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うさぎさん、連続進化と体色変化1

 リルハに抱きしめられながら宿屋に帰る。

 一先ずこの前リルハに言われたので、リルハの部屋でレベルアップを開始。まずはESPラビットを97レベルまで上げてみる。


 それでもまだまだ経験値があるのが凄いな。

 キング二人と戦争で入った経験値を分配したらしいのだが、活躍度とやらにより貰える経験値が増減するそうなので、第一勲功の俺は無駄に経験値多めに貰ってしまったのである。


 なんかスキルがまだ増加しまくってるなぁ。

 まぁその辺りは後でいいや。

 今はとにかく、退化と進化である。

 さぁ、マギラビットの先に向うとしようじゃないか!


 まずはマギカラビットを選んで進化。

 夕食終えた後だったのでリルハに抱き枕されながら進化することにした。

 起き上がったらリルハは居なかったがベッドには直前までいただろう微かな温もりが。

 とりあえずマギカラビットのレベルを10まで上げて進化選択。

 この先は属性に別れるみたいだな。


 ヒートラビット、コールドラビット、ブリーズラビット、クレイラビットの四種類だそうだ。

 ではまずヒートラビットから。

 進化するから後よろしくなリルハー。あ、リルハ戻ってきた。おはようの挨拶してくれるけど俺は即座に再進化。


 リルハの部屋にある机に移動して進化開始。

 俺が寝入るのを見たリルハが不満そうにしていたが、これからしばらく進化週間だぞ?

 瞳を閉じて進化開始。


 ……

 …………

 ………………


 おはようございます。うさしゃん復活。

 眼を開いて周囲を確認。

 リルハは今居ないようだ。


 次に自分を確認。体毛が白から薄い赤色へと変わっている。

 成る程、ヒートラビットは火属性だから赤く変わるのか。

 となると、他の属性に向うと色が変わるっぽいな。


「うさしゃんまだ寝てうー?」


 がちゃり、背を伸ばしてドアを開いたのはリア。

 またこの子は、お客さんの部屋に無断侵入して。


「あれ? うさしゃん居ない?」


 え? 何言ってんの、ここだよ。ここに居るよ?

 ジェスチャーでリアに伝える。

 しばし小首を傾げていたリアは、まさかの状態に眼を見開く。


「お、おねぇちゃーんっ、うさしゃんが、うさしゃんがふりょーになったぁ。赤く染めてうー」


 なぜか大慌てで走り去ってしまった。

 さって、次の進化はどれにしよう。あ、新しい進化先もある。

 えーっとファイアラビットか。とりあえず残った三種類を順々にやるか。

 次はコールドラビットだ。


 ……

 …………

 ………………


「うさしゃーん、昨日は赤くなってたけど何があったの? リア悪いことしたなら謝るから、もう赤くな……」


 リア、タイミング悪い。

 というかリルハは意地の悪い笑みを浮かべてないで真相教えてやれよ。


「お、お姉ちゃーんっ!! うさしゃんが、うさしゃんが青くなってうーっ!!」


 だだだっと駆け去るリア。

 リルハがお腹抱えてベッドの上で笑い転げている。

 意地が悪いなぁリルハ。


「あ、ダーリン待って。寝る前に、はい。食事しとかないと餓死しちゃうよ」


 おー、ニンジンだ。うめぇ角棒ニンジンうまうま。


「ふふ。可愛い」


 リルハの膝に収まり、背中を撫でられながらニンジンを食べる。

 なんだこの最高のシチュエーション。兎生最高じゃね?

 食べたい時に食べ、やりたいときにヤる。

 そして寝たい時にねる。

 最高じゃないか我が兎生。


「あ、もう進化再開ですか」


 リルハの膝の上で次なる進化を始める。

 次はブリーズラビット。風属性である。

 では、また明日。


 ……

 …………

 ………………


 ふぁぁふ。そろそろ起きるか。

 起きた後は現状確認。

 リルハとエフィカが何か話し合っていた。

 どうやら今日の依頼は何するかという話し合いのようだ。


「リルハお姉ちゃん、うさしゃん起きたー?」


 って、また来たよリア。

 リアはドアを開いて俺を見る。

 やっぱり眼を見開いて驚いた。


「お、お姉ちゃーんッ、うさしゃんが緑色になってうーっ!!」


「はいはい、うさしゃんも緑色になりたい日もあるわよ」


 たまたま近くに居たらしいマールちゃん。その言い方はどうかと思うのですが。なんだよ緑色になりたい日って。


 リルハに食事を貰って再び再進化。

 次はクレイラビットである。

 んじゃお休みぃ。


 ……

 …………

 ………………


 ……あれ? なんか身体がおかしい?

 眼を開く。目の前にはリックが焦った顔をして立っていた。


「うさしゃん起きたー?」


「っ!? り、りあ?」


「リックお兄ちゃんどうし……え? うさしゃん?」


「ち、違うんだ。僕が持ち上げたら勝手に崩れたんだよッ!」


「お姉ちゃーんッ、リックお兄ちゃんがうさしゃん殺したーっ」


「ま。待って、違うからッ、違うからぁッ!!」


 なんのこっちゃ?

 あ、なんかおかしいと思ったら俺の身体ぐねんぐねんじゃないか。

 クレイラビットだから粘土兎ってことか。

 両手は動くから、よっと。

 身体を持ち上げる。うん、成る程、足が砕けてやがる。

 記憶を元にくっつけてみると、直ぐに元通りになった。

 よし、クレイラビットは脆過ぎるからさっさと次になっちまおう。

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