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四章「いそべんはいかにしてイソゲッペルスに進化するか」6

 真っ白な光の中で、誰もいない校舎に足音は遠く響く。一時間後には同じ制服を着た生徒たちで溢れる、その落差がさらに静かに異質なものとして感じられる。

 人がいるときはわざわざそんなことはしない一段ずつ律儀に降りるなんて真似をして、二階に戻ってきた俺は息をついた。隅々まで見て回ったが、新校舎の壁にはとりあえず新聞部の新しい号は貼られていなかった。

 昨日の騒動のあの後。

 気づくと俺は、奇変隊の部室に戻っていた。と言っても、俺が意識を失っていたとか、そういうわけではない。俺の中にすべて記憶はちゃんとある。

 混迷に混迷を極めた場をなんとかおさめて、興奮する佐倉さん呆然自失になる俺思いつめた顔のゆうちゃんを、引きずり出して部室に戻らせたのは時任と半田君だ。そして俺たちは戻ってきた。半田君がお茶を入れた。誰も飲まないまま、湯気は消えた。

 それを全部俺はちゃんと見聞きしていた。でも、気づいたのは今この瞬間だ。今の今まですべてが麻痺していた。多分、あれを聞いたときの激しさに引きずられて、その後の感情が一時的に涸れてしまったのだと思う。

「お茶、入れなおします」

 半田君が言った。その言葉に向かいのソファでずっと膝に立てた肘に顎をのせたポーズで動かなかった時任がは、と俺を見る。目があった。俺はそらして伏せた。

「茶、飲めよ」

 半田君がそっと差し出してくれた入れなおされた茶からは湯気が立っている。俺はそれには従った。器を持つ掌にすぎるくらいの熱を感じる。俺はすすった。味はわからない。舌を焦がすくらいの熱だけが伝わった。

 時任の向こう側に畳に横たわる佐倉さんが見えた。向こう側をむいているので、表情はわからないけれど軽い昼寝のようにもすねているようにも見える。でもどちらでもないだろう。俺も佐倉さんも――そしておそらく部室に残していった磯部も。全力でぶつかって弾けた俺たちは、誰もが今は飽和の真っ只中にいるのだ。

 時任が俺を見て何かを言いかけた。とても言いたそうなたまらない顔をしたけれど、時任はそれを飲み込んだ。痛みすら感じさせる表情だった。

 申し訳ない、と俺は薄く思う。自分の行為に反省はできないけれど、時任にそんな思いをさせているのは申し訳ない。それでも今の俺はまだ、水を混ぜたように希薄にしか感じ取れない。

 そして、俺はまだその薄さの中にいる。

 家に戻って眠って目覚めてもまだ世界は続いていた。ひどく自然に五時台に眼が覚めた俺は、お父さんとお母さんを起こさないように制服だけを着てそっと家を出た。どうせ一度戻ってくるつもりだったので、鞄も持っていない。面倒だが、朝共に行くゆうちゃんに不審を抱かれるわけにはいかない。

 いつもゆうちゃんと行く道は、朝が早いせいだろうかどこも白んでいてまるで知らない街のような気がする。人気も少ないそこを通って学校に着いた。

 透明で静かな校舎もどこか非日常を思わせる。正門は普通に開いていて、誰もいない下足箱がのぞける。

 職員室からとってきた鍵を差し込んだ。新聞部、とプレートが掲げられた戸をくぐる。パイプ椅子と二つ並べた長机。そこに載ったノートパソコン。壁には古い新聞をファイリングしているのかたくさんのファイルや、デジカメやらの姿が見える古いキャビネットが二つある。

 パッと見回したところ、刷ったばかりの新聞が積み上げられているということはない。でも安心はできない。キャビネットの下部がガラスではないので、中が気になる。鍵がかかっていないといいが、と俺が近づいて開けようとしゃがみこんだとき。

 不意にきちんと閉じていた扉がガチャ、と鳴った。鍵をかけていなかったことを舌打ちして振り向いた。

「……」

 そう広くも無ければ物がたくさんあるわけでもない部室に隠れる場所などありはしない。お互いの姿を認めあって、沈黙した。

「……お前、ほんとに正気じゃねえな」

 苦い声を発したのは、磯部、だった。俺はその体勢のままねめつける。朝のこんな早い時間にこいつがここに来ている目的が執拗に気になった。

「そっちこそ、なにしにきたんスか?」

「俺はいつもこんなもんだよ。報道が朝に弱くてたまるか」

 そして磯部は壁にたてかけてあった畳まれたパイプ椅子を開いて、戸口前に腰掛ける。退路を断つような真似をしながらも、磯部は微量な戸惑いを漂わせている気がした。俺の方を見ないように

「まだ刷ってねえよ…」

 と言った。

「いつ刷るんですか?」

「聞いてどうする気だよ」

「その日にまた特攻かけるだけですよ」

 磯部がガタンと立ち上がって、俺の襟首をつかんだ。ぐっと持ち上げられて、顔が近づく。

「暴力で報道の口を塞ぐ、か? いっぱしの暴力団気取りだな、てめえ!」

「じゃあ、そっちは暴力じゃないのか」

 ああ? と眉をしかめる磯部を見返す。

「お前が書いた記事だよ。お前が書いた屑みたいな記事。お前が書くことが、それを広めることが、一番卑劣な暴力じゃないか。それで殴り返されないってたかをくくってんのか。ふざけんなよ」

 襟首が突き放された。数歩下がって俺は睨みあげる。

「手が届かない場所で、人を傷つけて楽しいか」

「……」

「報復されない場所で、人を殴って嬉しいか」

「……黙れ」

「卑怯者!」

「――黙れっ!」

 また襟首をつかみあげられた。その顔に向かってよりたくさんの唾をかけるように叫ぶ。

「ほら暴力で口を塞げよ! ――お前がな!」

 ぐるっと俺の身体が回った。そして投げるように突き飛ばされて俺は戸口から廊下に出される。パイプ椅子の倒れる音が派手に響く。戸口が閉まった。がちゃりとまわされた鍵に俺は反射的にドアを蹴った。

 それでも向こうから反応はない。息が落ち着くのを待って俺は今日はしめてきた腕時計を見た。タイムリミットだ。もう戻らないとゆうちゃんの待ち合わせに間に合わない。



 ゆうちゃんとは無事に合流ができた。鞄を持って門で立っていた俺に、ゆうちゃんは何の疑問も抱かなかったようだ。黙っていると、伝わってしまう気がして。俺は言葉を幾つか投げた。昨日の話題もタブーにはしなかった。

「佐倉さんがあんなに怒るところ、初めて見た」

「あの人なりに、なんか許せないところがあったんだと思うよ」

 ゆうちゃんがちょっとうつむきがちにぽつりと言う。

「佐倉さん、先輩のことが好きだったみたいだから」

「楽しいことを、つまらないことにした、か」

 佐倉さんの何かに触れてしまったんだろう。はたから見ればふざけてばかりの佐倉さん。彼女にとって、楽しいことってどんな意味を持つんだろう。「一生懸命、真面目にふざける」と笑った彼女を思い出す。少なくとも彼女の楽しさにも真面目さにも人を傷つけることは決して入っていないはずだ。

 そんな風にぽつぽつ話しながら、今朝で二度目ましての正門についた。下足箱に入ったときに、ふとゆうちゃんが言った。

「あのね。今日のお昼、ちょっとクラスの仕事を頼まれてるの。そうちゃん、先に行ってくれる?」

「仕事?」

「クラスの修学旅行担当者の集まり」

 結局どこにでも仕事を持っているのが、ゆうちゃんらしいな、と思う。

「ん、わかった」

 俺は何気なく答えた。自分がしたことをころっと忘れて、気づかなかった。 



 時任ともまだなんとも言いがたい雰囲気のままクラスですごし昼休みになった。

「篠原さんは?」

 とたずねる時任にちょっと仕事があるから遅れるって、と言って部室に向かう。部室には半田君と佐倉さんがいたけれど、佐倉さんは昨日の放課後見たとおりの畳に反対向きに転がっている状態だった。時任に目配せするとちょっと肩をすくめた。

 半田君があのう、と口を開く。

「篠原先輩、は?」

「ゆうちゃんちょっと用事があるってさ」

「用事、ですか」

 半田君の眉が心配そうに下がっている。

「朝一緒に来たけど、大丈夫だったよ。用事ってのはクラスの用事。修学旅行の集まりって言ってたな」

「修学旅行?」

「担当者になっちゃったんだって。そう言えばうちのクラスもちょっと前に決めてたよな」

「国枝」

 時任が俺を呼んだ。俺は時任を見た。

「うちのクラスの担当者は俺だ」

 え? と声をあげる俺に時任は眉を寄せて

「そんな集まりがあるなんて聞いてない」

 ゆうちゃんの勘違い? いや、そんなことを勘違いするか? 

 ――あ。俺ちょっと遅れるかも。委員会の用で。

 前に自分が言った嘘がブーメランのように戻ってきて、後頭部にたたきつけられたような衝撃。でも、確かなことは。俺がゆうちゃんをごまかせるなら、ゆうちゃんも俺をごまかせるということだ。嘘をついたゆうちゃんが行く場所? 昨日のこと。ゆうちゃんの性格。そんなことは決まってる!

 佐倉さんがガバッと身を起こすのが見えた。



 それぞれ可能な限りの速さで駆けつけた、新聞部の部室。開きっぱなしの戸口から、人の声が廊下に漏れている。険悪な雰囲気。間違いない。ゆうちゃんはあそこにいる。

 近づくと中から、ゆうちゃんの声が聞こえる。何かを必死に繰り返すゆうちゃん。それに答えて殺気だった声。

「すみませんじゃねえよ! あんた、これどうしてくれんだよ! ノーパソぶっ壊れたんだぞ!」

「あんたが代表だろ? なんとかしろ」

「正気じゃねえよ!」

 すみません、と痛切に響くゆうちゃんの声に、俺は心臓がわしづかみにされたような気持ちになった。ゆうちゃんは謝りに来た。敵意と反感しかないだろうそこに。たった一人で。どうしてそういうことをするんだよ、ゆうちゃん。事実が飲み込みがたくてむせながら思う。そんなのは決まっている。俺がやらかしたからだ。

 不意に時任にぐっと腕をつかまれた。半田君が俺の前に回った。反発よりも中が気になって俺は睨む。複数の非難を受け止めた後の、ゆうちゃんの背中。

「全部、私の責任です。本当に申し訳ありませんでした。私にできることでしたらなんでもします」

 時任と半田もそちらに気をとられて力が抜けている。俺はもう矢も盾もたまらず飛び込む、一歩前だった。

「うるせえ!」

 響き渡った声の主が誰か即座にわかってしまったから、俺は動きをとめた。ドンっと乱暴に飛び跳ねたパイプ机に、部屋も静まり返っている。誰もが声の主を見ているんだろう。

「なま抜かしてんじゃねえ! なにが責任だ、誰がてめえのもんだって言った! 文責の文字が読めねえのかてめえは!」

 怒りを孕んだ磯部の声。響き渡る中で、奴は後輩をまた同じ鋭さで睨んだ。

「お前たちだってわかってたんだろ。あの記事の意味くれえ。それで承知したんだろ。なら被害者面してがたがた抜かすんじゃねえ! 報道ってのは見えないところから石投げる行為じゃねえぞ。名をさらして、顔さらして、身体張って! 自分の伝えた結果を受け取めるところだ。他人に悪意を向けるなら、殺されても仕方ないくらいの覚悟をしとけ!」

 しん、と静まり返った部室に、俺たちはそっと顔をのぞかせる。放心したような場の雰囲気の中で、長机にこぶしをめりこませた磯部が見える。その前でゆうちゃんも。磯部はゆうちゃんを睨んだ。顔を無理に歪めて、奇妙な笑みのように見えた。

「知らねえだろうが、俺は月報ってのを毎月出してんだ。――こいつらの記事とはどうも畑が違うからな。ただの趣味だよ。俺が好き勝手なネタを書き散らしてんだから」

 ふとその顔から歪みが消えた。

「いや、ゴミだ」

 残ったのは、からっぽの顔。

「お前らに押し付けた、ゴミだ。俺の記事は、誰も読まねえとよ。今回は配るのも許可されなかった。報道なんて脆弱なもんだ。聞くものがいなけりゃ趣味ですらできねえ。俺の記事はゴミだ。だから書いてやったんだ。ゴミじゃないものを。そうしたら。お前の相方が、俺の記事を暴力だと抜かしやがった」

 ゆうちゃんは肩を跳ねさせて、何か言いかけたけれど

「そのとおりなんだよ」

 磯部が顔を掌で覆っている。それごしに届いた声音はまるで、血を吐くようで。

「でも人間は暴力が好きで。攻撃性を喜ぶ。そんな記事ばっかり好かれる。わかってんだよ……!」

 なんでお前がそうなんだよ、理不尽さに俺は小さく胸で呟いた。なんでお前が傷ついているんだよ。でも自分が生み出したものを激しくなじりながら胸をかきむしる磯部の姿を切り捨てられない。大きな傷はある意味で力だ、人に歯向かわせないものがある。と負け惜しみのように思う。

「お前、生徒会の連中にひでえ扱いされてたらしいな」

 ゆうちゃんの肩がまたひとつ跳ねる。返事を待たずに磯部が続ける。

「あれは破棄する」

 顔を覆ったままの磯部が最後に、小さな小さな声で言った。

「――悪かった」



 時が止まってしまったかのような、長い長い沈黙があった。突っ立ったままの他の新聞部員も、顔に手をあてたままの磯部も、誰も動かない。動けない、のかもしれないけれど。

 そんな硬直を破ったのはゆうちゃんだった。

「磯部先輩。私たちの仲間に入って、私たちを助けてくれませんか」

 また沈黙の中で、ハッ、と力ない返答がきた。

「俺は、お前の中傷記事を書いたんだぜ」

「それでも、一緒にやって欲しいんです」

「なんでだ。俺がいなくても、正直こいつらだけで十分事は足りる」

「先輩に、仲間になって欲しいんです」

「……なんでだ」

「好きだからです」

 え?

 俺は時任を見た。時任も俺と同じくらい動揺したようだが、俺の視線に気づくと目を泳がせた。半田君をすがるように見るが、顔がすでにそらされている。佐倉さんは後ろで、そっかー、と納得している。え? どうゆうこと?

 突拍子もない発言に中の新聞部も固まっている。その中でこくんと唾を飲み込んで、磯部先輩、とゆうちゃんがまた言う。

「……ずっと、好きでした」

 見なくてもわかる。ちょっと硬くなってうわずるあの声。ゆうちゃんが照れているのだ。え、え、ええええええええええええええ!? なんで? どして? ゆうちゃんむかしおれのおよめさんになるっていってたのにいい!

 ものすごく狼狽しておろおろ首をふっていると(ちょっと幼児化もしかけた)、なぜだか時任がそっと労わるように俺の肩をたたく。す、好きでした、と追い討ちをかける声に俺がたまらずくわっと眼を向ける。

「……先輩の記事が、凄く」

 アイライン裂傷確定の俺だったが、ぴたりと止まった。奇変隊メンツもえ? と向こうを見た。ゆうちゃんが顔を赤らめている。それはさっきと同じだが、特質すべきことは、それに向かい合った磯部のもじゃもじゃ顔の下。首がうっすら赤味を帯びたことだった。

「は?」

 声も動揺に揺れている。

「前は図書委員に所属していたので、新聞掲示をする機会があって、一年生のときから、新聞部の記事の中で磯部先輩が書かれたものが特に好きでした。次の号が来たら前の号を頂いて持ってかえって、家にとっています」

 え、そうなの?

「月報も、好きです。今まで頂けたものは全部とっています。あの最新号も貰えて嬉しかったです。また、書いてください」 

 話しているうちにゆうちゃんはちょっと勢いづいたらしい。控えめがちながらも最新号の感想を言い始めた。反して磯部はどんどん最初はうっすらだった赤味が上ってきて顔を覆いつくしている。一緒に見ていた半田君がぽつっと呟いた。

「……磯部先輩って実は凄く弱いんですよ」

「……何に?」

「純粋な褒め言葉に」

 え、そうなの?

「認められたり持ちあげられると調子がうなぎのぼりなんですけど、反面、否定されるとけっこうすぐへこんだりすねたりするんですよね」

 え、えええ……あの外見や言動で? 

 でも、確かに色々鬱憤が積み重なっていたのだろうし思い入れもあったんだろうけど、月報ダメッて一回の否定でえらく簡単に極端に走ったな。え。だけどそんなんだったら、もっとコントロールしやすい人として周囲に認識されないか。

「そのくせ洞察力はあるんで、おべっかとかは全然通用しないんです」

 面倒くさい人! 

 だから篠原先輩うまいですよ、と半田君が感心したように呟く。

 うまいというか、ゆうちゃんのあれは真実だ。そんな嘘が吐ける子じゃない。確かにゆうちゃんは活字好きだし、図書室には毎回、校内新聞が貼ってある。とても律儀なので、普通の人が読み飛ばしてしまうようなものもゆうちゃんはきっちり目を通す。今内容を話しているのだから、磯部の記事を読んでいたのは確かでそれも覚えているくらい熱心に読み込んだ。つまりゆうちゃんは、磯部のファンだったわけだ。どおりで知らないはずの磯部の話を熱心に聴いていたわけだ。

 その事実に気づいた磯部。見るからに挙動不審になっている。半田君の言うとおりなら、自分の記事を好いてくれる相手にとってもとっても弱い磯部。いや――いそべん。

 ええっと……。つまり?

 なんとも言えない顔をなんとも言えずにつきあわせる俺たちの中で、時任がなんとも言えない顔のまま

「見守ろう。あれならなんか落とせる気がする」

 さすがは奇変隊部長の洞察力、と言うべきか。



 時任の予言は的中した。




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