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ウサギさん、訓練する1

 昨日リルハと共に外に出たことでいくつもの武器を手に入れた。

 リルハ曰く、余裕があれば防具も買いたかったらしいけど、武器だけで金欠になったのでもうちょっと待ってねということらしい。流石に可哀想なので防具は自分で買おうと思う。

 そう言えばストロ結構持ってたんだよ俺。なんとかアパティも買おうと思えば買えるんじゃね?

 30万ストロあるから……あ、無理かも。アパティ高過ぎだろ。


 あと11万ストロ足らなかったよ。これ、手に入れるまでどれくらいの期間があるんだろうか?

 もう一回ミミックハウス倒す位しないと手に入りそうにないぞ。

 まぁいい、本日は手に入れた武具を庭で振ってみよう。武器を使う訓練だ。


 早朝、誰もいない庭に辿りつく。

 だだっ広いスペースのここは庭園と何も無い庭が存在しており、何も無い庭の方には木で出来たベンチが一つ。憩いの場になっているそうだけど本日は誰も居なかった。

 ちなみに、この広場の建物側には重しのついた棒が二本存在し、そこに物干し竿が二本枝分かれした部分に嵌めこむように取り付けられている。


 洗濯物を干す為のようだけど、朝早過ぎるようで今は何も掛かっていなかった。

 庭園の方は草木が生い茂っており、そこを歩けるように等間隔の石畳が埋め込まれている。

 腕のいい職人さんにより風流な庭園が形作られているそうだ。御老人の宿泊客からは結構受けが良いらしい。

 リックたちは庭樹に止まった虫採りで喜んでるけどね。


 まぁ庭園はどうでもいいや。

 今回俺が使うのは草がむしり取られた後のお庭である。

 砂地に両足着けて、まずは両手で青銅の槍を持つ。


 持ちづらい、手が滑る、重すぎる、振り回される。

 ぶぅんと振ったらすっぽ抜けて槍だけ地面を滑走。ウサギさんはその場でクルクル回ってばたんきゅ~。

 うーん。やっぱり無理があるのかな?


 ひのきの木剣を持ってみる。

 木で出来てるし殺傷能力は無いから扱いやすいんだけど、やっぱりウサギは武器を持つようには出来ていないらしい。

 毛が邪魔して滑る滑る。

 人間みたいに指紋が無いから剣を持って固定することすら出来ない。

 それでも両手でしっかと持ってゆっくり振り被り、面っと叫びながら前に振る。

 当然。言葉として出たのはキ――――ッ。だった。


 振り下ろして止める。次の瞬間振り上げた手が妙に軽いことに気付く。

 丁度振り下ろした時にすっぽ抜けたようで何も無い両手を振り上げたウサギさんが居た。

 剣は滑走して青銅の槍の隣に並ぶ。


 気を取りなおして木斧を装備。

 真上に振り上げ、一気に振り下ろす。地面にザシュッと斧部が刺さり、動かなくなった。

 うおおおおおおっ!? 持ちあがらないっ!?

 重過ぎた斧に振り回されて深く差し込んでしまったようだ。


「あれ? 何してんのうさしゃん?」


 木斧を何とかしようと悪戦苦闘していると、リック君がやって来た。

 眠気まなここ擦りながら欠伸を一つ。

 変な物音聞こえたから見に来たそうだ。

 俺の姿を見て何コレ? と木斧を引き抜く。


 なん、だと!?

 俺が持ち上げるのにあんなに苦労したのに楽々持ち上げたというのか!?

 戦慄する俺に小首を傾げるリック。

 何してんの? と再び告げて来たので両手を伸ばして木斧を催促。


「ん? これが欲しいのか?」


 何の気なしに手渡してくれた斧、離れているようにジェスチャーすると、なんだなんだ? と良く分かっていないながら離れてくれた。

 すっぽ抜けないように慎重に振り被る。

 重量があるのでウサギの身ではかなり大変な木斧。

 武器として扱えるように振り下ろす。


 ザシュっと地面に突き刺さった。

 それで、ようやくリック君も気付いた。

 ウサギさんは人間の真似をするように斧を振り下ろしていたのだ。


「ぷふ、あはははは。ウサギには無理だって。こうしたいんだろ?」


 斧を取ろうと苦戦している俺を押しのけるようにして片手で斧を取るリック。

 そして素振りを軽々して見せる。


「ちょっと重いけど軽くなら振れなくはないね」


 ぐぬぬぬぬ。

 ええい、木斧は後だ。

 俺はウッドスタッフを取り出しこれを振り被る。


「お、今度は木の杖か? ふふん、ウサギに振れるかなぁ」


 見てろこんにゃろ、そいさ。

 ぶんっと振った瞬間木の杖が飛んで行き青銅の槍と木剣の間にすぽっと収まる。


「ぶははははははははっ」


 こ、このヤロウ腹抱えて笑いやがった!?

 いらっとした俺は杖を拾いに向かうと、スキル浮き上がる杖を使用。

 すると俺の周囲に独りでに浮き上がる杖。


「あははははは……は?」


 コノヤローっ。

 杖を使ってリックの頭をぽかぽか殴る。


「あいたっ。ちょ、怒るなよー。もう笑わないからっ」


 両手で頭を庇いながら逃げるリック。

 ふぅ、ちょっと大人げない事をしてしまった。


 ----------------------------------------


 名前:うさしゃん

 種族:サイキックラビット・シロウサギ

 二つ名:雑草ハンター・ハイエナ・ヤリ逃げ犯・アホの子・人生の迷い子・暗殺兎/状態:発情

 Lv:6  HP:283/283 MP:72/72 TP:70/70

 所持ストロ:3962000

 経験値ストック:5

 技スキル:咆哮/連打/シュート/飛び蹴り/ドロップキック/回し蹴り/掌返し/疾風怒涛/魔素取り込み

 マジックスキル:親指消えまーす/中の人消えまーす!/ステッキから花/貫通しまーす/隠すと増えます/何処からでも出ます/連なって出ます/人体切断マジック/ボックスマジック/浮き上がる杖/空飛ぶウサさん/脱出

 魔法スキル:魔力弾/魔力盾

 盗技スキル:盗む/強奪/魔法で盗む/マジックスティール/乱れ盗む/連続盗み/HPを盗む/MPを盗む/TPを盗む/心を盗む/パンツ盗む/ブラを盗む/知能を盗む/視界を盗む/気力を盗む/状態異常を盗む/スキルを盗む/お金を盗む/

 常用スキル:ステータス表示(Lv2)/変身/索敵(Lv1)/根性/身代わり/不退転/勝利の雄たけび/魔力視/魔力吸収/魔力変換/身体強化/拉致(Lv2)/経験値手動割り振り

 耐性スキル:毒耐性(Lv2)/麻痺耐性(Lv1)/腐食耐性(Lv1)/魔力耐性(Lv1)

 常時スキル:危険察知(Lv2)/忍びの一撃/雑草魂(Lv2)/死者への誓い/くいしばり/魔力回復・極小/水泳/浮上/木登り(Lv1)/壁昇り(Lv1)/着地上手/テクニシャン/絶倫/異種間性交・可/生殖器最適化/人族特攻/巨人殺しジャイアントキリング黄金玉宝破壊ナッツクラッシャー

 種族スキル:粗食耐性/脱兎/病気弱点/ぷにぽよん/擬態

 加護:麒麟の加護/系統樹確認

 不要:カードスラッシュ/スプーン曲げ・微/カードを切る/飛び跳ねる/百面相/予告状/破壊音波


所持品

草類

 薬草×74、薬草(毒)×58、薬草(麻痺)×59、薬草(沈黙)×77、薬草(腐食)×23、薬草(狂化)×47

 毒消草×85、麻痺取草×84、雑草×208、即死草×51、たんぽぽ×20、ヘンルーダ×30、宝石草×5、虫下し草×17、エリ草ぁ×142

 マキノコ×104、サルノコツカケ×76、笑い茸×66、パラライマッシュルーム×27、マジックマッシュ×5、梅茸×2、ドクササコ×41、カエンタケ×3

肉類

 蛇肉(毒)、虫肉×8、ゴブリンの肉×27、鹿肉

 オークの肉、豚頭、犬肉、豹肉、熊の手、熊肉

毛皮類

 ホーンディアの毛皮、グリズリーの毛皮、豹の毛皮、コボルトの毛皮、ブラックコボルトの毛皮、

 臭い腰布×21、綺麗な腰布×2

武具類

 緑の小さな鎌×8、棍棒×25、ホーンディアの角、青銅の槍、シルバーナイフ、ひのきの木剣、木斧、ウッドスタッフ、物干し竿

装飾品

 熊耳カチューシャ、豹柄Tシャツ、タキシード、蝶ネクタイ、シルクハット、ステッキ、赤いハンカチ

その他

 魔石×2、魔石・極大、ポイズンスネークの尾、進化の種、退化の種×999、ミニチュアハウス

ゴミ

 虫の羽×8、???からの手紙 

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