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うさぎさん、なんで会議に参加してんの?

「あー、というわけで、エリスエールの森行くメンバーを選出したいと思う」


 翌日、エリスエールの森に行くメンバーを決めるために会議室に皆が集まった。

 集まったのは冒険者ギルド側からガドウィン、エスティカーナ。

 勇者チームは天音、美与、咲耶、兎月、ヘンドリック、ジョージ、福田。

 冒険者チームはガロワ、エフィカ、リルハ、エペ、シュリック、カリエラ。

 お貴族様チームはリベラローズ、イリアーネ、ペルセア、ユーリンデ、チェルロ、カルセット。

 魔物チームからはうさしゃん、アーボ、ダグラス、ボルバーノス、エリスエール。


 よし、全員居るな……え? 全員……ってかなんでいるのお前らっ!?

 本来今日向かわれるはずのエリスエールを含め守護者様が三体も紛れ込むように参加していた。

 さすがにディアリオさんは居ないか、あともう一体の守護者も来てない。

 というか森から出るの大変なんじゃなかったっけ、フットワーク軽すぎるだろお前ら。


 ―― 基本僕の森ってアサシン系のモスキートたちがいるからさー。安全なのさ ――


「私達って守護者同士でも結構仲いいからぁ、相互不可侵で森への侵入者があった場合は皆で迎撃するのよ。だから多少外出しても問題ナッシン」


 ―― なんか腹減ったのぅ ――


 俺はダグラスのじいさんに薬草の束を突っ込み甲羅の上に乗る。

 これでとりあえずは台に乗らなくても皆と同じ目線で会話に参加できるな。


「あー、っと、とりあえず、だ。エリスエールの話じゃ森でウサギと闘うらしい。それ以外は闘うようなこともないので全員で森行ってもあんまし意味は無いらしい」


 なるほど、んじゃ俺が用事あるだけで他の面々は暇になるのか。


 ―― せっかくだし皆はガロワに頼んで冒険者の極意みたいなの習っておくのはどう? ――


 ユーリンデに提案してみる。


「そうですわね。折角です野営準備など心得なども教わっておきましょうか」


「あー、そう言うことなら俺も別行動になんのか、大丈夫かそこのウサギ。絶対別の女性に手を出すだろ」


「ならシュリックさんにウサギの面倒を頼みましょう。女性陣だと襲われる可能性もあるし、カルセット君だと多分止めきれないし」


「いや、僕もさすがに止めきれないと思うんだけど!?」


「仕方ない、ジョージ、福田。お前らもウサギ監視お願い。僕も行くよ」


 男ばっかじゃねーか。


「えー。女の子来ないのー?」


 ほら、エリスエールもこんなこと言ってるぜ?


「はぁ、仕方ない。リルハ、行くか?」


「そうですね。サポーターが一人居た方が良いでしょうし。女性陣はガロワさんとエペちゃんがいるから問題ないだろうし、行きますかエフィカさん」


 リルハとエフィカが来てくれるようだ。

 他の女性陣も来たそうにしていたけどガロワが冒険者になりてぇなら基本しっかりしねぇとな。と言われては、ユーリンデ達は留守番するしかなかったのである。

 ま。今回はエリスエールと闘うだけだろうし、着いてくる必要はあるまい。

 直ぐに帰って来るって。


 ―― ちなみに、ウサギ君の同行者に立候補しまーす ――


 ―― 儂は帰るぞい ――


 じじい何しに来た!?

 結局薬草喰っただけじゃねぇか。

 そんなダグラスは外に待たせていたらしいブライアン君(六手熊)に持ち上げられて自分の森へと帰って行った。


 さて、一応整理するけどさ、ガロワと一緒に冒険者としての勉強会に参加するのが、天音、美与、咲耶、兎月、エペ、カリエラ、リベラローズ、イリアーネ、ペルセア、ユーリンデ、チェルロ、カルセット。

 カルセット君も向こうかぁ、いじれないじゃん。


 俺と共にエリスエールの森に向かうのがシュリック、ヘンドリック、ジョージ、福田、エフィカ、リルハか。あ、なに天音? アーボ連れてってって? まぁいいけど。たまにはゆっくりさせてあげたい? 良い娘だなぁチミは。ウサギさんがご褒美にソーセーちょ、違う。違うよ皆、一斉にジト目向けないでっ!?


 ヘンドリックがなぁんか邪魔なんだよなぁ。なんか牽制されてる気がするし。

 先生に近づかないよう注視されてんだよ。

 まぁ、気持ちは分かる。

 自分の大好きな先生が襲われないか不安なんだろう。

 ごめん、既に襲った。しかも咲耶の話によれば既に子供も生まれたらしい。

 うさぎさんが七匹である。


 冒険中に人知れず産んだのでフィールドで自生してるんだと。もう蛇さんに食われたんじゃないかね?

 さすがに当時は皆に知られたくなかったそうだし、泣く泣く放置したそうだ。

 一応最初に母乳が必要だったので牛乳を哺乳瓶であげたらしいけど。

 ついでにウサギの巣穴に詰め込んで兎に育てて貰うことにしたそうだ。


 これは子殺しとかネグレクトって言うべきなんだろうか?

 ファンタジー世界の弊害かねぇ。

 今度から出来るだけアウレリスの森に連れて行くよう伝えといたよ。あそこなら普通に生活できるだろうから。最悪アボガードたちとアウレリスが面倒見てくれるさ。

 とりあえず女性陣にはそんな感じで伝えておいた。

 なぜかドルアグスさんから連絡が入り、あんましアウレリスに苦労を掛けさせてやるなよ。とか言われてしまったが……もしかしてドルアグスさんも俺を見てるの? いやん、えっち。

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