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ウサギさん、人助けする

「う、うわあああああああ!?」


 なんだろう。と叢掻き分け声の聞こえた方向へと向かってみれば、丁度ゴブリンと遭遇していた少年と少女が絶体絶命の危機に会っていた。

 いやー、なんというか、すっげぇ可哀想に。

 って、なんか見たことある男女だな。


「お、お兄ちゃんっ」


「レイナは逃げろッ、絶対にそれをレット兄ちゃんに届けるんだッ」


 恐怖で足の竦んでいる女の子にそう告げてゴブリンと対峙するのは、木製の剣を両手で持った少年。

 記憶が確かならリック君のはずだ。

 マールちゃんの弟かなにかだと思うんだけど確証はないな。

 どうやらリック君とレイナちゃんが二人きりで森に入っていたらしい。


 今までよく魔物に出会わなかったな。

 むしろここまで来れたことにお驚きだわ。

 っと、このままゴブリンに撲殺されるの見てるのも忍びないな。


 顔見知りってこともあるが、二人が死ぬとマールちゃん悲しみそうだしな。

 と、言う訳で姉さんや、ちょいっと待ってておくれ。

 姉さんをその場に残し、ウサギさんが疾風怒涛。

 ゴブリンの背後に駆け寄ると、まずは挨拶のドロップキックッ!


 膝を奪う一撃に、棍棒を振り被ったゴブリンはかっくん。と膝を後ろから押しだされて倒れていく。

 何が起こったか理解できない間にウサギさんの疾風怒涛の連撃が襲いかかる。

 ゴブリンさんはきっと何が起こったか理解すら出来ずにアイテムと化してしまっただろう。

 ふっ。もはやゴブリン一匹なんぞ雑魚でしかないぜ。


「ふぇ……?」


「あ、え?」


 呆然とするレイナ。リック君も呆然と目の前で消えていくゴブリンを見つめている。

 とりあえず、よっす。と片手を上げておく。


「う、ウサギ……?」


「あ、もしかしてあの時の!?」


 リック君察しが良いな。


「た、助けてくれたの……?」


「う、ウサギ、アレか恩を返しに来たのか?」


 恩を返しにっていうか……いや、まぁうん。とりあえず村まで送ってくよ。

 ってか何でこんな場所までやって来たのお前ら?


「ウサギさん? もしかして、村まで送ってくれるの?」


「いやいや、ウサギがそんな事出来る訳ないだろ」


 リック君が流石に意思疎通はできないだろ。とツッコむがレイナちゃんは普通にウサギと話せると思っているようだ。


「お願いウサギさん」


 リックより強いウサギさんにきらきらまなこで哀願である。

 女の子に頼られるのは嬉しいなぁ。

 何なら俺のハーレムに加わるかい? なんつって。


「わわ、ウサギさんが二匹いる!?」


「何だこっちのウサギ? いきなり僕の頭に乗って動かなくなったぞ!?」


 姉さん、そこ定位置なのか?

 姉さんが丁度いい場所を見付けたようでリック君の頭の上から動かなくなった。

 まぁ、いいか。


 二人の歩調に合わせながらゆっくり歩く。

 しっかりと索敵を行いながら、時にゴブリンくんを撃退し、迫り来たベアさんをどっかに飛ばし、襲いかかるウルフ君をボックスマジックで消し去る。

 どうでもいいけどこのボックスマジック、マジでこの後何処に行くんだろうね?

 経験値が入るのがまた怖い。でもアイテム手に入らないのは哀しいな。


「ウサギさん凄いッ」


「クソッ、なんでそんな強いんだよ」


 ゴブリンを回し蹴りで撃退すると、レイナちゃんが憧れの瞳で称賛してくれる。

 リックは少し悔しそうだ。男としてのプライドだろう。

 本当ならばレイナを守るのは兄である自分だったのに。みたいな感情のようだ。

 残念ながらまだ実力不足だよ。今は守られてな。


「あのね、レットお兄ちゃんの傷を癒すのにね、この草が必要なんだって」


「ねーちゃんはお医者様が見てくれるから大丈夫だっていうけどさ、すっげぇ辛そうなんだ兄ちゃん」


 そりゃ、ベアにやられて骨一つくらいは折れてるだろうしなぁ。

 痛みは毎日凄いだろう。

 回復魔法とか使わないの?

 いや、骨折とかは変な治り方するんだっけ?


 ところでレイナちゃんや。その大事そうに抱えてる草なんだけど……エリ草ぁだよ? 全く意味の無い草なんだけど。

 たぶん、エリクサーという伝説級の回復草があるんだろう。

 パチモン掴んで死にかけるとか、まぁ俺が見つけた以上は幸運だったってことでいいか。


「えへへ。レットお兄ちゃん早く良くなるといいなぁ」


「そしたら俺、剣の稽古して貰って強くなるんだ」


 レット君なぁ、折角だし薬草だけプレゼントしておこう。


「あれ? なにこれ? 草?」


「ウサギがくれたってことはそれなりに良い草か?」


「わかんない」


 ただの薬草だよチミたち。

 体力がちょっとだけ回復するからエリ草ぁよりはいい仕事すると思うよ。

 さってそろそろ村が近くなって来たかな?

 茂みを掻き分け二人を案内していると、向こうから誰かがやってきたのだった。


 ----------------------------------------


 種族:サイキックラビット・シロウサギ

 二つ名:雑草ハンター・ハイエナ・ヤリ逃げ犯・アホの子・人生の迷い子・暗殺兎/状態:発情

 Lv:6  HP:183/183 MP:62/62 TP:60/60

 所持ストロ:3962000

 経験値ストック:5

 技スキル:咆哮/連打/シュート/飛び蹴り/ドロップキック/回し蹴り/掌返し/疾風怒涛/魔素取り込み

 マジックスキル:親指消えまーす/中の人消えまーす!/ステッキから花/貫通しまーす/隠すと増えます/何処からでも出ます/連なって出ます/人体切断マジック/ボックスマジック/浮き上がる杖/空飛ぶウサさん/脱出

 魔法スキル:魔力弾/魔力盾

 盗技スキル:盗む/強奪/魔法で盗む/マジックスティール/乱れ盗む/連続盗み/HPを盗む/MPを盗む/TPを盗む/心を盗む/パンツ盗む/ブラを盗む/知能を盗む/視界を盗む/気力を盗む/状態異常を盗む/スキルを盗む/お金を盗む/

 常用スキル:ステータス表示(Lv2)/変身/索敵(Lv1)/根性/身代わり/不退転/勝利の雄たけび/魔力視/魔力吸収/魔力変換/身体強化/拉致(Lv2)/経験値手動割り振り

 耐性スキル:毒耐性(Lv2)/麻痺耐性(Lv1)/腐食耐性(Lv1)/魔力耐性(Lv1)

 常時スキル:危険察知(Lv2)/忍びの一撃/雑草魂(Lv1)/死者への誓い/くいしばり/魔力回復・極小/水泳/浮上/木登り(Lv1)/壁昇り(Lv1)/着地上手/テクニシャン/絶倫/異種間性交・可/生殖器最適化

 種族スキル:粗食耐性/脱兎/病気弱点/ぷにぽよん/擬態

 加護:麒麟の加護/系統樹確認

 不要:カードスラッシュ/スプーン曲げ・微/カードを切る/飛び跳ねる/百面相/予告状/破壊音波


所持品

草類

 薬草×74、薬草(毒)×58、薬草(麻痺)×59、薬草(沈黙)×77、薬草(腐食)×23、薬草(狂化)×47

 毒消草×85、麻痺取草×84、雑草×208、即死草×51、たんぽぽ×20、ヘンルーダ×30、宝石草×5、虫下し草×17、エリ草ぁ×142

 マキノコ×104、サルノコツカケ×76、笑い茸×66、パラライマッシュルーム×27、マジックマッシュ×5、梅茸×2、ドクササコ×41、カエンタケ×3

肉類

 蛇肉(毒)、虫肉×8、ゴブリンの肉×27、鹿肉

 オークの肉、豚頭、犬肉、豹肉、熊の手、熊肉

毛皮類

 ホーンディアの毛皮、グリズリーの毛皮、豹の毛皮、コボルトの毛皮、ブラックコボルトの毛皮、

 臭い腰布×21、綺麗な腰布×2

武具類

 緑の小さな鎌×8、棍棒×25、ホーンディアの角、青銅の槍

装飾品

 熊耳カチューシャ、豹柄Tシャツ、タキシード、蝶ネクタイ、シルクハット、ステッキ、赤いハンカチ

その他

 魔石×2、魔石・極大、ポイズンスネークの尾、進化の種、退化の種×999、ミニチュアハウス

ゴミ

 虫の羽×8、???からの手紙

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