど、一応顧問の先生だし。それに結局、無視したところで。

「……また来るだけな気がする」

 ゆうちゃんがうなずいてくれた。時任もそれはわかっていたんだろう。苦々しい顔で携帯を取り出して半田君にメールをし始めた。




 半田君は驚き半分、不謹慎な好奇心半分の顔で、離れの四階にある第二音楽室に現れた。 振り向いた俺たちが見たのは、扉を開けた先でそんな彼の顔がぽかんと止まる変化だ。

 多分、意味わかんなくなったんだろう。

 離れの四階なんて変な場所に作られた第二音楽室は中のつくりもちょっと変わっていて、床はカーペットがしかれているので靴下になって入室する。入り口の反対側にあるつながった大きな窓には、腰掛けられるように壁が盛り上がって椅子になっていたりする。早目にやってきた生徒やまたは次が中休みの生徒たちがそこに腰掛けてのんびりする、憩いの場でもある。

 今、そんな場所で京免くんがぴょんぴょん跳ねていた。俺たちはその前で何も出来ずに座っている。不安定な足場の上で、思いのほか敏捷に跳ねる彼は

「僕はっ、高校をっ、やめたいんだっ! 今すぐにっ! なのにあの偏屈な両親が高校だけは出ておくべきだといきなり僕をこんなところに放り込んで! なんたる暴虐! 許すべきからぬ圧制だ!」

 きぃきぃ、と京免くんが飛び跳ねる。飛び跳ねる生き物なんてかなりあるだろうけれど、表現はこれしかない。蚤。

「だから僕は、こんなところに送り込んでも無意味という抗議をこめて毎回毎回最下位の成績表を送りつけている。なのに今回! どうしてくれるんだ! あのひとつの上昇が両親に高校になじんだ証だとでも受け止められたら僕のこれまでの努力は水の泡だ!!」

 オーバーリアクションというかなんというか、動きが凄くコミカルだ。外国育ちと言ってたしそこいらが原因なのかもしれないけれど、わざとかと考え込んでしまうほど大きすぎて滑稽さにまでいってしまっている。

 もしかしたら俺たちは、拍手のひとつも相槌のひとつもなにかリアクションを返すべきだったのかもしれない。でも、俺たちはただひたすらノーリアクションだった。結城君の困惑がよくわかる。佐倉さんや半田くんには何かエンターテイメント性があったけれど。彼は。なんか、――ともかく困る。

 電気を通すと死んだ蛙の足が動くよう、このまま永遠に飛び跳ねているのかと思えた京免くんだったが、やがて彼も力尽きたのかぜえはえと椅子の上で息を切らし始めた。

「とっ、ともかく、そんなわけだっ、わかっ、ったか、佐倉晴喜!」

「あいさー」

 気軽に答えた佐倉さんに、肩で息をしながらあげた京免君の顔はちょっと嬉しそうだった。俺たちのことなど一ミリも気にしていないと思っていたけれど、一応気にしていたのかリアクション。

「よし! じゃあ僕と勝負しろ佐倉晴喜!」

「なにで?」

 違う佐倉さん。一文字違う。なんで? だよ。

「ピアノ演奏だ!」

「ひでえっ!」

 この音楽室に入ってから初めて俺は声を出してしまった。きらっと瞳を輝かせて京免くんがこっちを見る。

「もちろん公平をきすために、ピアノ以外の勝負も受け付ける。この部屋にあるどの楽器でもいい」

 三本勝負でどうだ? と偉そうに言う京免くん。君の「公平」は世界の基準と何から何までずれている。軽く手をあげてオッケーと言いそうになった佐倉さんの顔面をべしっとはたく時任。顔が怖いので、ちょっと声をかけられない。なので、そろそろと膝立ちで近くにやってきた半田君に

「もしかして佐倉さん、秘めたる音楽の才能があるとか」

 まさか、と半田君が笑った。

「隊長がチートなのは運動神経だけですよ」

 そして鞄から音楽の教科書を取り出して楽譜の四分音符を佐倉さんに向かって示す。

「隊長、これなんですか?」

「逆立ちしたおたまじゃくし」

 極端な人だなあ!

「――京免」

 つと、音楽室に時任の声が響いた。今までも数々のカオスに一縷の秩序を取り戻してきた、冷静沈着な奴の声。

「なんだ」

「勝負といったが、ピアノだの楽器だのの、どうやって勝敗を決めるんだ」

「勝敗を決める?」

 きょとんと京免くんが言った。

「僕が負けるわけがないだろ」

 日本語が通じないなこの子は! 時任も若干こめかみをぴくぴくさせながら

「勝率はともかく、判定はどうするんだ?」

「そちら側の残りのメンバーが勝敗を決めればいい」

 ……え?

「……いいの?」

「どんな音痴でも僕の音はわかる」

 京免くんは平然と言った。

 ……。

 俺たちはちょろっと話し合って、とりあえず幾つかの条件を提示をした。まず最初にピアノ勝負はゆうちゃんが出た。ゆうちゃんは習っていそう、とよく言われるけれど、その通り、習っていた、中学時代に三年間。真面目に練習するので、音楽会で伴奏できるくらいの腕はある。ゆうちゃんは間違うことなく弾いた。曲は定番。エルガー『愛の挨拶』

「ふん」

 京免のやろーは鼻で笑ったけれど、上手だよ! ゆうちゃんは!

 俺たちが奴への最大限のあてつけをこめて盛大に拍手をする中、そんな音などまるで聞こえていないように京免はピアノの前に座った。

 すっと両手が白い鍵盤に伸びて、確かめるように薄開きの両目が鍵盤の端から端まで視線を走らせる。彼が変わった。それまでのおかしくて迷惑で人の話を聞きやしない小学生みたいな人間が、別人に変わった。

 迫力というのはこういうことだろう。音の洪水だ。聞くものを問答無用で引きずり込む。アップライトピアノがブラックボックスみたいに音、音、音を吐き出しまくる。めまぐるしくと思いきや驚くほどゆるやかに。アップテンポから緩やかにまたアップテンポに。心細くなるほど小さな音になったかと思えば耳が驚くほど力強い音がリズムを刻む。凄まじい量の音なのにそれは流れになって、しかも安定した技量になってたった一つの場所へと連れていく。

 僕の音は、どんな音痴でもわかる、と言い切った彼は正しい。間違いなくトップレベルの人間にのみ奏でることが許される領域なんだろう。

 小さな肩がぶれるほどの速さで鍵盤の上を飛ぶよう踊るよう跳ね回る。鼓膜にびりびりくるような生音の気迫。天才と秀才の差がわからなくても、彼がそんじょそこいらの人間が持っていないものを兼ね備えている人間だというのはわかった。

 演奏の余韻が残る中で、時任が言った。

「篠原さんの方がいいと思う者は挙手」


 結果「ゆうちゃん4票、京免0票」言うまでもない。


 二番手。佐倉さん。大太鼓。どおんどおんどおん! と景気よく3発鳴らした。これ音楽か、と思いつつも佐倉さんらしいと言えばらしい。なんでもいいって言ったし、音符がおたまじゃくしの人だしな。そんな有様の後に、京免君は太鼓の音のリズムと強弱だけで一つの曲を完璧に演奏しきるという技を見せた。


 結果「佐倉さん4票、京免くん0票」


 三番手。半田君。トライアングルを三回チーンチーンチーンと鳴らすシュールな絵柄。真顔をやめてくれ半田君。こればっかりはどうにかなるのかほんとと思ったけれど、京免くんはやはりプロだ。トライアングルだけで美しい演奏をしてみせた。


 結果「半田くん4票、京免くん0票」




 圧勝、と佐倉さんが半田君と手をとりあってきゃっきゃっしている。その斜め後ろで世界中の暗さを背負ったみたいに京免君が崩れ落ちていた。三本連続の完敗に、怒って認めないとかごねるかとか思ったけれど、それ以上に彼は完全なる自信があったようだ。

「なぜだっ!!」

 カーペットに手をついて彼は血を吐くように。

「なぜ僕が負けるんだ!」

「……」

 彼、本気なんだろうなあ。ぶっちゃけピアノで勝負とか言い出したときはこいつどんだけ不公平な勝負挑んでくるんだよと思ったけれど、勝負を公平と言い切ったのもここであっさり負けを信じこむのも全部あわせて本気なんだろう。

「……あのさあ、京免くん」

「なんだ!」

 きっとあげられる涙目の顔。刺激しないように刺激しないように、と心で唱えつつ。

「凄く余計なお世話だとは思うけれど、君のご両親が言っているの、一理あるんじゃないかな」

「……」

「君はいま、どうして負けたのかわからないわけだよね。でも、多分、そのままだとこういうことがままあると思うよ。君には足りないものがあるよ」

 主に常識とか常識とか常識一択だよもう。

 京免君は俺を見てぐっと喉を詰まらせた。長い長い間をおいて。

「……一理、ないことも、ないようだ」

 と呟いて京免君は立ち上がった。そうして小さな彼は俺たちを睨みあげた。顔を真っ赤にさせてめっ、めっ、めっ、と悠に十数回はわなわな言い続けた後。

「めっ、めっ、めっ、めっ、…………めい、わくを、かけたな」

 この謝罪(?)を得るためにどんだけしたんだ、とため息のひとつも出たけれど。

 事がすんだ後、数日してから俺たちはまとめて職員室に呼び出された。そこで受け取ったのは彼の両親からの電話。国際電話と聞いて緊張したけれど、日本語で助かった。

 京免くんのご両親とは思えないほど礼儀正しくて、迷惑をかけたお詫びとあと猛烈に感謝された。息子が自主的に非を認めて人に謝ったのは初めてです、と。感極まったときにドイツ語か何かになってちょっとびびったけれど。本来なら私たちが指導しなければならないところを申し訳ない、と低姿勢で繰り返す彼らはしごく常識的な人たちだった。

 そして当の京免くん。結城君の話ではあれから少しは授業に出るようになったようだ。(結城君の存在と名前も覚えたらしい)

 佐倉さんの方も、今回かなり理不尽な目に遭った彼女だけれど、まるで気にしていないようだ。めんめんまた来ないかなあ、とまた珍妙なあだ名をつけて、暢気に懐かしんでいたりする。(ゆうちゃんが指摘した、夢に一生懸命ってカテゴリに彼も入るのか…)

 後、厄介な京免くんを少し更正させた、ということで先生方が俺たちに抱いている好感度がちょっとだけあがったらしい。(竹下先生にもすまんなありがとう、とまだよそよそしかったけれどお礼も貰った)

 迷惑をかけられた分をさしひいて、儲けがあったのかは微妙なところだ。




「ちえ」

 耳についたイヤホンのコードをピッと引っ張って抜くと、西崎は唇を尖らせた。向かいのパイプ椅子にだらしなく座っているのは南城と東堂だ。

「うまくいかなかったみたいだね」

「京免なんてガキ使う時点で終わってんだろ」

「バカにはバカぶつけるのがいいと思ったんだけど。それ以上――いや、以下かな、のバカだったみたい。せっかく最下位が誰か教えてあげたのに。あれじゃ、最下位なんて狙わなくてもとれんじゃないの」

「ってか、仕掛けんならあのいかれ女じゃなくてともこにしろよ」

「佐倉は仕掛けやすいんだよ。知名度は高いし、それにあの女が男子生徒の支持を持って行ってる大半の理由だし。あと、ともたんに対してはじみーにガードしてきてるよ。そっちのクラスメイトさんが」

 意味ありげに語尾に力を入れて視線をやると、東堂がむっと口の端をゆがめる。

「磯部か」

 その名に、西崎はにこり笑った。

「僕、あれ、嫌い。まず見た目が無理。中身はもっと。報道精神とかなにそれって感じだし、自分の思想たれながしの月報とか出して悦に入っちゃってて痛いっての寒いっての。それでパパラッチ嫌悪? むさ親父が清純気取ってんじゃねえよ」

 天使もかくや、とばかりの表情から、すらすらと暴言は水のように流れ出て。

「たぶんお前ら両想いだろうよ」

 東堂が皮肉げに笑う。が、それでも笑みは益々輝くのみだ。

「もう、いっそ先にあれにいく? あいつ、爆笑だけど結構マジでお受験生やってるよね。それもこれもせせこましい夢のためらしいけど。夢だってさ。いいよね、頭とんでる奴って。落ちた時のダメージも半端ないし、問題のひとつふたつで乏しい内申点も飛ぶと思わない?」

「磯部は、やめておけ」

 ふと別の方向から来た声に、西崎の笑みがとまる。窓際に置かれた机から、やってきた声だ。そちらに向かって問いかけを発しようとしたとき。

「だろうな。あいつがガチでくると、面倒だぜ。多分。向こうがそれ以上仕掛けてこねえなら、わざわざ尾を踏みに行くこたあねえわ」

「同じクラスの二人が言うなら、そうした方がいいだろう。――それと、竹下先生がついたのも少し面倒だね」

「あんまその気じゃあないみたいだけど」

 南城の指摘に、むっと西崎が呟く。

「それでも磯部に、バスケ部に、竹下先生となると、今までとっかかりがなかった三年(うち)にも架け橋ができる」

「様子見のつもりでいたら、後手に回ってるってことじゃねえの?」

 んー、と西崎が少し目をつぶった。

「じゃあ、とりあえず。三年生は、帰してもらおっか。あと男子生徒の支持もね」

 そうしてぐるりと首を回した。先ほど短い忠告を発したきり、窓際に置かれた執務机の前で、黙々と書類にペンを走らせていた相手に向かって笑う。

「頼んでいい? 会長」

「……なにを?」

「呼んで欲しいんだよ」

 ペンを走らせつづけていた手が、続けられた言葉にようやく止まった。

女主人(mistress)


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