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うさぎさん、オークに見付かる

 名前:

 種族:ノウサギ・シロウサギ

 二つ名:雑草ハンター・ハイエナ

 Lv:6

 HP:50/55

 MP:4/6

 TP:4/6

 状態:普通

 技スキル:

  連打          /無手の武技の一つ。連続で攻撃を加える。同じスキルを二度使う事がある。

  飛び蹴り        /足技の武技の一つ。助走をつけて相手に突撃する一撃。稀に相手の体勢を崩す事がある。

  掌返し         /相手を助けると見せかけて攻撃する武技。スタン状態にすることがある。

  魔素取り込み:TP1  /周囲の魔素を取り込み体内に溜め込むスキル。MP回復効果。

 魔法スキル:

  なし

 常用スキル:

  ステータス表示(Lv1)/ステータスを表示できる。

  変身          /???

  根性:TP1      /自身のHPの3分の1を回復する。

 耐性スキル:

  毒耐性(Lv1)    /状態異常・毒に掛かりにくくなる。

  麻痺耐性(Lv1)   /状態異常・麻痺に掛かりにくくなる。

 常時スキル:

  忍びの一撃       /認識されていない相手への攻撃が即死攻撃になる。対象にのみ攻撃力2倍。

  雑草魂(Lv1)    /どんな辛いことにも挑戦する生命力。瀕死状態で防御力が1.2倍になる。

  死者への誓い      /死した肉親への誓い。瀕死状態で能力が2倍。

  くいしばり       /HPが0になる攻撃を受けても一度だけHP1で生き残る。

  水泳          /水中移動が可能。一定時間ごとに息継ぎが必要です。

  テクニシャン      /全ての技巧において神技になる。クリティカル率+100%

  絶倫          /交尾時に疲れ知らずになる。連続交尾可能。

  異種間性交・可     /異種族との間で子供を授かることができる。

  生殖器最適化      /相手の種族に対応して交尾が出来る。

 種族スキル:

  粗食耐性        /食べるモノが貧しくとも普通に育つ。

  脱兎          /初期状態から速度二倍で動くことが可能。制限時間2m。クールタイム2m。

  病気弱点        /病気に掛かりやすい。

 加護:

  麒麟の加護       /麒麟・ドルアグスの加護。


 おいこら。誰がハイエナじゃい。

 しかし、結構スキルが多くなってきたな。

 全部を把握してくのは大変だぞ。

 とりあえず簡易ステータスとしてHPMPTP状態だけとか見れないかね?

 そりゃ簡易ステータス表示!


 名前:

 種族:ノウサギ・シロウサギ

 二つ名:雑草ハンター・ハイエナ

 Lv:6

 HP:50/55

 MP:4/6

 TP:4/6

 状態:普通


 キタコレ! やっぱりだ。俺が思った事を神様か何かが意見通りにしてくれているようです。

 いやあまりやり過ぎるとへそ曲げられる可能性もあるので不満がある時だけでいいんだけどさ、これは便利機能ですよ。

 さて、便利な機能も手に入ったし……!!?


 びくんと背筋が粟立った。

 何か来る。ソレを理解した俺は即座に茂みに飛び込む。

 一瞬遅れ、そいつはやってきた。


「フゴ……」


 それは二足歩行の豚でした。

 手には槍だろうか? 防具の類は持っていない。ようするに全裸です。全裸豚がいます。おまわりさんこいつですっ。

 けどかなり危険だというのは見ただけで分かる。


 名前:アグゥ

 種族:オーク

 Lv:3

 HP:120/120

 MP:0/0

 TP:33/35

 状態:警戒

 スキル:

  突き          /相手に向って槍を突き出す槍技。

  気合い溜め       /次の一撃を攻撃力2倍にする。

  二連撃:TP3     /二連続で攻撃する槍技。

 種族スキル:

  仲間を呼ぶ       /嘶きで助けを呼びます。

  絶倫          /交尾時に疲れ知らずになる。連続交尾可能。

  異種間性交・可     /異種族との間で子供を授かることができる。

  オークの鼻       /臭いでの索敵にプラス効果。


 HPが高い。120とか……

 というか、不味い、非常に不味いぞ。オークの鼻はヤバい。

 しきりに鼻を鳴らすオーク、この付近に居る動物の匂いを嗅ぎわける。

 当然、そこに居る獲物は一匹だけだったりする訳で。


「ブヒッ!!」


 俺の隠れている茂み向って、オークは突然突きを放った。

 慌てて避ける。あっぶな、紙一重だ。危うく自慢のお耳に風穴開く所だった。

 クソッ、居場所がバレた!


 逃げようとするが、俺の耳に新たな危機が……不味い、なんか囲まれとる。

 そう、ゴブリンだ。ゴブリン共がこっちを遠巻きに見つめている。

 どうやら獲物である俺を見付けたようだが、先にオークがいたので襲撃を躊躇っているようだ。

 つまり、オークの方がゴブリンより強いってことか?

 ……逃げ切れるか?


 いや、無理だろ、詰んでる。

 オークから逃げれば無数のゴブリンに追われる。

 ゴブリンから逃げるにはオークを掻い潜って向こうに、そして向こうにはグリズリーさんがいるはずである。


 これは、まさに背水の陣。前門のオーク、後門のゴブリン。前門の先にはグリズリー、か。

 やらねば……ならんらしい。

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