詩 好きなものを買っていいよ
掲載日:2026/05/22
「好きなものを買っていいよ」
そう言われたが、何を買っていいのか分からない。
お腹は空いているのだが、何を選んだらいいのか、分からないのだ。
ぐー、ぐー、ぐー。
コンビニやスーパーですぐに食べられそうなものを眺めるが、脂っこそうだなとか、こんなに食べられるかなと思ってしまう。
しかも値段が気になってしょうがない。
貧乏性なので、高いものは敬遠してしまう。
選んで怒られたら嫌だなと思ってしまうのである。
どうしよう、どうしよう、どうしよう。
頭の中は地球儀みたいに、ぐるぐる回っている。
誰か決めてくれないかな。
いや、自分で食べるんだから、自分で決めなよと言われそうである。
コンビニもスーパーも、食の宝箱みたいなもので、どれも輝いているように見える。
お腹を満たすアイテムはどれだ?
気分はRPGのようなもので、金額とアイテムを見比べる。
「よし、これにしよっと」
1つ選び出し、カゴに入れるのだった。




