表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/981

うさぎさん、姉さん浄化計画1

『して、なぜウルフなどと隣合って寝ていたのだ?』


 実はかくかくしかじかかものはし。と言う訳でして。


『なんだそのかものはしは?』


 つまりはまぁ、姉さんのノミが巣の中に広がってて恐ろしいことに。

 んで、ノミに塗れて逃げだしてきたところをウルフ君がいたので巻き添えにして湖にダイブ!

 そして日光浴をウルフ君としていたという訳でござるよにんにん。


『最後の話がよくはわからんが、ノミが巣の中に居る以上、そこはもう使わん方がいいのでは?』


 ですよねー。

 でもねー、姉さんがさぁ……


『姉が居るのか。ふむ。仕方無い。お前は姉を洗え。その間に我が巣を浄化してやる』


 な、なんと、ドルアグス先生が直々にっ!?

 せ、先生ぇ……お願ぇしやすっ!

 思わず腰を落として片手を前に、お控えなすってぇ、みたいな台詞言いそうになってしまった。

 ドルアグスが怪訝な視線を送ってきたが、何でもないですよー。と胡麻化しておく。


 俺はドルアグス先生と横並びして歩く。

 何だこの安心感? いや、なんだかすごく強くなった気がするぞ?

 今ならクマすら真正面から相手取っても勝てる気がする。


 ドルアグスの隣を姿勢を正し二足歩行で胸を張って歩く。

 何だその歩き方? とドルアグスは小首を傾げていたが、歩調を合わせてくれた。

 アホの子に付き合っていただきありがとうござます。としか言えないよね。


 やがて洞窟に辿りつく。

 洞窟を見たドルアグスの身体が止まった。

 そりゃそうだろう。

 遠めに見ても分かるほどに溢れ返ったノミの群れ。ダニも混じっているだろう。


『なん、だ……アレは?』


 うん、俺も思った。アレは無い。

 そして俺はなぜあんな場所で眠ったのか。

 兄弟たちが帰りたくとも帰れない理由はそこにあったというのに。


 そして、そんな危険地帯に一体。まるでその洞窟の女王であるとでも言うように、悠然とこちらを見つめる赤い双眸。

 なんっつーか、姉さん、その威風堂々の佇まい、ボスみたいですね。

 姉さんのレベル? 2ですがなにか?


 で? どうすんの?

 姉さん動きすらしないんだけど?

 俺は隣のドルアグスに視線を向ける。


『パーティー申請をしてみてくれ』


 どうやってさ?


『む? 知らんのか。パーティーを申請したいと相手を指定すればいいだけだ』


 えーっと、こうか?


 ―― は にパーティー申請を送った! ――


 名前がないからよくわからないけど、多分俺が姉さんに申請したんだろう。


『友好的な魔物同士であれば自動的にパーティーが組める筈だ。パーティーを組んだら自動で後ろを付いてくるぞ』


 おおっ。それは良いことを聞いた。

 姉さんをついに移動させられる時が来た!


『ちなみに、最大6人までパーティーが組める。それ以上はレイド戦のみだろうな』


 レイド戦とかは今の俺には関係ないな。

 それよりも問題は……パーティー申請、お返事来ないんだけど……


 ―― パーティー申請タイムアウト ――


 うそーん!?

 姉さんとパーティー組めませんでした。

 友好的なら自動で組めるんじゃなかったの!?

 まさか、まさか姉さん、俺のこと友好だと思ってない?


 さりげなく酷い姉さんに四つん這いになる兎さん。

 あれ? そういえば四足になるの兎的に普通じゃね?

 なんてこった、俺は四つん這いにすらなれないのか。


『どうした? パーティーは組めたのではないのか?』


 無視されたっす。


『馬鹿な!?』


 ですよねー。姉さん多分ちょっとおかしいんだ。


『しかし、そうなると洞窟を焼却できんではないか』


 燃やす気だったんっすか!?

 いや、まぁ、汚物は消毒だろうけども。

 しかし、どうすべきか……


 一つ、方法はある。

 ただ、俺が不幸を被る方法だけど。でも、これしかない。


『ほぅ、何かやる気か』


 やるぜぇ、俺はやるぜぇ。

 見てなドルアグスのダンナ、俺の生き様って奴をよぉ。

 ふ、こんな役回りが俺に巡ってくるなんてよぉ。


『お、おぅ? 頑張れ?』


 ドルアグスの言葉に奮起して、俺は電光石火とばかりに走りだす。

 洞穴向けて一直線。ノミの群れが跳梁跋扈する悪夢のダンジョンへと単騎駆け。

 うおおおおおおおおおおおお!!


 ―― は にパーティー申請を送った! ――


 ぎゃあぁノミが体中に飛び込んで来やがるっ!?

 ノミ塗れになりながらも姉さんの腕を取る。必死にその手で空中をタップ。タップタップタァ――――ップ!!


 ―― パーティー名未定パーティに が入った! ――


 シャオラァッ!!


 見たかドルアグスのダンナッ!

 速攻湖向って走り出す俺。

 ようやく気付いたドルアグスが驚きに目を見張る。


『よもやそんな方法があろうとは。馬鹿でもやるまいに……ああいや、アホの子だったな』


 いやぁぁぁ、言わないでぇぇぇ!?


 ----------------------------------------


 種族:サイキックラビット・シロウサギ

 二つ名:雑草ハンター・ハイエナ・ヤリ逃げ犯・アホの子/状態:発情

 Lv:6  HP:183/183 MP:62/62 TP:60/60

 所持ストロ:3962000

 経験値ストック:5

 技スキル:咆哮/連打/シュート/飛び蹴り/ドロップキック/回し蹴り/掌返し/疾風怒涛/魔素取り込み

 マジックスキル:親指消えまーす/中の人消えまーす!/ステッキから花/貫通しまーす/隠すと増えます/何処からでも出ます/連なって出ます/人体切断マジック/ボックスマジック/浮き上がる杖/空飛ぶウサさん/脱出/カードスラッシュ

 魔法スキル:魔力弾/魔力盾

 盗技スキル:盗む/強奪/魔法で盗む/マジックスティール/乱れ盗む/連続盗み/HPを盗む/MPを盗む/TPを盗む/心を盗む/パンツ盗む/ブラを盗む/知能を盗む/視界を盗む/気力を盗む/状態異常を盗む/スキルを盗む/お金を盗む/

 常用スキル:ステータス表示(Lv2)/変身/索敵(Lv1)/根性/身代わり/不退転/勝利の雄たけび/魔力視/魔力吸収/魔力変換/身体強化/拉致(Lv2)/経験値手動割り振り

 耐性スキル:毒耐性(Lv2)/麻痺耐性(Lv1)/腐食耐性(Lv1)/魔力耐性(Lv1)

 常時スキル:危険察知(Lv2)/忍びの一撃/雑草魂(Lv1)/死者への誓い/くいしばり/魔力回復・極小/水泳/浮上/木登り(Lv1)/壁昇り(Lv1)/着地上手/テクニシャン/絶倫/異種間性交・可/生殖器最適化

 種族スキル:粗食耐性/脱兎/病気弱点/ぷにぽよん/擬態

 加護:麒麟の加護/系統樹確認

 不要:カードスラッシュ/スプーン曲げ・微/カードを切る/飛び跳ねる/百面相/予告状/破壊音波


所持品

草類

 薬草×29、薬草(毒)×8、薬草(麻痺)×9、薬草(沈黙)×34、薬草(腐食)×3

 毒消草×8、麻痺取草×8、雑草×3、即死草×20

肉類

 蛇肉(毒)、虫肉×8、ゴブリンの肉×18、鹿肉

 オークの肉、豚頭、犬肉、豹肉、熊の手、熊肉

毛皮類

 ホーンディアの毛皮、グリズリーの毛皮、豹の毛皮、コボルトの毛皮、ブラックコボルトの毛皮、

 臭い腰布×12、獣臭い腰布×2

武具類

 緑の小さな鎌×8、棍棒×16、ホーンディアの角、青銅の槍

装飾品

 熊耳カチューシャ、豹柄Tシャツ、タキシード、蝶ネクタイ、シルクハット、ステッキ、赤いハンカチ

その他

 魔石×2、魔石・極大、ポイズンスネークの尾、進化の種、退化の種×999、ミニチュアハウス

ゴミ

 虫の羽×8、???からの手紙

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ