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ただあなたを守りたい  作者: 粉雪草
シスター見習い編
6/19

キャラ紹介、世界観紹介

今回はキャラ紹介です。参考にして下さい。

ただあなたを守りたい


 人物紹介・世界観紹介


世界観紹介


一、大陸マクシリア

 神力と呼ばれる力に満ちた大陸。神力はこの大陸で生活するには欠かせない力。

 例えば、首都の夜道を照らしている街灯は「輝石」と呼ばれる石に神力を注ぎ、輝かせる事で光源にしている。調理に使うコンロなども内部に輝石が入っており、神力を注ぐ事で火を起こしている。

 神力は6歳を超えた時に宿るものであるが、人によって力の強さも、身に宿る神力の絶対量も異なる。中には全く神力を持たない人間もいる。神力を持たない者はガスや油などを使い火や光源を得ている。


二、国紹介


 ハールメイツ神国

 大陸南部に位置している国家。

 北西、北東は天然の山々で守られ、背面は海に面して敵がいない。急所である首都クロイセンは光の壁で守られており、唯一の脅威は北にある強国、グリア連合国のみ。

 光の壁はシスターの長と各地に散らばる塔に神力を注ぐ事で成り立っている。塔が一つでも破壊されれば光の壁は力を失う。そのため騎士の多くは首都よりも塔の防衛に力を注いでいる。

 塔を首都の近辺に置かない理由は、神力の影響を強く受ける土地があるからである。その場で神力を使用すれば10倍以上の効果が得られるため首都と離れた場所の建設を余儀なくされている。

 光の壁を失えば数日で強国に飲み込まれると言われており、塔の維持とシスターの存在は必要不可欠となっている。

 シスターとは神力が特に強い者を教会で養成して資格を与えた者を呼ぶ。特に女性の方が神力が高い者が多いため、ハールメイツ神国ではシスターが重要視されている。


 グリア連合国

 賢王と呼ばれるアガレスが治める国。

 対立する国は圧倒的な武力でねじ伏せ、対話が可能であれば時間をかけてでも説得して取り込んでいる、この大陸最強の国。

 王自身が騎士である事から武力を中心に国が纏まっている。「ハーミル派」と「シェライト派」の内輪揉めを好機とみて軍を派遣。以後は戦争状態に突入する。


ハールメイツ神国のキャラクター紹介


一、メインキャラクター


 ノイア・フィルランド 年齢15、16歳

 髪色は金髪で腰までの長さ。瞳の色は緑。

 本編の主人公で規格外の神力の持ち主。だが、絶対量が少なく正式なシスターになるのは絶望的な状況。代わりに常人よりも身体能力が高く騎士の素質を持っている特異な少女。

 早朝から鍛錬をするなど生真面目で堅物。ただルームメイトのシェルに対しては甘く世話好きな一面がある。

 補足

 「神の代行者」の二代目シラヌイの激しさと、エレナのおっとりした所を足したキャラ。早朝鍛錬をするのは私の作品の主人公のお決まりパターン。


 シェライト・ルーベント 年齢12歳

 黒髪を短く伸ばした少女。瞳の色は青色。

 外見も精神年齢も幼く甘えん坊な最年少のシスター見習い。規格外の神力を持つノイアと同等の神力を持ち、絶対量もトップクラスの「神に愛された者」。

 本名が呼びにくいので皆は「シェル」と呼んでいる。世話係であるノイアに甘える場面も多々あるが、旅を通して成長。自ら立とうとする。


 ブレイズ・マチェス 年齢16歳

 銀髪に青い瞳。

 寡黙な騎士。ノイアと同じ場所で早朝訓練を行っていた少年。ノイアに頼まれたのを気に護衛を引き受ける。剣の腕は一級品だが、性格に難ありという評価を受けている。かなりの堅物で冗談などはまず口にしない。

 本編では同じ国の騎士と戦った時、大勢の騎士の指揮を任された時は迷いを見せるなど年齢相応の姿を見せる時もある。

 父の名前はフレイル・マチェス。ハールメイツの軍神、ギルベルトと共に数多の合戦を勝利に導いた男を父に持つ。その資質を受け継いでいるとギルベルトは信じて、ブレイズに騎士の隊長を任せる事を決めた。結果は初戦を勝利に導く電光石火の突撃を見事に成功させる。


 ジュレイド 年齢20代中頃 正確な年齢は24歳。

 髪と瞳は茶色。常に黒いロングコートを羽織っている。かなりの長身。

 気さくな人物で常に陽気。時折、冗談も飛ばすムードメーカー。本職は傭兵でシェルを消す依頼を受けるが、同時に護衛の依頼を受け、後者を選んだ。傭兵を続けているのは母親の薬を買うため。人生に疲れていたがシェルの心に触れて徐々に前向きになっていく。


 ルメリア 20代後半

 髪、瞳、甲冑と全てが真紅。すらりとした体型。

 騎士でありながら神力が使える規格外の騎士。剣の腕は女性騎士で一位、二位を争う腕を持っている。彼女に与えられている称号は聖騎士。

 ノイアと同じ素質を持つ人物で、本編では剣の使い方を教える場面もある。ノイアのいい見本となる人物。右手に騎士剣、左手に鞘を持つという独特の戦い方をする。

 性格はメンバーの中で一番理知的。無駄を嫌い注意する場面も見られる。


 ギルベルト・スタンリー 年齢は58歳。

 白髪を肩くらいまで伸ばし、整えられた口髭と顎鬚が特徴的な細身の男。

 グリア連合国の二倍に渡る軍勢を卓越した指揮と、剣技で三度退けた経歴を持つ人物。畏怖と敬意をもって「ハールメイツの軍神」と呼ばれている。現在の騎士団の基盤を作ったのも彼である。

 丁寧な口調で話す落ち着いた人物で、常にメンバーを気に掛けている心優しい人物。


 ハーミル 年齢 24歳

 輝くような銀髪を腰まで伸ばした女性。

 シスター見習いを近日中に終える予定。「神に愛された者」であるシェルに匹敵する力を持ち、将来はシスターの長になると噂されている人物。彼女に取り入り、出世を目論む人物は後を断たない。彼らを総じて「ハーミル派」と呼んでいる。

 おっとりとした人物ではあるが、博識で世界の流れを正確に把握している才女。同じく将来を担うと噂されているシェルとも対立する姿勢は見せておらず、逆に共に歩もうと思っている。


サブキャラクター紹介


騎士団所属の人物


 アルフレッド 年齢40代後半。

 大柄で筋肉質な男。銀髪をオールバックにし、無造作に伸ばした髭が印象的な人物。騎士団団長。

 「ハーミル派」と「シェライト派」で内輪揉めをしている現状を何とか止めたいと考えている人物。努力家であるノイアを騎士にしたいと声を掛けているが失敗続きである。

 努力するものは見捨てないという心情を持ち、神力を持たない人間が最後に頼るのは彼だと言われている。人望が厚いだけではなく、ジュレイドなど有能な傭兵にシェルの護衛を依頼するなど用意周到な一面もある。


 セクメト 年齢35歳。

 副団長。禿頭。

 ハーミルの旅に同行する男。今回の任務でハーミルに取り入り、騎士団団長になる事を狙っている。「ハーミル派」として有名なヴァーンハルトと通じている。


教会所属の人物紹介


 ミシェル 年齢 22歳

 ウェーブがかかった茶色の髪に、やや吊りあがった髪色と同じ瞳が特徴的な少女。第一話でノイアを世話係と蔑んだ少女。のちに反省して謝罪の言葉を述べるなど素直な一面もある。


 アーバン 年齢50歳程度

 白髪に丸眼鏡が印象的な人物。優しいだけではなく、時には厳しい現実を突きつける大聖堂の司祭。どちらの派閥にも属さない中立の立場を貫いている。


 フィンネ 教官 30代

 180センチオーバーの長身。引きしまった体格。

 シスター見習いを鍛える教官の一人。元騎士。大剣でシスター見習いが張る障壁を叩くという恐怖の訓練を行う鬼教官。さっぱりとした性格。


 サリヤ・メイル

 180センチを越える長身とスラリとした体型が特徴的なシスター。ウェーブが掛かった茶色の髪を腰まで伸ばしている。

 シスターの第一位であり、シスターの長。光の壁を維持している首都クロイセンの要。知的で心優しい人物であり、ハーミルとシェルを導く存在となる。



政治担当の人物紹介


 ザックス 40代後半

 マーベスタの領主。茶色の髪を短く伸ばした細身で穏やかそうな表情が印象的な人物。騎士団団長アルフレッドとは旧知の仲で、彼と考えを同じにする人物である。ミレーネという一人娘を持つ。


 ヴァンス 40代後半

 礼服に身を包んだ長身の男。首都クロイセンの政治を任されている人物。騎士団団長アルフレッドと共に内輪揉めの終息を求めている人物。また、まっすぐで穢れを知らないシェルが歩む道を見てみたいと思っている。どちらかといえば「シェライト派」の人物。


 ヴァーンハルト

 ハーミル派として有名な政治を担当する人物。砦での襲撃、都市マーベスタにて刺客を送るなど全てはこの男の指示である。ついでに二話では名前が出ていないが、ヴァンスと会話していた怪しい人物はヴァーンハルトである。


塔の守備隊


 ジェイス 年齢は58歳。

 真紅の髪を無造作に伸ばした大男。丸太のような太い腕をした筋肉質な人物。

 北西にある塔を守っている隊長。グリア連合国の国境線に近い塔に配属されたために数多くの合戦を経験している。新造の塔が建設されて役目を失うが、最後の防衛戦では勝利を収めている。

 性格は豪胆。前線では指揮をするよりも自ら剣を振るう事が多い。


 グレン 年齢58歳

 北西を守る部隊の副隊長。白髪をオールバックにし、左目につけた眼帯が印象的な細身の男。

 隊長が前線で剣を振ってしまうので、代わりに部下に指示を出すのはこの男。冷静で常に落ち着いている。


グリア連合国


 フィッツ 20代中頃

 長い銀髪を腰まで伸ばし、肌は病人のように白い。身に纏っているのは甲冑ではなく胸、腰、膝、肘に防具がつけられた軽装姿。グリア連合国近衛騎士の一人。

 王であるアガレスを慕い、忠誠を誓う騎士。直線的で愚かなほどに真っ直ぐな人物。


 アガレス 年齢20代後半

 黒髪を肩まで伸ばした褐色肌が印象的な男。凛々しく威厳に満ちた低い声は、とても20代後半には見えない。王でありながら常に漆黒の甲冑を身に纏い、体は無駄なく引き締まっている。周りからは賢王と呼ばれているが、戦争になれば自ら前線に立ち剣を振るう。そのため国民からは強い支持を得ている。


 ガイラル 年齢30代前半

 外見はアガレスと同じ褐色の肌に、黒髪。髪は腰まで伸ばし、前髪の間から見える瞳は狂喜の色を含んでいる。

 力で国を統一する。その想いが強くアガレスのやり方は甘すぎると思っている。過去に反乱を起こした騎士と匿った住民を虐殺した経緯がある。王としての器がないと言った前王を殺害、その後は弟であるアガレスと激突、その後は牢へと閉じ込められていた。


 クレサ 14歳

 黒髪を結い上げた幼さが残る少女。年齢のせいか身に纏う軽装があまりにも不釣合いに見える。ガイラルとは夜を共にする仲。今作のお色気担当のキャラクター。


 バルデス 30代中頃

 精悍な顔つきに整った黒髪が印象的な男。険しい表情は30代中頃という実年齢よりも年配に見える。

 ガイラルの腹心の部下。力でこの国を統一しようとするガイラルを支持している。実力はクレサ共々アガレスと並ぶ強さを誇っている。


 第5話現在のキャラクター紹介です。定期的に修正、更新をすると思います。作者のメモ書きに少し手を加えた程度なので、不足している部分があると思います。名前とどんな立場の人物だったか確認するのに使用して下さい。

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