消える命
こんにちは
昴です。
ふと思い立ったので勢いで書いたものです。
駄文でもいいという方はどうぞ
それ以外の方は戻ることを推奨します。
それでは…よろしくお願いしますm(_ _)m
出して!待って!置いてかないで!と叫ぶ声が聞こえる
今日も新しい子が来た…
ここは冷たくて暗い
ここにあるのは絶望だけ
明るい未来なんてない…
ぼくらはただ待ち続けるだけ…
自分の時が終わる日を…
新しく来る子と去る子がいる
未来を与えられる子は少ない…
そのまま暗闇に堕ちる
未来を与えられても酷い目に遭って苦しむだけ
幸せになれる子なんてほんの一握り
なのに今日も新しい子がくる…
そしてぼくの時が止まる日が近づいてくる
来てすぐに暗闇に堕ちる子たちもいる…
とても幼い子たち…
助けてあげたい…
助けてあげたいけどぼくは何もできない…
もうすぐ時間がくる…
今日はぼくの番…
狭い部屋に他の子たちと入れられる
暗い…狭い…苦しい…
のどが痛い…息ができない…怖い…
どうしてこんな目に遭うの?
どうしてぼくは捨てられたの?
ぼくは…なんのために生まれてきたの?
みんなと…幸せになりたかったよ…
ぼくは死んだ…暗く苦しい部屋の中で…
お願い…ぼくらをもう殺さないで…
扉を開けると数匹の犬が息を引き取っていた
「ごめん…ごめんよ…
何もできなくて…助けてあげれなくて…」
そう呟く人がいた
その人の頬が涙で濡れる
その後、犬達は埋葬された
今日、優しそうな悲しげな顔をした人が慰霊碑へと訪れた
その人は花を供え静かに涙を流していた…
お付き合いありがとうございました。
勢いで書いたので雑なところが多くあることと思います。
私自身犬を飼っています。
なので、保健所に連れて行かれる動物達が可哀想で仕方がありません。
私達を癒してくれる小さな命…
そんな数多くの命が人の勝手な都合で失われています。
すいません。言葉が過ぎましたね?
これで失礼させて頂きます。
この度はありがとうございましたm(_ _)m