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プロローグ
ピピピピ、ピピピピ、ピピピピ、、、
今日も朝が、やって来た。
今日は雨みたい。雨音が外から聞こえてくる。
「、、晴れよりは、いいかなぁ」
鏡の前に座って、髪をとかして、、二つ結びに、
胸元のリボンは女子が好きそうで、スカートは膝よりちょっと上ぐらい。
そんな制服を毎日、少し憂鬱な気分で着る。
そうして私、早川 玲の一日は始まる。
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ピピ、ピピピビ、ピピピピ、、、
今日も、朝がやってきた。
、、今日は雨か。雨音がする。
『、、どうりで頭が痛いわけだ』
洗面台で顔を洗って、寝癖を治して、、
いまだに慣れないネクタイをして、今の子にとっては少しダサいであろうズボン。
そんな制服を毎日、少し憂鬱な気持ちで着る。
そうして僕、古林 祐の一日は始まる。