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ウサギさん、コボルト集落を発見する

 残念というべきか、フラグは回収されなかった。

 クマさん一度もでてこないの。

 危険なことも無く一同は目的地へと辿りつく。


 茂みに隠れて調べるのはいいんだけどさ、ここ風上だよ皆? コボルトの鼻なら俺らが居るの丸分かりだと思うんだけど、その辺りは考えてないんだろうなこの面子。

 E級冒険者らしいメンバーは野生生物の風上に立つのは危険なことだと分かってるメンバーが居ないようだ。

 だからE級なんだよっ。って叫びたくなったよ。


 予想通りだろう、集落の周辺で索敵していたコボルトたちがしきりに鼻を動かし始める。

 しかし、それでもこのメンバーは誰も気付かれたと思ってないようだ。

 仕方無い、俺だけでもちょっと逃げとこう。

 エフィカの拘束をじたばた暴れて逃げだすと、エフィカが驚くのも構わず近くの木を駆け登る。


「わわ、逃げちゃったかと思ったけどさすがダーリン」


「何が流石なんだよ。つかウサギって木登れるのか?」


 ベッツが俺の行動に唖然としている。

 なんだね? そんな大口開けて、木の実でも落として欲しいのか?

 緑の食用う○こなら落としてやれるけど、それでいいか?


 木の上から集落を調べる。

 草木がなくなり、少し地面が沈下した場所に集落を構えているようだ。

 といっても横穴を掘ってそこに暮らしているらしく、巣穴から出ているのは哨戒任務とかやってるコボルト達だけのようだ。

 一際大きな洞窟には、昔はクロが居たのだろう。今は誰が居るんだろうか?


「チッ。マズい気付かれた!」


 ザインがいち早く気付いた。

 ガロンは索敵してたけど運悪く後ろを索敵中だったようで気付けなかったようだ。

 慌てて武器を構え前に出る。


 エフィカが剣を引き抜き、リルハが懐からアイテムを取り出す。

 ベッツが剣を構え、いつでも闘える状態になると、時間を置かずに飛びかかってくるコボルト。

 槍を引き絞り攻撃を仕掛ける。


「甘ェ!」


 ガロンが盾を構えて槍を斜めにいなす。

 横合いから飛び出すベッツ。気合いと共に一太刀でコボルトを切り捨てた。


「残り二体、ラグ!」


 ザインの魔法、杖から迸ったのは雷撃だった。

 茂みを掻き分け飛びかかったコボルトが直撃を受ける。

 丁度槍を向けた所だったから槍が避雷針の役割を果たし、コボルト自身に集めてしまった形だ。

 ばりばりばりっと凄い音を響かせコボルトが焼け焦げる。


「はぁッ」


 残る一匹はエフィカが何なく切り捨てた。

 その切り口を見て、エフィカはふむ。と唸る。


「どうしましたエフィカさん?」


「ミミックハウスを倒しただろう? あの後から身体がおかしいと思っていたんだが、今日闘ってみて理解出来た。反応速度が上がっているんだ。急激なレベルアップのせいで精神がついていってないようだな。今のコボルトの動き、いつも以上にゆっくり過ぎて驚いた」


「そ、そうなんですか……まぁ確かに妙にゆっくり飛ぶなぁとは思いましたけど……」


 そう言えばエフィカとリルハは急激なレベルアップで急成長したんだっけ。人間はどんどんレベル上がるからなぁ。どれ程の実力になっているのか興味はあるけど対戦はしないようにしよう。


「他のコボルトは気付いてない、か?」


「というか、コボルトの数が少なくないか?」


 襲いかかってくる気配というよりもコボルトの気配が無いので皆が茂みから出ていく。

 おいおい、流石に巣穴に無防備で突っ込むとかしないでくれよ。フォローしきれないぞ?

 でも、俺の心配は杞憂だったようだ。


 集落からも見える位置にやって来た人間たちを見ても、コボルトたちは攻撃しようとしていなかった。

 むしろクロに襲撃された村と同じように女子供を避難させる姿が見える。

 流石にこの光景は予想していなかったようで、ベッツ達がなんだこりゃ? と呆然としていた。


 避難完了したらしい、槍を持ったコボルト達が十数匹、洞窟の一つを守るように俺達の前に立つ。

 尻尾、丸まってるぞ。これって恐怖してるってことか? それでも守るべきモノがあるから立ち向かう。そんな気概が見える。


 おそらくだが、統率者であるクロがいなくなったことで群れを統括出来るコボルトがいなくなったんだ。

 そして狩りができなくなり、凶悪な猛獣には仲間を狩られ、徐々に数を減らし始めたんだと思われる。


 これ、放っといても壊滅すんじゃね?

 木から降りた俺は足早に近づいてガロンを駆けのぼる。

 驚くガロンの頭の上に立つと、他のコボルトが潜んでいないかを早速捜索する。


 追加のコボルトは居ないらしい。

 残っているのは女子供が二、三十匹。戦闘出来る男手が十数匹ってところらしい。

 これ、一応闘えば全滅はさせられそうだけど、どうすんだお前ら?


 コボルトを根絶やしにするのか、それとも自然淘汰に任せるのか、人間たちはどう決断を下す?

 俺はただガロンの上で皆の決定を待つのであった。

 巨漢だから頭の上に立ってても安定するな、お前にもいいところあったんだなウドの大木君。


 ----------------------------------------


 名前:うさしゃん

 種族:サイキックラビット・シロウサギ

 二つ名:雑草ハンター・ハイエナ・ヤリ逃げ犯・アホの子・人生の迷い子・暗殺兎・スピードファイター/状態:発情

 Lv:6  HP:283/283 MP:72/72 TP:70/70

 所持ストロ:3962000

 経験値ストック:84

 技スキル:咆哮/連打/シュート/飛び蹴り/ドロップキック/回し蹴り/掌返し/疾風怒涛/魔素取り込み

 マジックスキル:親指消えまーす/中の人消えまーす!/ステッキから花/貫通しまーす/隠すと増えます/何処からでも出ます/連なって出ます/人体切断マジック/ボックスマジック/浮き上がる杖/空飛ぶウサさん/脱出

 魔法スキル:魔力弾/魔力盾

 盗技スキル:盗む/強奪/魔法で盗む/マジックスティール/乱れ盗む/連続盗み/HPを盗む/MPを盗む/TPを盗む/心を盗む/パンツ盗む/ブラを盗む/知能を盗む/視界を盗む/気力を盗む/状態異常を盗む/スキルを盗む/お金を盗む/

 常用スキル:ステータス表示(Lv2)/変身/索敵(Lv1)/根性/身代わり/不退転/勝利の雄たけび/魔力視/魔力吸収/魔力変換/身体強化/拉致(Lv2)/経験値手動割り振り

 耐性スキル:毒耐性(Lv2)/麻痺耐性(Lv1)/腐食耐性(Lv1)/魔力耐性(Lv1)

 常時スキル:危険察知(Lv2)/忍びの一撃/雑草魂(Lv2)/死者への誓い/くいしばり/魔力回復・極小/水泳/浮上/木登り(Lv1)/壁昇り(Lv1)/着地上手/テクニシャン/絶倫/異種間性交・可/生殖器最適化/人族特攻/巨人殺しジャイアントキリング黄金玉宝破壊ナッツクラッシャー

 種族スキル:粗食耐性/脱兎/病気弱点/ぷにぽよん/擬態

 加護:麒麟の加護/系統樹確認

 不要:カードスラッシュ/スプーン曲げ・微/カードを切る/飛び跳ねる/百面相/予告状/破壊音波


所持品

草類

 薬草×74、薬草(毒)×58、薬草(麻痺)×59、薬草(沈黙)×77、薬草(腐食)×23、薬草(狂化)×47

 毒消草×85、麻痺取草×84、雑草×208、即死草×51、たんぽぽ×20、ヘンルーダ×30、宝石草×5、虫下し草×17、エリ草ぁ×142

 マキノコ×104、サルノコツカケ×76、笑い茸×66、パラライマッシュルーム×27、マジックマッシュ×5、梅茸×2、ドクササコ×41、カエンタケ×3

肉類

 蛇肉(毒)、虫肉×8、ゴブリンの肉×27、鹿肉

 オークの肉、豚頭、犬肉、豹肉、熊の手、熊肉

毛皮類

 ホーンディアの毛皮、グリズリーの毛皮、豹の毛皮、コボルトの毛皮、ブラックコボルトの毛皮、

 臭い腰布×21、綺麗な腰布×2

武具類

 緑の小さな鎌×8、棍棒×25、ホーンディアの角、青銅の槍、シルバーナイフ×2、ひのきの木剣、木斧、ウッドスタッフ、物干し竿

装飾品

 熊耳カチューシャ、豹柄Tシャツ、タキシード、蝶ネクタイ、シルクハット、ステッキ、赤いハンカチ

その他

 魔石×2、魔石・極大、ポイズンスネークの尾、進化の種、退化の種×999、ミニチュアハウス

ゴミ

 虫の羽×8、???からの手紙

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