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ウサギさん、絆システムを調べる4

 防具屋のおやっさんにガハハと笑いながら見送られ、出て行くお客さんがドアを開いた隙に自身も外に出る。

 次に向かうのは武器屋である。

 武器屋自体は一度来ているのだが、残念、俺ではこのドアを開くことは叶わない。

 くぅ、かくなるうえは、はい、貫通しまーす。


 ドアをすり抜けるウサギさん。

 丁度カウンターのおやっさんがぼーっとしている状態で、ドア突き抜けて来たウサギさんと目が合った。

 無言によるしばしの邂逅。

 視線だけが交錯する。


「気のせいか? 今唐突にドア開かず入って来なかったか?」


 さぁ? ウサギさんには分かりませんな。

 小首をかしげて見せると、ンな訳ないよな。疲れてんのかな? と武器屋のおっさんは頭を掻く。

 そんな彼の近くに寄って、カウンターに飛び乗ると、ギルドカードを見せつける。


「おお、うさしゃんって名前前にも見たな。アレだ、ちんちくりんの嬢ちゃんと一緒に来てたウサギだな。ナイフが見たいのか?」


 こくり、頷いてみると、ちぃっと待ってな。と去っていく。

 さぁ、あのスキルが上手く発動すればいいのだが。

 持って来て貰ったのはアームダガーとジャミール・アパティ。

 興味深々アパティを手に取る。

 くっそ重い。でも人間にとっては片手で使えるものである。

 両手で持っておやっさんに見えないようにする。


「おいおい、何してんだ?」


 スキル発動! 隠すと増えます!

 直ぐにコピーをアイテムボックスに突っ込みアパティ本体は武器屋に返す。

 アームダガーも同様に行う。


「何がしたいんだ? あ、もっと扱いやすいのが良いのか? んじゃぁこれとかどうだ?」


 俺が何をしてるのかは良く分かってないようだが、武器を持ち逃げするつもりは無いとわかり、気のいいおっさんは奥からナイフを持って来る。


「こいつは殺傷能力こそ低いが採り回しが楽でな。子供でも振り回せる武器だ」


 持って来たのは薄刃の半透明なナイフ。


「ララリリクという武器でな。とある部族が扱う武器らしいんだが、行商を始めて要らなくなったってことで売りに来たんだ」


 へぇ、んじゃぁソイツを貰おうかな。かなり小さいけど俺でも普通に使えそうだ。すっぽ抜けに気を付ければな。


「こいつは84000ストロだ。どうする?」


 買えなくはない。とはいえスキルでこれもコピーすると流石に訝しがられるし、何も買わずに出て行くことになり不審感を募らせかねない。

 だから、俺は普通に会計することにした。

 現金払いだ。ほいよ受け取りな。


「うお!? 突然金がカウンターに!?」


 驚くおっさんだが、直ぐに俺に視線を向ける。


「うさ公、もしかしてギルドカードに金入れてねぇのか?」


 なんすと!?

 え、このカードに入れれるの?


「金をこいつに突っ込んでみな?」


 突っ込む!? 

 言われるままに目の前に出した金をカードに押しこんでいく。

 おお、吸い込まれる。吸い込まれるぞ!? どうなってる!?

 すっげ、おもれー。って、ありゃ、お金全部吸いこんじゃったか。とりあえずおっさん。これで支払いで。


「おぅ、んじゃちょいと借りるぞ」


 カードで支払いとか、前世を思い出すなぁ。まぁ俺はお金付きのカード扱った事はないんだけどな。

 さっき入れた金が見事に消え去った。

 お買い上げしたララリリクをアイテムボックスにしまってお礼をして武器屋から去る。

 ドアをかりかりしてみると、武器屋のおっさんが気を効かせてカウンターから出て来てドアを開いてくれた。


 カードに金入れるのは帰ってからにしよう。

 こんな街中でそんな事してたらいいカモにされるからな。

 武器屋から出た後アイテムボックスを調べる。

 うむ、ある、あっちゃうぞジャミール・アパティ。

 くく、くくく、はーっはっはっは。


 マギーラビット、正直失敗かと思ったがむしろ俺好みの進化だったようだ。

 種も仕掛けもないマジック、否、それはマジックなどというモノではもはや呼べない。

 超常現象。魔法。それに類するものだ。


 何しろ二つに増えたナイフ達は、本物と全く同質の実力を発揮できるんだからな。これ、伝説の武器に使えば恐ろしいことになるな。

 ふふ、そういう武器に出会うのが楽しみだ。

 あ、そう言えばクロウ君S級冒険者だっけ、ユニーク武器持ってそうだな。明日にでも頂きに行こう。


 次の日の予定を組んで街の外へと向かうウサギさん。

 もはや敵無しな全能感です。

 武装も手に入ったし、何か一気に強くなった気がするぜ。


 村を守る守衛さんに軽く挨拶して森の中へと走る。

 何でウサギが村から? とか疑問が聞こえたが、大丈夫だよな。戻ってくる時はちょっと気を付けた方が良さそうだ。


 湖へと駆け抜ける。

 途中鹿が二体ほどいたが、俺に気にせず草を食んでいたので見逃すことにした。見逃されたとは思うまい。ふははははは。


  ―― 称号:詐欺師 を手に入れた! ――


 なんでじゃーっ!? 何故ここでそれを覚えた!?

 ----------------------------------------


 名前:うさしゃん

 種族:サイキックラビット・シロウサギ

 二つ名:雑草ハンター・ハイエナ・ヤリ逃げ犯・アホの子・人生の迷い子・暗殺兎・スピードファイター、詐欺師/状態:発情

 Lv:6  HP:283/283 MP:72/72 TP:70/70

 所持ストロ:3728000

 経験値ストック:982

 技スキル:咆哮/連打/シュート/飛び蹴り/ドロップキック/回し蹴り/掌返し/疾風怒涛/魔素取り込み

 マジックスキル:親指消えまーす/中の人消えまーす!/ステッキから花/貫通しまーす/隠すと増えます/何処からでも出ます/連なって出ます/人体切断マジック/ボックスマジック/浮き上がる杖/空飛ぶウサさん/脱出

 魔法スキル:魔力弾/魔力盾

 盗技スキル:盗む/強奪/魔法で盗む/マジックスティール/乱れ盗む/連続盗み/HPを盗む/MPを盗む/TPを盗む/心を盗む/パンツ盗む/ブラを盗む/知能を盗む/視界を盗む/気力を盗む/状態異常を盗む/スキルを盗む/お金を盗む/

 常用スキル:ステータス表示(Lv2)/変身/索敵(Lv1)/根性/身代わり/不退転/勝利の雄たけび/魔力視/魔力吸収/魔力変換/身体強化/拉致(Lv2)/経験値手動割り振り

 耐性スキル:毒耐性(Lv2)/麻痺耐性(Lv1)/腐食耐性(Lv1)/魔力耐性(Lv1)

 常時スキル:危険察知(Lv2)/忍びの一撃/雑草魂(Lv2)/死者への誓い/くいしばり/魔力回復・極小/水泳/浮上/木登り(Lv1)/壁昇り(Lv1)/着地上手/テクニシャン/絶倫/異種間性交・可/生殖器最適化/人族特攻/巨人殺しジャイアントキリング黄金玉宝破壊ナッツクラッシャー

 種族スキル:粗食耐性/脱兎/病気弱点/ぷにぽよん/擬態

 加護:麒麟の加護/系統樹確認

 不要:カードスラッシュ/スプーン曲げ・微/カードを切る/飛び跳ねる/百面相/予告状/破壊音波

 絆システム:ベッツ0%、ザイン1%、ガロン0%、リルハ0%、エフィカ0%、リア5%


所持品

草類

 薬草×74、薬草(毒)×58、薬草(麻痺)×59、薬草(沈黙)×77、薬草(腐食)×23、薬草(狂化)×47

 毒消草×85、麻痺取草×84、雑草×208、即死草×51、たんぽぽ×20、ヘンルーダ×30、宝石草×5、虫下し草×17、エリ草ぁ×142

 マキノコ×104、サルノコツカケ×76、笑い茸×66、パラライマッシュルーム×27、マジックマッシュ×5、梅茸×2、ドクササコ×41、カエンタケ×3

肉類

 蛇肉(毒)、虫肉×8、ゴブリンの肉×27、鹿肉

 高級豚肉、キンツル、オークの肉×6、豚頭×7、犬肉、豹肉、熊の手、熊肉

毛皮類

 ホーンディアの毛皮、グリズリーの毛皮、豹の毛皮、コボルトの毛皮、ブラックコボルトの毛皮、臭い腰布×20、綺麗な腰布×2

武具類

 緑の小さな鎌×8、棍棒×25、ホーンディアの角、青銅の槍×5、シルバーナイフ×2、ひのきの木剣、木斧、ウッドスタッフ、物干し竿、銀の胸当て、シルバーヘルム、ナイトブローバ―、魔法調節付き胸当て、魔法調節付きフルプレートメイル、ララリリク、アームダガー、ジャミール・アパティ

装飾品

 熊耳カチューシャ、豹柄Tシャツ、タキシード、蝶ネクタイ、シルクハット、ステッキ、赤いハンカチ

その他

 魔石×5、魔石・大、魔石・極大、ポイズンスネークの尾、進化の種、退化の種×999、ミニチュアハウス

ゴミ

 虫の羽×8、???からの手紙


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